認知症の家族の言動がおかしい場合にどう対応する? 認知症の家族の言動がおかしい場合にどう対応する?

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認知症の家族の言動がおかしい場合にどう対応する?

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高齢の家族が認知症になって
物が盗まれたなど、

しばしば困った言動を行うようになった場合、
どのように対処すればよいのか悩みますよね。

そこで今回は、
認知症の家族の言動がおかしい場合に、

どの対応すればよいのか
お伝えしてまいります。

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認知症の家族の言動がおかしい場合にどう対応する?

困ったなと思う言動があっても、
深呼吸をして落ち着いてから対応してください。

認知症の症状によって起きている
状況だとわかってはいても、

毎日、向き合う家族としては、
思い悩んでしまうのが普通です。

でも、怒ったり、しかったりしても、
「嫌なことを言われた」という記憶だけが
残ることがほとんどです。

だから、いったん心を落ち着かせて、
嫌な言葉出てくるのを止めましょう。

家族の中できつい言葉が飛び交って、
関係がギスギスしてしまうのは悲しいことです。

命や健康に支障がなければ良い、
とするくらい割り切ってみてもよいですね。

自分だけで受け止める必要もなく、
認知症カフェや家族の集まりで、

同じ立場の仲間や専門職に相談すると、
知恵がもらえるので参加するのも手です。

ずっと家で一緒にいるという
状況を変える選択肢もあります。

「体は元気だから」という理由で、
認知症でも介護保険サービスを
利用していない人も多いのですが、

デイサービスなどの
介護の専門家に任せることで、

家族がケアから距離を
置く時間を持つことができ、
心のゆとりにもつながります。

家では、家族に失敗を
とがめられることが多くなって、

緊張し、肩身の狭い思いをしている人も多く、
デイサービスなどは

失敗しても怒られることはなく、
安心して過ごせます。

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家に特にすることがないと、
「不安なこと」や「気になっていること」
ばかりを考えがちです。

外へ時々出るようにして、
ほかの人との交流や
レクリエーションで気分転換すれば、

その間は、「不安なこと」への意識は小さくなり、
落ち着いたり、表情が穏やかになったりと、
よい影響が期待できます。

介護では、つらい時間もありだからこそ、
一緒においしい物を食べるといった

「良い感情を共有できる機会」を
増やすことも必要です。

●家族が心がける対応

・「不安」や「焦り」など本人の気持ちに寄り添い、
しっかり向き合う
・デイサービスなどの利用で、本人の気分転換や、
家族の心のゆとりにつなげる
・ものの置き場所を決める。
しまった場所は、メモですぐに確認できるようにする


・その場しのぎの「うそ」や「ごまかし」は
信頼関係を崩しかねない
・怒ったり叱ったりすると嫌な印象だけが残り、
状況の悪化につながりやすい

まとめ

いかがだったでしょうか?

物がなくなったなど、誰かを疑うことを
「物とられ妄想」ということがあります。

でも、その人にとっては
記憶にあることがすべてなので、

簡単に「妄想」と
片付けないようにしてくださいね。

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