子供が五月病になったらどう対処する?小学生と中学生の場合は?

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子供が五月病になったらどう対処する?小学生と中学生の場合は?

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五月病と言えば
一般的なイメージでは

新入社員や大学の新入生が
なるものと思われていますが、

最近では連休が明ける頃に
受験をくぐり抜けてきた

小学生や中学生にも
その症状が出てしまうことが
増えてきました。

そこで今回は小学生や
中学生の子供が五月病になったら

どのように対処したらよいのか
お伝えしてまいります。

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子供が五月病になったらどう対処したらいい?

子供が五月病になったら
どう対処すべきなのでしょうか?

まず最もやってはいけないことが

励ますことです。

これは意外に
思われるかもしれませんが、

五月病になりやすい
子供の性格というのは、

真面目でがんばり屋か
完璧主義の几帳面な場合が多いので、

知らず知らずの内に自分を追い込んで
気づかないあいだにストレスを
溜め込んでしまっています。

ですから、そこで励ましてしまうと
さらにがんばらなくてはいけないと
思い込みより症状が悪化する恐れがあります。

では、どういう言葉を
かければよいのかというとね

「そんなに必死になってがんばらなくても、
大丈夫だから無理しなくていいよ」

言ってあげると
子供の気持ちがずいぶん楽になります。

また、新学期から
1ヶ月たっているとはいえ
まだまだ慣れていなかったり

ようやく慣れていても

心は疲弊しています。

それを少しでも
癒やしてあげるためにはね

まずは子供の心に寄り添ってあげるために
話をよく聞いてあげましょう。

不安や子供なりの愚痴も
たくさんあるはずなので、

それを上手に吐き出させてあげるのが
有効な対処の仕方です。

他にも新生活で以前と
比べて生活リズムが乱れている場合にも

五月病になってしまいやすいので
規則正しい生活や運動で

汗を流したりすることも
身体的な対処として効果的です。

じゃあ、どのような場合に
五月病を疑ったらよいのでしようか?

五月病の予兆としては
以下のようなものがあります。

●表情が暗く、変化がない

●口数が以前より少なくなった

●食欲がない

●以前まで好きだったものや
 興味があったものに感心を示さない

●不機嫌になりやすい

●一人になりたがる

●何事にも消極的になり行動しない

●学校に行きたがらない

これらに当てはまるのであれば
五月病になりかけているか、

もうすでになっているものとして
上記でお伝えしたように対処してあげてください。

それでも全く改善されないようであれば、

心療内科や精神科に相談されても
よいかもしれません。

五月病だと甘くみていると、
そのままズルズルと長引いて

不登校になる可能性も少なくないので、
早い段階で対処なされることをお勧めいたします。

次の章では子供が
小学生であった場合についてお伝えします。

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子供が五月病になった場合 小学生は?

小学生が五月病になる場合というのは
幼稚園・保育園との違いについていけず

慣れることができない子供が
なりやすい傾向にあります。

その特徴はこんなものが原因かもしれません。

学校または先生が怖い、

あるいは嫌っている

これは幼稚園や保育園という環境が
本人にとって慣れ過ぎたり
心地よすぎたために

ギャップが生じて苦しんでしまっています。

本人としては学校に
行かなければいけないのを
理解しているつもりなのですが、

当日の朝になると
気分が落ち込んでしまい

酷い時には腹痛や頭痛など
体調の不良に繋がります。

では、どのように対処すれば
よいかというと、

前の章でお伝えしたように
話をよく聞いてあげて

少しでも不安や
恐怖心を和らげてあげましょう。

そしてどうしても行きたくないと
訴えた場合には時には休ませてあげてください。

その場合には

どうして行きたくないのか、
どうすれば行けるようになるのか

あなたからの押しつけではなく、
お子さんに問いかける形で聞き出しましょう。

もし、本人が望むのであれば
付き添って登校してあげましょう。

それを繰り返すことで
学校への恐怖心が次第に
なくなって行くはずです。

その場合には先生や学校とも
話し合って連携するのことも忘れないでくださいね。

次の章では子供が
中学生であった場合についてお伝えします。

子供が五月病になった場合 中学生は?

中学生が五月病になる場合は
俗に中1ギャップと言われる

中学生活に馴染めない状態が
大きく関係しています。

それには以下のようなことが関わっています。

●同級生・先輩後輩・教師との人間関係

●生活のリズムの変化

●授業や勉強の仕方の違い

これらが原因で五月病になり、
それが続いたため不登校のまま引きこもりに
なってしまうという恐れがあります。

そうなってしまうと
取り返しがつかないので

五月病の段階で十分に
対処することが重要です。

それにはやはり、
最初の章でお伝えしたように
よく話し合うことが大切です。

極めて当たり前のことですが、
それが中学生ぐらいになると

思春期や反抗期ということもあって
なかなか難しいのではないでしょうか?

ここではあなたの覚悟が問われるので
批判や否定するのをグッとこらえて

とにかく一方的でもよいので
話を聞いてあげてください。

そうすることで初めて
あなたのことを信頼してくれます。

それが上手く行けば、
どうすればよいのかも
分かってきますので

根気よく向き合ってくださいね。

まとめ

五月病というと単に子供が怠けたり
甘えているだけだと軽く考えてしまいがちですが、

長引くと学業だけでなく
この先の人生にも影響を与えてしまうので、
少しでも予兆を感じることができたなら

後悔することがないようしっかりと
向き合って対処してあげてくださいね

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