熱中症対策の飲み物を自作したり自家製作する方法と最適な温度は?

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熱中症対策の飲み物を自作したり自家製作する方法と最適な温度は?

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厳しい日差しや気温の日が続くと
身体に変調をきたす可能性が高くなりますが、
その中でも最も避けたい症状が熱中症ですよね?

この熱中症対策において番有効な方法が
こまめな水分の補給ですが、

たんに水分を補給すれば防げるかというと
実はそうではありません。

そこで今回は熱中症対策に最適な
飲み物を自宅で製作する方法と

それを摂取する最適な温度についてお伝えしてまいります。

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熱中症対策の飲み物を自作したり自家製作する方法

熱中症対策のための飲み物を自分で製作するためには、
まずどのようなものが最適であるか知っておく必要があります。

熱中症において最も有効な飲み物、それは...

経口補水液です。

経口補水液とは

経口補水液は、食塩とブドウ糖を混合し、水に溶かしたものである。
これを飲用する事で小腸において水分の吸収が行われるため、
主に下痢、嘔吐、発熱等による脱水症状の治療に用いられる。
水に溶かす前の状態のものを経口補水塩という。
引用:Wikipedia-経口補水液

つまり、激しい運動や発汗によって
体内の水分が著しく損なわれた場合には

この経口補水液を飲むことで
症状の改善と治療を行うことができるというわけです。

このような治療にも使用されている飲み物を
自宅で作ることができるのだろうかと

疑問に思われるかもしれませんが、
実は簡単に作ることができます。

もちろん、必要な成分がバランスよく含まれている
販売品のように熱中症を引き起こしてしまった場合の
治療に使えるものではありませんが、

予防対策として定期的に摂取するには効果的です。

家庭向け経口補水液の作り方

水.....1リットル

塩.....3グラム(小さじ1/2)

砂糖...20グラム~40グラム(大さじ3~大さじ4)

レモンなど...適宜

これらをよく撹拌して溶かせば出来上がりです。
拍子抜けするほど簡単ですよね?

これだけの材料でしかも簡単に熱中症対策になる
経口補水液が作れてしまうなんて驚かれたり、
信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、

もちろん、気をつけなければいけない点や
注意点があるので合わせてお伝えします。

●この経口補水液は基本的に予防対策として摂取する。
 なぜならこの補水液は脱水時に不足するカリウムをほとんど摂取することができない。

●ナトリウムイオンとブドウ糖の適切なバランスが重要なため分量を必ず守る。

 そうしないと熱中症対策や予防には効果が発揮されません。

●作製した経口補水液はなるべく早く飲みきる。
 自宅で作る場合にはどうしてもメーカーの製造過程ほど
 清潔な環境を整えることができないため
 長期間保管しておくと雑菌などが
 繁殖し健康を害する恐れが高くなります。

以上のことを踏まえて、
適切な分量で作製されると同時に

主原料である水はあらかじめ煮沸したものを
時間をおかずに使用されると良いでしょう。

そして完成したらなるべくその日の内に飲みきるようにし、
次の日はまた新しく作られたものを飲むようにしてくださいね。

お伝えしているように材料は
ご家庭にあるものでできるので経済的ですし、

作製時間も極めて短いので
毎日の習慣にされてはいかがでしょう?

ご家庭で正確な分量を計ったりするのが面倒な方は
こちらのように溶かすだけで作れる商品もありますので、
試してみても良いかもしれませんね。
関連記事:熱中症対策の飲み物は市販のアクエリアスとポカリ、麦茶のどれがいい?

熱中症対策の飲み物の最適な温度と摂り方は?

上述したようにお伝えした自家製の経口補水液ですが、
これを摂取する温度によっては

むしろ効果が悪くなるというのをご存知でしょうか?

熱中症対策として補給する水分の最適な温度の目安が

5度から15度が最適とされています。

それはなぜかというと、
5度以下であった場合には

体内に吸収する際に胃腸に過度な負担がかかってしまうからです。

そして、

15度を上回っていても熱中症対策としての効果が悪くなります。

なぜなら、摂取する飲み物の温度が高ければ高いほど
それに含まれる成分を吸収するスピードが遅くなってしまうからです。

ですのであまり冷やしすぎてもダメですし、
かと言って温めてもダメなんですね。

では、その適切な温度をどのようにして保てばよいのかというと

夏場に部屋に出しておくと
それだけで15度を上回ってしまうので、

経口補水液を作製したら
そのままステンレス製のボトルに入れましょう。

ステンレス製のボトルであれば部屋に出しておいても
中の温度が急に上昇することはありませんので、

適度に飲みながら経口補水液が温まってきたと感じたら
氷を1つか2ついれて冷やせばOKです。

経口補水液の摂り方

熱中症の予防対策には
ナトリウムやカリウムの摂取が欠かせませんが、

基本的には普段の食生活において十分に摂れているので
それを補給するために少しずつ摂るのが理想的です。

暑くて喉が渇くからといって
あまり頻繁にガブガブ飲むと

胃腸に負担をかけてしまいますし、
必要な成分も効率的に吸収されません。

ですので、最も適した頻度というのは
15分に一度軽く口に含む程度が理想です。

ただ、これだと激しく汗をかいている場合や
運動していた場合には不十分なので

経口補水液以外の水やお茶で水分を補給するようにしてください。

これは経口補水液には作り方でお伝えしたように
塩分や糖分が含まれていて、あまり大量に飲むと
過剰に摂取することになり身体にもよくないからです。

ですので、あくまで経口補水液は渇きを潤すためではなく
熱中症対策を常に念頭に置いて摂るようにしてくださいね。

まとめ

いかかだったでしょうか?

夏場の暑い時期というのはどうしても喉渇いたり、
暑さを紛らわすために冷えた水分を
一度に大量に摂ってしまいますが、

それでは熱中症対策にならなので、
今回お伝えした経口補水液を適切に摂って予防してくださいね。
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