車椅子で旅行するには? 車椅子で旅行するには?

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車椅子で旅行するには? 

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涼しくなる秋に家族で
旅行を考える人は多いでしょう。

高齢や障害により車いすが
必要な家族がいる場合でも、

旅行会社や団体に相談して
実現可能な計画を立てたり、

介助者の付き添いなどの
サポートを受けたりすることができます。

そこで今回は、
車椅子で旅行するにはどうれば
よいのかについてお伝えしてまいります。

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車椅子で旅行するには?

車いすでの旅行は現地で困らないよう、
下調べや準備が重要ですが、

交通機関や観光・宿泊施設ごとに
バリアフリー情報を調べるのは
労力がかかりますよね。

旅行会社に問い合わせたり、
車いすの人を対象にした
団体ツアーに参加したりするほか、

施設情報などを提供する団体に
相談すると便利です。

NPO法人「日本バリアフリー観光推進機構」
全国約20か所に窓口があります。

また、NPO法人
「日本ユニバーサルツーリズム推進ネットワーク」は、
全国37団体が加盟し、
計画作りの相談に乗るなどしています。

コロナ禍による旅行控えもあり、
準備に不慣れな家族は多いはずなので、
気軽に相談するとよいでしょう。

車いすでの移動や入浴、
食事、夜間の見守りなどを支援する
ヘルパー派遣サービスもあり、

同センターでは原則1時間5000円
(利用は1.5時間以上)と交通費がかかります。

計画作りの相談は、
現地の下見やヘルパー確保などの調整に

時間がかかることもあるため、
出発の1ヶ月前には行いましょう。

必要な情報は目的地や予算、
人数、楽しみたいことなど要望だけでなく、

食事やトイレ、服薬などで
心配に思うことも伝えてましょう。

特に自力で立ち上がれるかなど体の状態や、
日頃の介助の内容は正確に説明することが大切です。

立てないのに「立てる」などと言うと、
必要な支援が受けられなくなります。

宿泊先選びには車いすのサイズや重さのほか、
電動か手動かどうかも重要です。

客室までの段差やスロープの有無、
客室の出入り幅、

室内で回転できるスペースがあるかを
事前に確認しやすくなります。

貸し切り風呂や露天風呂付きの客室を利用すれば
他の宿泊客に気兼ねせずに入浴できます。

最近は浴場に入浴用の車いすや
介護リフトを備えた温泉宿もあり、

「利用すれば介助が楽になり、
家族も旅を楽しむ余裕が生まれます。

看護師らが出発から帰宅まで
付き添うサービスもあります。

「ハンディネットワークインターナショナル」の日帰りなど
8時間以内の同行費は

介護スタッフ1人が5万5000円、
看護師は8万2500円で、交通費は別です。

1泊2日の同行費は倍で、
宿泊費もかかります。

要介護度が高くても希望がかなえば、
人生で前向きな思い出ができるので、

最初から旅行は無理だとあきらめずに
下記のサービスを利用してみてくださいね。

●車椅子での旅行に関する情報収拾と相談先
日本バリアフリー観光推進機構
運営サイト「全国バリアフリー旅行情報」
http://www.barifuri.jp/portal/
TEL 080-6955-7883
秋田~鹿児島にある約20ヶ所の
相談センターが施設情報を提供

日本ユニバーサルツーリズム推進ネットワーク
http://jutn.net/
TEL 078-381-6470
全国37団体が加盟。計画作りの
相談やヘルパー派遣などを行う

観光庁「観光施設における心のバリアフリー認定制度」
バリアフリーの認定基準を満たした全国の
ホテルや飲食店など約930施設を
ホームページ上で公表

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●車椅子旅行のポイント
1. 目的地と移動手段を決める
まず、旅行の目的地と
移動手段を決めましょう。

目的地が海外の場合は、
日本よりもバリアフリーが
整っていない場合もあるため、
事前に観光スポットや
宿泊施設の情報を調べておくと安心です。

移動手段は、飛行機や新幹線、
電車、バスなど、車椅子で
利用できるものを検討しましょう。

2. 車椅子の準備をする
車椅子は、旅行先でも
快適に過ごせるように、
事前に準備しておきましょう。

車輪がしっかりと
回転するように調整しておき、
必要に応じて、雨具や車椅子用スロープ、
車椅子用トイレの貸し出しサービスなどの
オプションを利用するのもおすすめです。

3. 旅行保険に加入する
旅行中に万が一の事故や病気に備えて、
旅行保険に加入しておきましょう。

車椅子利用者用の保険もありますので、
確認してみてください。

4. 宿泊施設を予約する
宿泊施設を予約する際は、
車椅子で利用可能な部屋が
あるかどうかを確認しましょう。

また、車椅子で入れる入浴設備や、
エレベーターなどの設備が
整っているかどうかも確認しておきましょう。

5. 持ち物を準備する
旅行に必要な持ち物に加えて、
車椅子旅行に便利な持ち物を
準備しておきましょう。

例えば、車椅子用スロープや
車椅子用トイレの貸し出しサービスなどの
オプションを利用する場合、

そのオプションの料金や利用方法を
確認しておきましょう。

また、車椅子旅行では、
歩行する機会が少ないため、

足の筋力低下を防ぐために、
ストレッチやマッサージ用の道具を
用意しておくとよいでしょう。

6. 海外旅行の場合は、パスポートやビザの申請をする
海外旅行の場合は、
パスポートとビザの申請が必要です。
また、海外旅行保険に加入しておくと安心です。

7. 情報収集をする
旅行先の観光スポットや宿泊施設の情報は、
インターネットや旅行ガイドブックなどで
調べておくとよいでしょう。

また、車椅子ユーザー向けの
旅行情報サイトやアプリなども活用できます。

8. 体調管理をする
車椅子での旅行は、
歩行する機会が少ないため、

足の筋力低下や体調不良を起こしやすいです。

旅行前には、十分な体調管理を
しておくようにしましょう。

以下に、車椅子旅行で
役立つ情報をご紹介します。

車椅子旅行に便利な持ち物
・車椅子用スロープ
・車椅子用トイレの貸し出しサービス
・車椅子用ベッド
・車椅子用レンタカー
・車椅子用マップ

車椅子旅行に便利なサービス
・バリアフリーツアー
・車椅子旅行のサポートサービス

まとめ

いかがだったでしょうか?

旅行会社などに相談する際は
キャンセル料の発生条件を
確認しておきましょう。

要望などに基づいて計画を作って、
宿泊先などを仮予約した時点で

発生する場合があるで
十分に注意してくださいね。

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