滑舌が良くなるには?トレーニング法や訓練方法、その原因や対策とは

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滑舌が良くなるには?トレーニング法や訓練方法、その原因や対策とは

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はきはきとした話し方は人と話す上で
とても好感を持たれますが、

その一方で滑舌が良くなくて
悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は滑舌を良くするための
トレーニング法や訓練方法とともに

その仕組とどうすれば滑らかな発声が
できるようになるのかについてお伝えしてまいります。

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滑舌が良くなるトレーニング法や訓練方法は?

滑舌を良くするためには普段から話したり、
歌ったりして口や舌を使うことを心掛ける必要があります。

一番簡単なトレーニング法としては

まずはしっかりとした声を出すために腹式呼吸を行うことです。

お腹がへこむまでしっかりと息を吐き切り
鼻から息を吸います。

毎日これを5分程度繰り返すことで
お腹から声が出せるようになり、
力強く発声することができるようになります。

次に顔の筋肉を動かす訓練を行ないます。

目や口に周辺の筋肉を
外側に広げるイメージで動かした後、
今度は内側に向かうように閉じます。

これを10回ほど繰り返せばOKです。

最後に行うのが舌と唇の訓練です。

「お」「あ」の発音を
唇を大きく動かしながら20回繰り返します。

「お」で唇を前に突き出して、
「あ」で歯が見えるように唇を開きます。

次に「ら」「な」を交互に発声し
舌の動きを早くしながら20回繰り返します。

この2語は舌の動きが非常に似ているため意識しないと

「らら」「なな」などとなってしまうため

そうならないように意識することで
効果的なトレーニングになります。

これ以外にも、早口言葉を舌の動きを意識しながら
ゆっくりと発音することも効果的なので
試してみてくださいね。

滑舌が良くなるには?悪くなる原因と対策

ではなぜ滑舌が悪くなるのでしょうか?

そのためにはまず発生の仕組みを知る必要があります。

声は通常、喉を震わせることによって発生しますが
それだけでは単なる音のままです。

ですが、舌の形を変えたり
動かしたりして加工することによって
様々な発音になります。

例えば『か』と発音する場合は
無意識のうちに舌の根元で
上顎を弾く動きをしています。

『い』の場合は唇の両端の口角を上げる動きを
やはり無意識のうちにしています。

これは頬の筋肉を上げないと
ハッキリとした発音ができないからです。

つまり滑舌とは舌をスムーズに動かし、
唇周辺の筋肉を上手に使わないと悪くなるわけです。

このような状態になる原因はいくつかあって
一つは唾液の分泌の減少があります。

舌は唾液を潤滑油にして動くのですが
ストレスがあったり精神的に不安定になると、

唾液が減少して口が渇くため
舌が動かしづらくなってしまうのです。

唾液が減少する原因はそれ以外にも
睡眠薬などの薬の服用によっても起こるので
心当たりのある方は調べてみてください。

そしてもう一つの原因が
舌や口周辺の筋肉の低下です。

特に高齢者は加齢にともなって筋力が低下し

噛む力が衰えるため
柔らかいものを多く食べるようになったり、

退職していれば人と話す機会が少なくなってしまうので
さらに口周辺の筋力が衰えしてまいます。

実はこういった筋力の低下は、
お年寄りに限ったことだけではなく若者にも増えています。

柔らかい食べものを好むため噛む時間も減少し、
一人で食事をしたりSNSを利用するなど
話す機会が少なくなっている影響あるようです。

また、それには歯並びや生え方も関係しています。

歯が抜けていたり噛みづらくなってしまうと、
柔らかいものを食べるようになるため

口周辺を動かす機会が減って
舌などが上手く動かせなくなることも多いようです。

これらを防ぐためには積極的に話すなど、
筋肉を使い続けて滑舌を維持することが大切になります。

そうしないと、口の機能が低下し
食事にまで影響を与えてしまって
ひいては身体機能の低下にもつながってしまうのです。

まとめ

滑舌の悪さはコミュニケーションの不全をもたらすだけではなく、
普段の健康管理においてもよくありません。

なぜなら、

脳障害が原因で起こってしまうことがあるからです。

ですから、そのようになってしまった時に
いち早く気づいて適切な処置をするためにも、

日頃から口の筋肉を動かすよう心掛けることが重要だといえますので、
ぜひ今回の記事をご参考にされてくださいね。
関連記事:唇の荒れはどうケアすればいい?保湿の方法と対策

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