誤嚥を防ぐ姿勢や座り方は? 誤嚥を防ぐ姿勢や座り方は?

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誤嚥を防ぐ姿勢や座り方は?

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寒い季節は、家にこもって
座っている時間が長くなりがちですが、

気を付けたいのは、
座っている時の姿勢です。

特に食事中は、誤嚥防止のためにも
正しい姿勢を心がけたいところです。

そこで今回は、誤嚥を防ぐ
座り方についてお伝えしてまいります。

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誤嚥を防ぐ姿勢や座り方は?

多くの高齢者は、
加齢により背中が丸くなり、座った時に、

からだの重心が後ろに下がって
椅子にもたれる状態になりやすくなります。

このような姿勢だと
体感を支える力が弱まり、
飲み込みに必要な機能も低下し

姿勢が悪いと、
誤嚥のリスクが高まります。

物を飲み込む際、
人は舌を動かしたり、
喉仏を引き上げたりしています。

姿勢が崩れると、
その筋力が低下します。

呼吸も浅くなり誤嚥した際に、
強く咳き込んで吐き出すのも
難しくなります。

年齢とともに、食事中の悩みは増えるようだ。

2019年の国民健康・栄養調査で、
70歳以上の約1700人に
食事中の様子を尋ねたところ、

4割が「左右両方の奥歯で
しっかりかみしめられない」と答え、

3割が「汁物などでむせることがある」と回答しました。

食事中にものをつまらせる
窒息事故も少なくありません。

誤嚥防止につながる姿勢のポイントは三つあり、
・左右の足の裏をしっかり床につける
・膝はほぼ直角に曲げ、かかとを少し手前に引く
・深く腰掛け、やや前かがみの状態になる――

前かがみ気味にすることで、
後ろにずれやすい重心が前方に移ります。

両足にも自然と体重がかかり、
体を支えられます。

この時、最も大事なのは、
「骨盤を立てる」ことで、

骨盤を立てると体幹が安定し、
かんだりのみこんだりする力が増します。

おへそを真正面に突き出すイメージで
座ってみるとよいでしょう。

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自分の姿勢を確認したい時は、
家族などに横から写真を撮ってもらえば
客観的にチェックできます。

筋力や体幹が弱まり、
姿勢が安定しにくい人もいます。

その人の状態に応じた支援が必要です。

片側に体が傾きがちな人は、
体と一欠の間にクッションを置いて
体がまっすぐになるよう調整します。

食事の際は椅子にきちんと座ることで
食事も取りやすくなります。

机や椅子が自分に合っているかも確認しましょう。

机はひじが無理なく載る高さがよく、
足が床につかない時は
足置き台などを使いましょう。

座っていて姿勢が崩れ、
滑り落ちるケースなど、
高齢者の椅子関連の事故は多くあります。

ひじ掛けがあると左右からの
転落防止になりますが、

机のひじ掛けがぶつかる椅子だと、
体と机に距離が出来て危険です。

ひじ掛けが机の下に収まる
椅子を選びましょう。

食事のほか、書き物など
活動時は同じ姿勢を心がけます。

一方でソファでくつろぐ時は、
楽な姿勢で構いません。

●正しい座り方
◯椅子に背筋を伸ばして座る→骨盤が立っっている
☓椅子に浅く背筋を曲げて座る→骨盤が後ろに傾いている

まとめ

いかがだったでしょうか?

家で座っている時間が長くても、
食事の前は座り直すなど、

姿勢を意識することで生活にも
メリハリがでますよ。

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