足のむくみを解消する体操やマッサージは? 足のむくみを解消する体操やマッサージは?

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足のむくみを解消する体操やマッサージは?

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寒さから歩く機会が減り、
足のむくみに悩んでいる人も
少なくありません。

そこで今回は、
家の中で実践できる、

むくみ解消の体操や
マッサージをご紹介します。

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足のむくみを解消する体操やマッサージは?

夕方になると足がむくんで
歩きにくくなった、

家の中で転ばないか
毎日ひやひやしていないでしょうか。

厚生労働省が2019年に行った
国民生活基礎調査によると、

「足のむくみやだるさ」を訴える
65歳以上の高齢者は、男性が41.2%、
女性が73.6%にのぼりました。

二足歩行の人間は
元来むくみやすい生き物です。

血液は心臓の働きによって全身に送られ、
静脈を通って再び心臓に戻ります。

しかし、加齢により、
静脈で血液の逆流を防いでいる
弁の機能が低下すると、
血液が心臓に戻りにくくなり、

重力に従って足の末端にたまるため、
足がむくみやすくなります。

足の血液は、ふくらはぎの筋肉が収縮することで
心臓に押し上げられるため、

むくみの解消には、
ふくらはぎや足首の運動が有効です。

では、ここで簡単な体操をご紹介します。

まずは、ふくらはぎの体操から。

椅子に座り、足裏を床につけます。

両足のかかとをゆっくりと上げ、
つま先立ちの状態になったら元に戻します。

次はつま先をゆっくり上げ、
元に戻します。

いずれも20回ほど繰り返します。

足首の体操も、椅子に座った状態で行います。

片方の足を上げ、
つま先で円を描くように

右回りに10回、左回りに10回、
足首を大きくまわします。

もう片方の足も同じように回します。

●手足パタパタ体操
あおむけに寝転び、
両手両足を上げて動かしたり
揺らしたりする

最後は寝る直前に行うと
良い手足パタパタ体操です。

あおむけに寝て両手両足を上げ、
手足の力を抜き、
1~2分ほど手足を軽く動かします。

動かすのが難しければ、
小刻みに揺らすだけでもよいです。

血行をよくするために、
体操は入浴後に行うと、
より効果的です。

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筋力の低下なとで体操が難しい場合は、
家族や介助者によるマッサージが有効です。

マッサージはあおむけになった状態で受けます。

まず、ふくらはぎのマッサージから。

介助者は足先側から手のひらを
すねに密着させます。

手全体で足を握るようにしながら、
足首から膝に向かって
少しずつ動かしていきます。

左右の足で5回ずつ行います。

高齢者の皮膚は刺激に弱いため、
皮膚が突っ張る度に手を離すように注意します。

太もものマッサージは、
介助者が足の外側から
両手を内ももにそえて行います。

両手で小さな円を描くようにしながら、
膝の横からそけい部に向かって
動かしていきます。

1ヶ所につき、5回ほど円を
描くようにするとよいでしょう。

たまった血液を上半身へ
追いやっていくイメージで、
手を動かしてみてください。

昼と夕方に行うと、
むくみがとれやすくなります。

体操やマッサージ以外にも、
足をことより高くして座ったり、

弾性ストッキングを着用したりすることで、
むくみを緩和することができます。

●マッサージの仕方
ふくらはぎ
手全体で足を握るようにしながら、
足首から膝に向かって少しずつ動かす

太もも
両手を内ももに添えて、
小さな円を描きながらそけい部に向かって
1.から2.の順に5回ずつ手を動かす

まとめ

いかがだったでしょうか?

むくみを放置しすぎると、
血栓になって脳梗塞や
心筋梗塞につながる危険性もあります。

日常的にできる範囲で
対策することが大切ですね。

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