アジサイの剪定はいつ 冬?花芽、葉芽、脇芽は?エンドレスサマーの場合は?

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アジサイの剪定はいつ 冬?花芽、葉芽、脇芽は?エンドレスサマーの場合は?

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アジサイを育て始めたはいいけど
分からないことが多くて、

どのように世話をすれば
来年も同じように綺麗な花を
咲かせることができるのか悩んでいませんか?

特に剪定の時期や方法について
迷われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、剪定はいつ行えばよいのか?

花芽や葉芽の脇芽の違いとその避け方、

初心者におすすめの
エンドレスサマーの場合についてお伝えしてまいります。

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アジサイの剪定はいつがいいの?冬は間違い?

そもそも剪定とは
何のために行うかご存知でしょうか?

アジサイは生長がとても早く、
そのままでは大きくなりすぎて

スペースを取りすぎてしまったり
株の風通しが悪くなってしまいます。

そうなると花が先端にばかり咲くようになり、
さらにスペースをとって剪定が行い辛くなります。

そして風通しが悪くなると
株の内部が混み合って蒸れてしまい
うどんこ病が発生する要因にもなってしまいます。

ですので、それらを予防するためには
剪定が必要になってきます。

ただこれらに該当しない場合、

例えばとりあえず花さえ咲けばよかったり

庭や栽培場所が十分確保できる時には

必ずしも行う必要はないので、

ご自分はどのケースに当てはまるのか考えてから
剪定をするようにしてくださいね。

来年に咲かせる花の位置を調整したい場合には、
花が咲き終わってすぐに行ないます。

これは花の元となる花芽が
7月から8月頃にでき始めるためです。

そしてアジサイの花芽は
枝の先端につく性質がありますので

放置した場合にはどんどん外に向かって
花が咲き続けてしまうというわけです。

剪定を行う場所は花から下に数えて
葉っぱ2枚から4枚目を切ります。

もう少し小さく生育したい場合には
もう1枚下を切っても構いません。

初心者が生育する場合にはもうこれで十分です!

では、冬に剪定する必要はないのでしょうか?

冬に剪定を行うのは
休眠期に花芽のついていない枝や

生育のよくない古い枝を
切り離すことによって風通しをよくし、

新芽が生えてきた時の環境を良くするためです。

ですが、枝を切りすぎて
その後生育に影響が出たり
翌年に花を付けないこともありますので

剪定に慣れていないうちは
必ず必要なことではないので避けておきましょう。

アジサイの剪定 花芽、葉芽、脇芽の違いとそれを避けるには?

花芽、葉芽、脇芽の違いをお伝えする前に

それぞれどんな特徴があるのかというのを
まず押さえておきたいと思います。

花芽はご存知のように
6月から7月になると花を咲かせる部分ですね。

これは前の章でお伝えしたように
枝の先端につく性質がありますが、
今年伸びている新しい枝には付けることはありません。

つまり、新しく枝が伸びていたとしても
そこに花芽が付くのは翌年であり、

花が咲くのはさらに次の翌々年になるというわけです。

このように去年の新しく生えた枝に花芽がつくものを

2年枝に花が付く 

と呼ばれています。

この花芽が出てくる時期は気温と関係があり
だいたい気温18度を下回り始めると付き出します。

それとは反対に温かい時期に出るのが葉芽です。

この二つを見分けるのはなかなか難しいのですが、
これを付く時期で見分けるのが
唯一の簡単な方法といえるでしょう。

形で見分けるには注意深く観察する必要があります。

しいて例えるならラグビーボールのような楕円形が花芽で

先が尖ったクサビのようになっているのが葉芽です。

これら茎や葉の脇に出始めた芽を脇芽と呼びます。

初心者が付き初めの頃に見分けるのこと困難ないので
やや育って変化したころに頃に見極めた方が賢明です。

花芽は蕾っぽ丸く葉芽は葉脈が見えてきて
判別できるようになってから
剪定し始めても遅くはありません。

アジサイの剪定 エンドレスサマーはどのようにする?

エンドレスサマーは西洋アジサイの中でも
アジサイらしい花型をしているため

初心者にも生育しやすくまた、人気の品種です。

その一番の特徴が

新枝咲き

という性質です。

これは花が咲く季節である
初夏に一番花が咲いた後に剪定を行っても
その枝に花房がつきます。

そのため、秋になって枯れるまで
開花させることができるので
長期にわたって花を楽しむことができるいうわけです。

そして、生育も早く旺盛で
剪定しても
そこからすぐに枝が伸びますので
初心者が剪定に慣れるのに最適な品種です。

ただ、あまりにも生育のスピードが早く
大きくなりすぎてしまうため、

生育場所が限らている方や
鉢植えで育てたい方には不向きといえます。

また、その旺盛な生育から
水切れや肥料切れを起こすと生育に影響が出やすいため

頻繁に世話をできない方も避けたほうが良いかもしれません。

まとめ

アジサイの剪定は間違えてしまうと

翌年も翌々年も花が咲かないという状態が
続いてしまうので慎重にされたほうが良いでしょう。

それでもし不安な場合は、
その年は剪定を見送ってみるのも一つの方法です。

そして剪定に慣れたいのであれば、
記事でお伝えしたように

エンドレスサマーで試してみてくださいね。
関連記事:アジサイの育て方 庭植えをするには?地植の方法と日当たりと冬は?

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