ビッグひな祭りとは?勝浦や千葉で行っている?雛人形の寄付は?

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ビッグひな祭りとは?勝浦や千葉で行っている?雛人形の寄付は?

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桃の節句のひな祭りといえば
ご家庭で雛人形を飾って
お祝いするものですが、

この雛飾りを大量に飾り付けて行う

ビッグひな祭り という

町おこしのイベントをご存知でしょうか?

今回はそのビッグひな祭りについて
特に有名な徳島県勝浦町と
千葉県勝浦市の由来や様子を
中心にお伝えしてまいります。

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ビッグひな祭りとはなに?開催場所は勝浦?

ビッグひな祭り
徳島県勝浦郡勝浦町で、
毎年2月から3月にかけて
開催されているお祭りです。

期間中に巨大なひな壇の上に
数多くの雛人形を飾られています。

そして、千葉県勝浦市でも
地名が同じ「勝浦」と共通することから

『かつうらビッグひな祭り』が、
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町では
『南紀勝浦ひなめぐり』が開催され、
それぞれ巨大ひな壇に
雛人形が飾られています。

他にも直接的な繋がりはありませんが、
長野県須坂市では
『信州須坂しあわせ雛祭り』

埼玉県鴻巣市では
『鴻巣びっくりひな祭り』が
それぞれ別々に開催されています。

では、そもそもどこから
始まったのかというと

元々は1985年(昭和60年)
徳島県の役場職員の有志10人が立ち上げた

「ちえぶくろ」という
町おこしグループが、
1988年(昭和63年)4月

全国に発信できるイベントとして
百段のひな壇をメインとした

「春ですよ~おひな様、子供たちに夢を」

題してひな祭りを開催したのが最初です。

今の名称のビッグひな祭りとしては
1989年(平成元年)から始まっており、

そこで飾られる1000体以上のひな壇と
人形供養がニュースなとで
取り上げられて話題になり、

町役場の職員では対応できなくなったので
第4回以降からは街の活性化を
目的としたNPO法人、阿波勝浦井戸端塾に
その運営が引き継がれました。

2001年には全国勝浦ネットワークの縁で
千葉県勝浦市が徳島県勝浦町から
約7000体のひな人形を里子として譲り受け、

ここでも『かつうらビッグひな祭り』が
開催されるようになりました。

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町では
2011年9月4日の台風12号による
災害からの復興を願って

徳島県勝浦郡勝浦町、
千葉県勝浦市、
和歌山県海南市か

約5000体
ひな人形を里子として譲り受けて

翌年の2012年(平生24年)
『南紀勝浦ひなめぐり』が始まりました。

このように各地のビッグひな祭りは、
本来の子供の成長や厄除けを
願う以外に人と人との繋がりや

地域を越えた支援が
その元になっているんですね。

次の章では千葉県と
徳島県のビッグひな祭りの
様子についてお伝えします。

ビッグひな祭りとは 千葉や徳島の祭りの様子

千葉県かつうらビッグひな祭り

千葉県勝浦のビッグひな祭りは
ひな祭り実行委員会によって
だいたい2週間程度に渡って
開催されています。

前の章でお伝えしたように
徳島県勝浦郡勝浦町より
譲り受けた7000体を含む

約30000体以上のひな人形が
勝浦市役所やJR勝浦駅などの
公共施設をはじめ商店街の各店舗などに
設置されたひな壇に飾られます。

中でも遠見岬神社の参道の
石階段60段に飾られる
1800体のひな人形は有名で
夕暮れからライトアップもされます。

他にも市内各地で小規模な展示が行われ、
勝浦市芸術文化交流センター・キュステでは

期間中に客席を巨大なひな壇に見立てて
約4700体のひな人形が飾られています。

これ以外にも稚児の衣装で統一した
子供たちのひな行列など
イベントも多く催されています。

徳島県元祖ビッグひな祭り

徳島県勝浦郡勝浦町のビッグひな祭りは
生名(いくな)の人形文化交流館で、

前の章でお伝えしたように
NPO法人阿波勝浦井戸端塾
ビッグひな祭り実行委員会によって
約1ヶ月間開催されます。

会場には2万体以上のひな人形が飾られ
中でも目を引くのが会場中央にそびえ立つ

高さ8mにも達するピラミッド型の
巨大な100段のひな壇で、

周辺も含めた300段に
は約30000体
のきらびやかな雛飾りは
元祖を名乗るのに相応しいものです。

ここ以外にも同時期には
勝浦町坂本地区でひな人形の
奥座敷も開催されており
坂本地区の町並みのあちこちで
様々な趣向を凝らした飾り付けをした
雛人形が並べられています。

ビッグひな祭りとは 雛人形の寄付は募集してる?

ビッグひな祭りでは、
供養の意味も含めて要らなくなった
ひな人形を募集しているところも
ありますのでご紹介いたします。

ご家庭で処分に困った時や
少しでもお祭りのお役に立ちたいと
思った方は送られてください。

徳島県勝浦郡勝浦町
阿波勝浦井戸端塾

こちらは持ち込みですが、
持ち込めない場合には
受付日を指定した上で
宅配便でも送れます。

受付場所 人形文化交流館
受付期間と時間 1月30日~31日の
        午前9時~午後4時まで
供養料 5000円~

詳しくはこちら ひな人形供養

千葉県勝浦市
かつうら潮風散歩道

こちらは送付に予約が
必要となっていますので注意が必要です。

電話予約の後、申込書が発送され
同封の払込取扱票で郵便局口座に
保管・整理料として5000円を振込み
ひな人形を送付します。

詳しくはこちら   
勝浦市観光ポールタルサイト
かつうら潮風散歩道

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
南紀勝浦ひなめぐり

こちらも供養費用と保管費用として
5000円を口座にお振込むか
現金書留を送り 振り込んだ後、
指定の住所に送ります。

詳しくはこちら 南紀勝浦ひなめぐり

埼玉県鴻巣市
鴻巣びっくりひな祭り

こちらも電話での予約の後
参加協賛金として5000円振り込みます。
鴻巣市産業観光館ひなの里にて
持ち込みも受付ているようです。

詳しくはこちら 鴻巣びっくりひな祭り

まとめ

始まりは一市役所の
とても小さな集まりが

このような大きなイベントになって
全国に広がっているのは
とても素晴らしいことですね。

もし、ご興味があるのであれば、
お近くのビッグひな祭りに出かけてみては?

勝浦海中公園近く、新鮮なお刺身をお腹いっぱい♪食べられる素朴な家族経営の宿。

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