高齢者のスロージョギングのポイントは? 高齢者のスロージョギングのポイントは?

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高齢者のスロージョギングのポイントは?

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友人との会話や景色を楽しみながら、
ゆっくりと走る「スロージョギング」が
シニア世代に注目されています。

一般的なジョギングに比べて
スペースがゆっくりで、

足腰に負担が少ないため
初心者も始めやすいのが特徴です。

そこで今回は、
高齢者のスロージョギングについて
お伝えしてまいります。

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高齢者のスロージョギングのポイントは?

年齢を重ねるにつれ、
長距離を走るのがつらくなったという方も
多くいると思いますが、

スロージョギングは足腰への負担が少なく、
高齢者の運動にピッタリです。

まず、大事なのが姿勢です。
胸を張って背筋を伸ばし、
あごを軽くあげます。

目標はまっすぐ前に向けて遠くを見ます。

前傾姿勢になったり、
背筋が曲がったりすると、

体に負荷がかかり、
ケガにつながります。

歩幅は小さく保ち、
かかとではなく、
足の指の付け根あたりで着地し、
足裏で地面をおすようにして走ります。

指の付け根付近で着地すれば、
地面から衝撃を緩和できるため、
膝や腰への負担を軽減できます。

ペースは、隣の人と笑顔で
しゃべれるくらいの
「ニコニコペース」で行いましょう。

腕を大きく振るとペースが
速くなるので注意しながら、
普段通りの呼吸で走ります。

姿勢を崩さず、ゆっくり長い時間
走ることが大切ですので、
まずは準備運動をしてから始めてください。

スロージョギングは健康にも効果的で、
福岡大スポーツ科学部が

66~85歳の男女75人を
対象に行なった研究では、

3ヶ月間スロージョギングを続けた人は、
しなかった人に比べて、

心肺機能や足腰の筋肉が鍛えられ、
スタミナが16%アップして、
筋肉中の脂肪量が減少しました。

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体の上下運動があるため、
移動距離が同じでも、

ウォーキングに比べて
運動量が大きくなります。

これによって、特に鍛えられるのが
太もも筋肉です。

太ももは、イスから立ち上がったり
階段を登ったりする時に使う筋肉で、
転倒防止などにもつながります。

そのため、初心者は1日10分から
始めてみると良いでしょう。

疲れたらウォーキングに切り替え、
息が整ったら再びスロージョギングを
再開するなどして、
できる範囲で毎日続けることが大切です。

テレビを見ながら、
リビングで数メートル間を行ったり
来たりするだけても効果があります。

●スロージョギングのポイント
・歩くくらいのスピード
・腕は大きく振らない
・頭と腰、足の着地点が
1本の線になるように意識する

まとめ

いかがだったでしょうか?

健康寿命をのばすためには
日々の運動が大切です。

生涯スポーツとして、
スロージョギングを
始めてみてくださいね。

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