パーキンソン病の症状や新しい治療法は? パーキンソン病の症状や新しい治療法は?

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パーキンソン病の症状や新しい治療法は?

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手足の震えや歩行困難などが表れる
「パーキンソン病」。

進行すると、薬の効果が短くなり
体のバランスが取れなくなる、

効き過ぎて手足が勝手に動く
などの症状が出てきます。

こうした進行期の患者向けに、
薬剤を体に24時間注入することで
効果が持続する新しい治療法が
2023年、登場しました。

そこで今回は、
パーキンソン病の症状と
新しい治療法についてお伝えしてまいります。

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パーキンソン病の症状や新しい治療法は?

パーキンソン病は、
脳内にある一部の神経細胞が極端に減少し、

情報伝達を担う物質の
ドーパミンが減ることで起き、

動作が緩慢になる、
手足が震える、
筋肉が硬直するといった症状が出ます。

高齢になるほど発症する割合が高くなり、
国内には約29万人の
患者がいると推計されています。

根本的に治す方法は見つかっておらず、
主に飲み薬で症状の軽減や改善を目指します。

中心となる治療薬は、
脳内のドーパミンを
増やす働きがある「L-ドーパ」で、

発症当初の3~5年は
よく効くとされます。

病気が進行すると、
薬の量を増やしても効きにくくなり、

動きにくいなどの症状が
表れやすくなります。

逆に薬が効きすぎて、
手足が勝手にくねくねと動く
症状が出ることもあります。

神経細胞の減少により、
脳内のドーパミンの量を調節するのが
難しくなることなどが原因とみられます。

こうした進行期の患者を対象に、
パッチをおなかに貼り付け

薬液を注入する持続皮下注療法が、
2023年5月に保険適用されました。

L-ドーパをポンプから
24時間持続的にパッチに送り、

パッチから伸びる針状の細い管を通じて
血管に薬液を入れます。

●パーキンソン病の主な症状
早期
・膝や指などの筋肉がかたくなって、
 スムーズに動かしにくくなる
・素早く動けない
・手足が震える

進行期
・薬が効きすぎてしまい、
 手足が勝手にくねくね動く
・薬の効果が切れ、動きにくい時や
 まっすぐ立つのが難しい時がある

これまで進行期の治療法は、
おなかに穴を開け、

胃にチューブを通して
ゼリー状のL-ドーパを
小腸に注入する「経腸療法」と、

脳の病変部位に電極を
埋め込み電気刺激によって

症状の改善を促す
「脳深部刺激手術」が主流でした。

どちらも効果が長続きする利点はあるものの、
それぞれ腹部や脳にチューブ、
電極を入れる手術を受ける必要があります。

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持続皮下注療法はパッチを貼るだけで済み、
手術を受けずに済みます。

都内に住む男性(75)は
8年前にパーキンソン病の診断を受けました。

2年前、薬の効果が弱まり、
体中の筋肉がこわばって
動けなくなる症状が出ました。

食事も喉を通りにくくなり、
流動食に切り替えました。

2023年9月から持続皮下注療法を受け始めました。

症状は改善し、普通の食事も少し軟らかくして
取れるようになりました。

体力を維持しようと、
ほぼ毎日散歩や体操を行っています。

男性は「充実した毎日を送れています」
と喜んでいます。

持続皮下注療法はパッチで
皮膚が腫れることがあります。

また、高齢などで認知機能が低下し、
パッチを自分で外してしまう可能性のある
患者には向いていません。

●進行期の治療法の比較
     続皮下注療法   経腸療法    脳深部刺激手術
治療   細い管を皮膚に  お腹に穴を開け  脳の深いところに
     指して、チューブ てチューブを通  細い電極を挿入し、
     を通じて薬を注入 し、小腸に薬を  電流を流す
     する       注入する

メリット 効果が長く続く。 効果が長く続く  効果が高い上に、
     手術が不要             長く続く

デメリット 機器の操作が  あなに穴を開け  脳に電極やコード
     煩雑で、皮膚の 手術が必要    を埋め込む手術が
     腫れなどが起こ          必要
     りやすい

まとめ

いかがだったでしょうか?

パッチを着けるのに
介護者の助けが必要な人もいます。

副作用などの問題も含めて、
医師と相談して、

自分に合った治療法を決めてくださいね。

関連記事:パーキンソン病とはどんな病気?その診断基準や治療法は?
     手の震えの症状や治療の方法は?



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