認定こども園とはどのような施設か? 認定こども園とはどのような施設か?

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認定こども園とはどのような施設か?

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子供が成長し、保育園や幼稚園に
預けることを考える人もいるでしょう。

その選択肢の中に認定こども園を含めて
検討する場合もあるでしょう。

そこで今回は、
認定こども園とはどのような
施設かについてお伝えしてまいります。

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認定こども園とはどのような施設か?

認定こども園は小学校に入る前の
子供が通う施設の一つです。

幼稚園や保育所に比べて
なじみがないかもしれませんが、
両方の機能があります。

そもそも、幼稚園と保育所の違いは、
幼稚園は3~5歳の子供が通って
幼児教育を受けるところです。

園での教育は基本的に1日4時間程度で、
昼過ぎには帰宅します。

最近は夕方まで預かり保育をする
幼稚園もありますが、

もともと専業主婦のいる
家庭が多く通っていました。

保育所は、主に母親が働いている家庭が
利用しています。

子供の年齢は0~5歳と幅広く、
預かる時間1日8~11時間と長めです。

認定こども園はその両方の機能があり、
0~2歳の子供は、

親が働いているなどの理由で
保育の必要がある場合に限られますが、

3~5歳の子供はこうした理由が
なくても対象となります。

また、通っていない家庭にも
子育て支援をしています。

園の数も増えており、2006年に
認定こども園の制度が始まった背景には、

共働き世帯の増加による
保育所の待機児童問題の深刻化がありました。

当時は定員割れの幼稚園から、
認定こども園への移行を促し、

拡大する保育需要の受け皿とする
狙いがあったようです。

さらに、従来の保育所でも
長期的な少子化の影響を考慮して、

認定こども園に移行して、
幅広く子供を受け入れることで、

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経営を維持しようとする園が増えました。

2022年春には全国で計9220園と、
幼稚園数を超えました。

認定こども園を利用するには、
「幼稚園機能」「保育所機能」
それぞれに定員があります。

前者は円に直接申し込みます。

後者は他の認可保育所と同様に
住んでいる自治体に申し込み、
その後入園先が振り分けられます。

●就学前の子を預かる「認定こども園」
認定こども園
・0~2歳主に共働き家庭
・3~5歳全ての家庭の子供
・保育の必要な子は8~11時間
・その他は基本4時間と預かり保育など

↑同じ施設で一体的に預かる↑
幼稚園          保育園
・3~5歳に幼児教育    ・0~5歳に保育
・基本4時間と預かり保育  ・必要に応じて8~11時間

まとめ

いかがだったでしょうか?

少し複雑なところもありますが、
ただ、いったん入園すれば、

親が仕事を始めたり、
働き方を変えたりした場合でも、

子供は同じ園で生活しやすくなる
メリットがあります。

社会のニーズに対応して、
幼児教育や保育も変化していると言えそうです。

関連記事:幼稚園と保育園の利用料とその無償化の仕組みとは?
     幼保無償化制度とはどんな制度、対象外や注意点は?



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