負担の少ない布団の室内干しの方法は? 負担の少ない布団の室内干しの方法は?

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負担の少ない布団の室内干しの方法は? 

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高齢者の頭を悩ませる家事の一つが
「布団干し」ですが、

重くてかさばるため、
ふらついて運ぶのが
難しいという人もいます。

そこで今回は、負担の少ない、
布団の室内干しの方法について
お伝えしてまいります。

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負担の少ない布団の室内干しの方法は?

全国ふとんクリーニング協会によると、
一人用の布団の重さは、

敷き布団が5~6キロ、
羽毛の掛け布団は
2~3キロのものが一般的です。

人間は一晩でコップ1配分の
汗をかくと言われ、
湿気を含むと布団は更に重くなります。

湿った状態が続くと、
カビが生えたり、

汗に含まれる塩分や皮脂をエサに
ダニが繁殖したりして、
健康に悪影響が出る恐れもあります。

布団をソサに干す人も多いですが、
天日干しにこだわる必要はありません。

天日干しは、カビを
防ぐのに役立ちますが、

アレルギーの原因となる
ダニには効果が薄いです。

ダニは50~60度以上出ないと
確実に死滅しない上に、

日光を避けて布団の奥に
移動することもあります。

布団の湿気をとばし、
ダニの繁殖力を低下させることが大切です。

天日干しにこだわらず、
できる方法て定期的に
布団を乾燥させてください。

大事なのは風の通り道を作ることです。

屋内でできる干し方として
まずは、椅子を使った方法をご紹介します。

背もたれがついた椅子を置き、
かぶせるように布団をかけます。

座面も使い、
布団が三角形になるように干すと
風が通って乾きやすくなります。

次は、室内用の
物干しスタンドを使った干し方です。

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X形のスタンドを使い、
布団がM字になるように干すと、

全体的に空気が当たり、
乾きやすいです。

布団を持ち上げることに
不安を感じる場合無理をせず、
布団の下にカゴを置く方法を試しましょう。

洗濯カゴや収納用のカゴを2~4個使います。

布団の下に入れ、
床との間に20センチほどの隙間を作ります。

いずれも、日当たりの良い
窓際で行うとよいですね。

天気が良ければ、部屋の窓や
ドアも開け空気の通り道を作ります。

窓のそばまで布団を動かすのが難しい場合は、
扇風機などを使い、布団に風を当ててもよいです。

湿気が多い梅雨や汗ばむ夏は、
週に1回程度、約2~3時間、
干すのが望ましいです。

布団を干すのが難しければ、
掛け布団をめくっておくだけでも湿気は減ります。

体が触れていた部分に
風を当てるように心がけましょう。

高齢者を対象に、
布団の丸洗いや乾燥のサービスを
無料で提供している自治体もあります。

千葉市では、布団を減すのが難しい
65歳以上の一人暮らし世帯や、

寝たきりの状態で同居人の
介護を受けられない60歳以上を対象に、
布団乾燥のサービスを行っています。

市内居住者限定で、
月1回、無料でサービスを受けられます。

市の委託業者が、乾燥機付きの
専用車で各家庭を訪問し、

掛け布団、敷き布団、毛布、
マットレス各1枚を乾燥します。

丸洗いサービスもあり、
年1回まで無料です。

東京都世田谷区や練馬区、
さいたま市や水戸市などでも、
布団の乾燥サービスを実施しています。

数百円程度の負担が必要だったり、
対象が要介護認定を受けた高齢者に限られたりと、

自治体によって利用条件が異なるため、
役所に問い合わせて確かめてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

高齢者だと布団干しだけではなく、
日常の家事においても苦労されると思いますが、

お伝えしたように、
自治体でサービスを
行っているところもありますので、

悩む場合には一度調べてみてくださいね。

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