硬膜下血腫とはどういう病気でその治療法や注意点は? 硬膜下血腫とはどういう病気でその治療法や注意点は?

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硬膜下血腫とはどういう病気でその治療法や注意点は?

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転倒や交通事故などで頭を打って
脳を包む膜と脳の間で出血が起き、

血の塊が脳を圧迫して頭痛や吐き気、
認知症に似た症状などが出る

「硬膜下血腫」という病気があり、
急性と慢性の2種類に分けられます。

命を救い、後遺症を防ぐためには
早期受診が大切です。

そこで今回は、硬膜下血腫とはどういう病気で、
その治療法や注意点についてお伝えしてまいります。

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硬膜下血腫とはどういう病気?

脳は頭蓋骨と「硬膜」「くも膜」
「軟膜」という3層の膜に包まれています。

硬膜下血腫は硬膜とくも膜の間にある
架橋静脈という血管が、

頭部への衝撃がきっかけで切れて
発症することが大半です。

転倒のほか、ラグビーや柔道などの
スポーツで頭部に衝撃を受けることなどが

出血の原因となります。

血の塊(血腫)が脳を圧迫し、
様々な症状が出ます。

高齢者で発症が増えるとされます。

加齢で脳は萎縮し、
脳と頭蓋骨の隙間が広がり、
血管が引き伸ばされます。

血管自体も弾力性が失われ、
損傷しやすいです。

さらに骨密度の低下で頭蓋骨がもろくなり、
衝撃のダメージが増大すると考えられています。

●硬膜下血腫とは
硬膜とくも膜の間の静脈が切れて、
血が三日月状にたまる

2タイプある
急性硬膜下血腫
頭部への衝撃から数時間程度で表れる
乳幼児は頭を激しく揺さぶられて発症も

慢性硬膜下血腫
時間をかけて脳が血腫で圧迫されることで、
認知症のような症状が表れる
高齢者は圧迫まで時間がかかり、
症状発現が遅くなることも

症状が出血から数時間程度出るのが急性、
数時間程度で出るの急性、
数週間から約1ヶ月かけてでるのが慢性です。

漫画家の鳥山明さんは急性硬膜下血腫で
2024年3月に亡くなりました。

急性では意識障害、頭痛、吐き気、
嘔吐、めまいなどが起きます。

症状の出方は、元々の健康状態、
血腫の位置や大きさに左右されます。

血腫が、頭を打った場所と
反対側の脳の表面にできることもあります。

高齢者では発症まで
時間がかかることがあります。

時間がかかることがあります。

脳が萎縮していると、
結集が大きくならないと
圧迫されないからです。

乳幼児では頭が激しく揺さぶられて
発症することもあります。

慢性でも頭痛や吐き気などの症状が表れます。

加えて、血腫が脳を徐々に圧迫することで
認知症のような症状が出ることがあります。

会話の受け答えがうまくできなくなる
・失禁する
・物忘れが多くなる
・体の一部がまひする
――などです。

性格が変わる人もいます。

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硬膜下血腫の治療法や注意点は?

急性の死亡率は55%程度と言われており、
積極的に治療します。

コンピュータ断層撮影装置(CT)で
三日月状の血腫を確認したら、

開頭して早朝に出血を止め、
可能な限り血腫を取り除いて
脳内の減圧をします。

手術後は圧迫による腫れが引くまで
頭蓋骨を戻しません。

脳そのものが大きく傷ついていることも多く、
後遺症がでることもあります。

2ヶ月以上入院してリハビリする人もいます。

慢性では、管を挿入て血腫を
とりのぞく治療を選択することがあります。

血腫に近い頭蓋骨と硬膜に
1~1.5センチ程度の穴を開けて吸引し洗浄します。

200ミリリットルほど血が溜まっていることもあります。

局部麻酔で済み、約1週間で退院できます。

この手術でほとんどのひとが治りますが、
約1割の人で再発します。

再発した場合、改めて手術を行います。

何らかの理由で手術できない患者には、
余分な水分を除去する
漢方薬を投与することもあります。

●硬膜下血腫の治療法と注意点
まずCTで三日月状の血腫を確認する
急性硬膜下血腫
開頭手術
・回答して出血を止め、
血腫を除去
・手術後は脳の腫れが引くまで、
頭蓋骨は開けたままにする
・リハビリ期間を含めて
2ヶ月以上入院することも

→慢性硬膜下血腫
穿頭手術
・頭蓋骨と硬膜に1~1.5センチほどの穴を開ける
→管を入れて血を吸引する
・200ミリリットルほどたまっている場合
・局部麻酔で済み、1週間ほどで退院できる

内服治療
・余分な水分を除去する
漢方薬「五苓散」を使うこともある

特に注意する人
高齢者
→加齢で脳が萎縮して
隙間が大きくなる
→骨密度が低下し、軽い衝撃で
出血しやすくなる

血液をさらさらにする
薬を飲んでいる人
→出血しやすい

まとめ

いかがだったでしょうか?

くも膜下出血に比べると、
認知度は低いですが、
死亡率が高い病気です。

早期診断と治療が救命率を上げ、
後遺症のリスクを下げます。

激しい頭痛や嘔吐が続いたら、
救急車を呼びましょう。

家族が頭を打ち、気になる症状があれば、
24時間は1人にしないでくださいね。

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