健康観察アプリとはなに、そのおすすめは? 健康観察アプリとはなに、そのおすすめは?

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健康観察アプリとはなに、そのおすすめは?

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新型コロナウイルスの感染対策として、
体温や体調などを管理できるスマートフォンの
「健康観察アプリ」を使う人が増えました。

新型コロナの感染症法上の位置づけが
「5類」に移行しましたが、

アプリを活用して引き続き
体調管理に気をつけることが重要です。

そこで今回は、健康観察アプリとは
どのようなもので、
おすすめのものをご紹介します。

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健康観察アプリとはなに、そのおすすめは?

健康アプリは、利用者が
ダウンロードした後、

自分の体温や体重などを毎日のように
入力して記録を残していきます。

せきの有無や体のだるさといった
体調を入力するものもあります。

自分の健康状態を観察し続けることで
体調の変化にいち早く気付ける便利なツールです。

コロナ禍では、ウイルス感染の有無を
判断するのに発熱があるかが重要な目安です。

そのためクラスター(感染集団)
対策としてアプリを導入し、

社員に体温を毎朝入力させる
企業が増えました。

政府も対処方針の中でアプリの
活用を呼びかけたことから、

企業だけでなく、学校や医療機関などでも
一斉に導入する動きが広まりました。

例えばアプリを導入した企業では、
社員一人一人が

自分の体調変化を把握しているため、
無理な出勤をせずに感染拡大を抑えられます。

また、入力情報は自動で集計されるため、
社内の管理者は発熱者がどれぐらいいるのか、

感染者がどの部署にどれだけ
集中しているのかといった
情報すぐに把握できます。

入力を忘れている社員にまとめて
通知を出すことも可能です。

●健康観察アプリの仕組み
健康アプリ
記入項目例
体温
血圧
せきなどの症状の有無...

利点1
・体調の変化にいち早く気づき、
無理な外出を控える

利点2
・紙を使った記入式よりも時間が短縮できる
・入力を忘れている人や発熱者を瞬時に把握できる

利点3
・クラスター対策に生かせる
・集計されたデータから
感染状況の傾向をすぐに把握できる

アプリを過去の健康データと連携すれば、
より健康維持につながる可能性があります。

例えばワクチンの接種歴や血圧、
薬の処方歴を記録する
「お薬手帳」と連携すれば、

救急搬送の際、持病と日頃の体調を踏まえた
迅速な処置につながると期待されます。

健康診断結果と連携すれば、
日頃の診察がより効果的になるかもしれません。

京都大発の新興企業
「ヘルステック研究所」は、

2022年末から2023年末4月まで
京都府医師会などと連携し、

日頃の診察にアプリを活用するための
実証事業を行いました。

医師は、糖尿病気などの患者がアプリに
入力した健康診断結果や体温、

血圧などの情報に基づき
総合的な診療を行うとができたということです。

アプリは個人の健康意識を高める効果もあります。

自分の体重を日々入力し続けてていると、
暴飲暴食をやめて適正な体重に
近づいていくという研究報告もあります。

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客観的に健康の記録をつけることは、
生活習慣を見直す良いきっかけになります。

●データ連携で日頃の健康維持にも役立つ
データの候補
・お薬手帳
・健康診断結果...

期待される効果
・日頃の診察でより効果的な診療になる
・救急搬送で体調を踏まえた迅速な処置につながる
・日常生活で健康意識が高まり、暴飲暴食を防ぐ

体重や血圧などは個人情報であり、
アプリは個人情報保護の徹底が欠かせません。

家電大手「パナソニックホールディングス」の
「OND'U」は、家族や職場などの
グループ内でお互いの体温を把握できますが、

体温の値ではなく、
36.9度以下なら青色マーク、

37度から37.4度なら黄色マークと
変換して情報共有しています。

内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策サイトでは、
専門的な知見を盛った意思が
監修したアプリを5つ紹介しています。

少なくとも全国の自治体や学校、
企業など5100団体が

これらのアプリを利用し、
ダウンロード数は合計135万件に上ります。

自分の健康は自分で
管理しなければなりません。
感染対策だけでなく、

日頃の健康維持にも
健康観察アプリを上手に活用しましょう。

●内閣官房のホームページで紹介されている健康観察アプリ
OND'U(パナソニック ホールディングス)
少人数のグループでお互いの情報を共有

らくらく健康観察(ヘルステック研究所)
国立感染研究所が推奨する
健康観察に準拠した問診を記録可能

健康観察CHAT(富士通)
チャット形式で20項目を入力する。
個人情報保護のため、利用者IDで管理

リーバー(リーバー)
記録以外にチャットで医師に相談も可能

ヘルス×ライフ(勤次郎)
健診データを入力すればAI(人工知能)で
将来の健康状態が予測できる

まとめ

いかがだったでしょうか?

健康は自分自身で管理するのが基本です。

一人一人が健康を意識することが
最終的には感染対策になります。

新型コロナウイルスの場合、
感染してから潜伏期間があるので

発熱するまでの間に倦怠感が
あったかどうかなど

当時の体調を振り返ることが
できるメリットもあります。

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