七夕の竹の処理や処分で川に流すのはあり?笹の葉や飾りを燃やすのは?

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七夕の竹の処理や処分で川に流すのはあり?笹の葉や飾りを燃やすのは?

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7月7日は七夕の日ですね。
この日は笹竹に願いを書いた短冊やお飾りを付けて
部屋や玄関に飾って置きますが、

七夕の翌日にこの飾り付けた笹竹を
皆さんはどのように処分したり
処理したら良いのか悩んだことはないでしょうか?

そこで今回は、
七夕の竹や笹の処分方法と

川に流したり燃やす意味や
是非についてお伝えしてまいります。

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七夕の竹の処理や処分の方法は?

七夕の日に飾り付けた竹や笹を処理したり処分するのは
飾り付けた時と比べてやや手間がかかり面倒ですが

だからといって放置しておくとホコリが積もったり、
笹の葉が落ちて床に散ったりと部屋が汚くなってしまう
ので

できるだけ早く取り掛かったほうが賢明です。

では、いつそれを行うのが最適化というと
7月の6日に飾り付けを行なって7日の夜には
片付けるというのが習わしとしては正しいようです。

ただこれだとあまりにも早すぎるので、
翌8日や七夕の日の週末でも構いません。

せっかくお子さんたち飾り付けしたので
できるだけ長く置いて置きたいと思われるのは分かるのですが、

長く飾っておくのは縁起の上でもよろしくないので
七夕から一週間を目途に処分なさってくださいね。

それで肝心の処分方法ですが、
最も簡単な処理としては家庭ゴミとして出す方法です。

植物である竹は地域によって区分は変わるかもしれませんが、
たいがい燃えるゴミとして出すことが可能です。

もし、心配な場合は調べたり
問い合わせたりなどして確認しておきましょう。

その場合でも燃えないゴミとして
家庭ゴミで出すことは可能ですので

あとは捨てやすいようゴミ袋に入れたり、
紐で括ってまとめられる大きさに切り分けます。

願いを書いた短冊やお飾りを
そのままゴミとして出すのは気が引けるという場合は、

そこだけ取り外して取っておかれるのも良いでしょう。

枝の部分はキッチンバサミなどで
簡単にカットすることが可能ですが、

固い節のある幹についてはそれも難しいので
枝葉をすべてカットした後に足で踏んで
体重をかけながら折るようにしてください。

それでも折れない場合には手間はかかりますが
素直にノコギリを使用してくださいね。

七夕の竹を川に流すのはどうして?

これをお読みの方の中には

昔は七夕の日を過ぎた後の七夕飾りを川に流して処分していた

という記憶をお持ちの人もいらっしゃるかもしれませんが、
その意味についてご存知でしょうか?

七夕飾りを川に流すのは

七夕飾りに付いた穢れや厄を川に流すことによって
神様に待ち帰って浄めてもらう

という意味が込められているのだそうです。

また、住まいの近くに流れている川を
天の川に見立てて願いの成就を込たのでしょう。

昔はそのようなことが今より盛んに行われていたので
特に問題にはならなかったのですが、

やはり昨今では環境問題やゴミの投棄による水質の悪化もあって

ほとんどの自治体では禁止されています。

ですので、残念ながら川に流して処分するのはあきらめてください。

最適な処理の仕方は上述したゴミとして出す方法で間違いありません。

七夕の竹や笹の葉や飾りを燃やす処分方法は?

七夕の笹竹を処分する方法として

燃やすというのはご存知でしょうか?

この由来は七夕の元になっている中国の祭事で
願いを込めたもの燃やすことによって
天の神である天帝に届けるという意味があるのだそうです。

なので、中国のは旧正月を祝う行事や祭りで
作り物の紙幣や御札を燃やして煙にするのには
そういう意味があったんですね。

これにならって日本でも燃やして
笹竹を処分する習わしや地域もあるのですが、

自宅での焼却は消防法の問題があるのでまず認められてはいません。

ですが、お焚き上げを行っている神社では
七夕の笹竹を同じように焚き上げてもらえることもあるので

お近くの神社などに問い合わしてみてはいかがでしょうか?

もし、そこが行っていなかったとしても
行っている神社を紹介してくれるかもしれませんので
処分に悩まれた時はご確認くださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

せっかく笹竹を用意して時間をかけて飾り付けまで行ったのに
ゴミとして処分するのはやるせないですが、

部屋のスペースも限られていますので
区切りをつけて処分されるのがよいでしょう。

その区切りをつける良い方法が
全体像や願いを書いた短冊を写真に撮って保存することです。

そうすれば後日振り返ることが可能になるので無駄にはなりませんよ!
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