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春の彼岸はいつ?その期間や意味と墓参り、ぼたもちや食べ物も紹介

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彼岸といえば秋の彼岸を
思い浮かべる人も多いかもしれませんが、

春の彼岸も忘れてはならない
大切な行事です。

そこで今回は春の彼岸について
その期間や意味、食べ物について
伝えしてまいります。

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春の彼岸はいつ?その期間は?

そもそも春の彼岸は
いつからかというと、
春分を挟んだ前後各3日を合わせた
7日間がその期間にあたります。

この春分というのは祝日である
春分の日のことではなく、

天文学上においての春分のことなので
間違えないようにしましょう。

祝日である春分の日は
毎年2月に発行する官報よって
翌年の春分の日が定められるのですが、

天文学上の春分は太陽が春分点

(黄道と天の赤道との2つの交点のうち、
黄道が南から北へ交わる方の点)

を通過した瞬間の太陽黄経が0度となった時のことで

暦ではその瞬間を迎える日を春分日、
または春分の日と呼んでいます。

このため各国でも毎年微妙に
時間や日にちがずれるのです。

この日を迎えるのは
例年20日か21日がほとんどで

20日の場合は17日から彼岸入りし、
23日に彼岸が明けます。

21日の場合は18日から彼岸入りし、
24日に彼岸が明けることになります。

では、なぜお彼岸ができたのでしょう?
それについては次の章でお伝えします。

春の彼岸の意味とは?墓参りは?

現在のお彼岸の元となっているのが
806年に初めて行われた彼岸法要で、

『日本後紀』には崇道天皇が
諸国の国分寺の僧に命じて
春秋の2回、その中日を挟んで
前後3日間、計7日間にわたって

「金剛般若経を読まわしむ」という
記録がのこっています。

また、仏教用語として

「波羅蜜」(パーラミター)
という言葉があり

この意訳「至彼岸」
由来するという説もあります。

つまり彼岸とは
悟りの世界のことですから

彼岸へ到達するという意味になり、
それが浄土思想に結びついて

春分と秋分に真東から昇って
真西に沈む太陽をみて

はるか彼方にある極楽浄土に
思いをはせたのかもしれません。

これらの意味から言うと
彼岸は先祖を供養する日では
ありませんでしたが、

先祖に感謝することによって
自然や仏様にも日頃の感謝を行う行事として
一般にも墓参りが定着しました。

次の章ではそのお墓参りに持っていく
お供え物についてお伝えします。

春の彼岸の食べ物とは?ぼたもちの由来

春の彼岸に持っていくものとしては
故人や先祖の好きな物を
お供えするのが良いのですが

果物の場合、季節柄手に入る物も
限られていますので
あまりこだわることもないでしょう。

また、持ち帰らずに
そのまま供えて置くのならば

そのあとの始末のしやすさも
考えておかなければなりません。

ですから、なま物や
果物の場合はちゃんと器に盛って

そのまま処分できるように
お供えしておきましょう。

お彼岸のお供え物といえば
ぼたもちですが

このぼたもちとおはぎについては
諸説ありますので
ご紹介いたします。

一番定説として有力なものが
季節の花に例えて
春の彼岸では牡丹から

「ぼたもち」

秋の彼岸では萩から
「おはぎ」

と呼ばれているという説です。

そしてその上で名前が違うだけで
物は同じという説があります。

ただ、東京では
どちらの季節も「おはぎ」と
呼んでいたという指摘もあるので
確かなことは不明です。

他にも、

もち米を主な材料に
使用するするものが

「ぼたもち」

うるち米を主な材料に
使用するするものが

「おはぎ」という説。

こし餡を使ったものが「ぼたもち」
つぶ餡、または煮た小豆そのままを使ったもの
(その逆もあり)が「おはぎ」

中の米を完全に潰したものを
「ぼたもち」

米の粒が残っている
(あるいは全く潰していない)のを

「おはぎ」

大きいものを「ぼたもち」
小さいものを「おはぎ」

小豆餡を用いたものが「ぼたもち」
きな粉を用いたものが「おはぎ」

など、混沌としていますので
これは完全な答えというものはなく、

「ぼたもち」も「おはぎ」も
各地域で様々な作り方と
呼ばれ方をしていたためだと推察されます。

上記の中には春と夏で
区別する説がありましたが、
実は夏冬にも別の呼び方があります。

夏「夜船」
ぼたもち(おはぎ)は
餅と違って杵を使って搗くなくて良く
音を出さずに作ることができるため、

隣に住む人に気づかれず
いつ搗いたのか知らないことから、

「搗いたのか知らない」→
「(夜暗くて船が)着いたのを知らない」
という言葉遊びから。

秋「北窓」
「夜船」と同じく

「搗いたのか知らない」→
「(北向きでは月が見られないため)月を知らない」
月が見えないのは北側の窓
という言葉遊びから。

まとめ

冒頭でも書きましたが、
春の彼岸は秋の彼岸と
比べて馴染みが薄いですが

春の彼岸には春なりの良さがありますので
先祖の供養とともに行なってみては
いかがでしょうか。

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