アジサイの育て方 庭植えをするには?地植の方法と日当たりと冬は?

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アジサイの育て方 庭植えをするには?地植の方法と日当たりと冬は?

2017/03/11

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梅雨時の長雨の合間に見かける
ピンクやブルーに咲くアジサイは
とても心を弾ませるものですよね。

このアジサイを見て自分でも育ててみたいと
思われね方も多いのではないでしょうか?

ですが、実際に育ててみると分からないことや
思い通りに行かないこともあったりしますよね。

そこで今回はアジサイを庭で育てるための

地植えの方法と冬に行わなければいけない作業、

最適な日当たりの場所についてお伝えしてまいります。

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アジサイの育て方 庭植えを行うには?地植の方法

アジサイは鉢植えで育てるよりも
地植えにするほうが水やりなどの管理も簡単で、
大きく成長しやすく花の数も増えるので

初心者の方で庭をお持ちの方であれば
むしろ地植えから始められるとよいでしょう。

では、どのように始めるのかというと

まずは苗木を選ぶことから始めましょう。

アジサイの苗木は園芸店の店頭で
4月から5月にかけてがもっともたくさん並びますので
その時期に購入されることをお勧めします。

なぜなら花が咲く6月には
店頭にほとんど並ばなくなるからです。

そして、購入されるのであれば
できるだけ多くの中から選んだほうが
より元気で良質なものが手に入りやすいので

梅雨を迎える前に準備するようにしてくださいね。

もし、花が咲き始めているのでしたら
その中でも蕾が多くて枝も太く、
葉の色が濃くて分厚いものを選んで購入してください。

鉢植えから庭植えにする時期ですが、
花が咲いている最中に植え替えを行ってしまうと

株そのものが弱ってしまうため
花が咲く前の3月から4月か花が咲き終わった
7月の終わりか10月の始め頃に行ってください。

剪定に関しては初心者の場合は
庭えの植え替えと同直に行うことは控えてください。

どうしてかというと剪定には花を咲かせるためや
アジサイ自体を元気にする意味はなく、

あくまで大きく成長しすぎてスペースを取って
管理がしにくくなるのを防ぐために行うので

苗木の鉢から庭へ植え替える場合には
避けておかれるのが無難です。

植え替える場所は水はけのよい土壌が最適で
そこにアジサイの根鉢よりも
一周り大きめの穴を掘ります。

穴が掘れたら、掘り出した土と腐葉土を

掘り出した土 7 : 腐葉土 3 の

割合になるように混ぜて
掘った穴に少し戻し入れます。

そうしたらアジサイを鉢から抜いて
堀った穴に収まるよう鉢根を少し崩します。

崩したら掘った穴にアジサイの株を植え、
腐葉土と混ぜた土を再び戻します。

やや地面と比べる低くなるまで戻したら
根の周りに一瞬水が溜まるまで水を与え、
そのあと水が引くまで待ちます。

水が引くのを見届けたら
残りの腐葉土と混ぜた土を
地面と同じ高さになるようにして
軽く踏んで馴らしたら植え替えの作業は終わりです。

植え替えの後はアジサイの根が
地面に根付くまで毎日水やりを行ないます。

植え替えを行う時期によっては水切れをして
葉がしおれてしまうことがあるので気をつけてください。

しかし、やりすぎてしまうとその環境に慣れすぎて
水切れにとても弱くなってしまうので注意が必要です。

しばらく定期的に水やりを行なって
枝や葉が成長し始めたら根付いた証拠なので
それからは基本的に水やりを行う必要はありません。

ただ、真夏で晴天が続いた場合には
適度に地面を濡らすようにしましょう。

アジサイの育て方 日当たりはどんな場所がいい?

土壌以外でアジサイを地植えするのに
適した環境というのは

適度な日当たりがある場所です。

なぜなら日が当たらないと花付きが悪くなり
花芽が育たないためです。

ただ、あまり日当たりが良すぎたり、
西日の当たる場所は乾燥して
葉が焼けたり痛んでしまうので

日の当たる時間がある日陰か、
比較的明るい日陰の場所が適しているといえます。

また、乾燥にも弱いことを考えると
適度に湿気のある風が直接当たらない場所に
植えるとよいでしょう。

アジサイの育て方 冬にする作業は?

アジサイは冬になる11月から2月までは
落葉して枯れたように状態になります。

ですが、内部では花芽が徐々に作られていて
春に芽を出すための準備をしています。

アジサイは乾燥した冷たい風に弱いので
直接当たらないよう気をつける必要があります。

もし当たり続けてしまうと、
枝の先端についている花芽が
枯死してしまう恐れがありますので
十分に気をつけてください。

ですので、冬に雪が降らない地方であっても
この時期は注意が必要です。

行わなければならない作業としては
地植えなので水やりは必要ありません。

肥料についてはアジサイは
あまり必要としていないので
与えすぎないようにしてください。

もし、与える場合には
株の周りに溝を丸く堀って化成肥料を与えておきます。

場所や深さは根に接するか
接しないかの位置が最適です。

なぜならアジサイは肥料が必要な時には
肥料に向かって根を伸ばし、
不要であれば避ける性質があるためです。

まとめ

アジサイは見た目の力強さと比べて
育てるのが難しい植物でもあるので、

育て始めた最初のうちは
花が思うように咲いてくれなかったり

花が年々小さくなってしまうなど
困難に直面することもあるかもしれません。

ですが、基本を押さえて丁寧に育てていけば
きっと応えてくれるので是非チャレンジしてみてくださいね!
関連記事:アジサイの育て方 室内で鉢を生育するには?日当たりや冬は? 

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