熱中症対策の食べ物は梅干の塩分やレモンが効果的?その方法とは?

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熱中症対策の食べ物は梅干の塩分やレモンが効果的?その方法とは?

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夏になると厳しい日差しとともに
暑さが私達を苦しめますが、

そんな時期に気をつけなければならないのが
熱中症ですよね。

熱中症対策には小まめな水分補給が欠かせませんが、
飲み物だけはなく食べ物の摂取の仕方によっても
十分に効果を発揮することをご存知でしょうか?

そこで今回は熱中症対策に効果的な梅干しと
レモンについてお伝えしてまいります。

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熱中症対策の食べ物は梅干しの塩分が効果的!?

熱中症とは汗を大量にかくことによって
体内の水分とともにナトリウムやカリウムなどの
電解質が不足する脱水症状が原因で発症します。

脱水症状を引き起こすと、
体温の調整機能や自律神経に異常をきたすため
身体にこもった熱を体外に放出できなくなり、

筋肉や神経に影響をおよぼして筋肉の硬直や痙攣、
吐き気やめまいなどの症状が出てしまいます。

そのような状態を放置すると
命を落とす可能性も高くなるため
ぜひともそうなる前に防ぎたいところです。

では、そうなる前にどようなものを
摂取すれば良いのかというと
食塩、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムです。

そしてこの3つの成分が含まれている食品こそが

梅干です。

梅干はご存知のように昔から長期間の保存を
目的として作られているので

塩分が含まれていますし、
梅自体にも元々豊富なミネラルが含まれているので
熱中症対策としてものすごく効果的な食べ物なんです!

また、梅干にはその特徴となる特有の酸味がありますが
この酸味はクエン酸という

疲労回復に効果的な成分からきているので、
熱中症のみならず夏バテ防止も期待することできます。

摂取する感覚やタイミングとしては頻繁におこなう必要もなく
1日に一つであっても十分に予防効果を期待できますので、

昼食には梅干の入ったお弁当を購入されるか
自炊したお弁当に入れておかれるとその防腐作用により
食中毒も防ぐことができ一石二鳥ですよ。

ただ、この記事をお読みの方の中には
梅干しが苦手な方や、ご本人は大丈夫でも
嫌いなご家族がいらっしゃる場合もあると思います。

そんな時には次の章でご紹介する食べ物を
試してみてはいかがでしょうか?

熱中症対策の食べ物としてレモンが効果的な理由とは?

梅干しが苦手な場合には果物のレモンが最適です。

レモン煮にはビタミンBやビタミンCが豊富に含まれ、
酸味の特徴であるクエン酸も
梅干と同様に含まれているので

梅干しの代替としてはまさに打ってつけです。

ただ、もうお気づきかもしれませんが
熱中症を予防するのに大切な塩分や
塩化カリウムが含まれていません。

つまり、梅干しのように
それだけでは防ぐことができないのです。

ではそれを補うために、わざわざ他の食べ物を
意識的に摂り続けなければならないのかというと
それもなかなか面倒ですよね?

当然、レモンには熱中症予防に有効な成分が
含まれていますのでこれを利用しない手はありません。

そこでご紹介するのが

塩レモンです。

あなたも耳に一度は耳にしたことがあるかもしれませんが
この塩レモンは料理の調味料としてだけではなく、

熱中症予防や健康維持にも効果を発揮するんです。

ただこれをお読みの方は、
そんなものをわざわざ作るなんて
面倒だと思われるかもしれません。

ですが、実はとっても簡単に作ることができますので
その作り方をご紹介いたします。

塩レモンの作り方

材料 1リットル容量

レモン 500グラム(約3個分)

塩    50グラム(レモンの10%の重さ)

なんと材料はこれだけです!

以下が作り方になります。

レモンき皮をよく洗って水気をよく拭き取っておきます。

次に上下を切り落として縦半分にしてから
櫛形になるように8等分にします。

他の2つも同じように切ったら、
煮沸して殺菌しておいた保存用の

密閉できる1リットルサイズのガラス瓶に
切ったレモンと分量の塩を入れて密閉すればOKです。

この時にレモンと塩を交互に入れるようにすると
早く馴染みやすいのですが、面倒であればレモンと塩を入れて
密閉してから振って馴染ませてもかまいません。

後は冷暗所に置いておきます。

そして1日に一度は
塩を全体的に行き渡らせるために振ったり、
上下逆さまにしたりしてください。

これをして2、3日後に塩が完全に
溶けて水分が瓶の8分目までくるようにします。

8分目まできたら最低でも
1ヶ月以上置いてなじませればできあがりです。

保存場所については気温の高い夏場であれば
塩が溶け切っていない間は腐敗する恐れがあるので、
溶けきるまでは冷蔵庫で保存してください。

冬場には冷暗所であれば常温でも大丈夫です。

そして、塩レモンを作る上でも最も注意することが
レモンは防腐剤や農薬が使用されていないものを
用いるようにするということです。

これはなぜかというと、お伝えしているように
塩レモンは皮ごと塩漬けにして皮と果肉を両方使用するので、

防腐剤や農薬が使用されているものを使用した場合には
健康を害する可能性があります。

ですので、お近くのスーパーマーケットにない場合は
通販などで国産のものをお買い求めくださいね。

塩レモンを使用した熱中症予防に最適な飲み物

塩レモン 10~20グラム(液体なら大さじ1杯12グラム)

炭酸水  300ミリリットル

蜂蜜   大さじ1杯~2杯(20~40グラム) 

これを毎日飲むようにすれば熱中症予防には最適です。

また、無糖の炭酸水が手に入りにくかったり
蜂蜜が苦手であったりする場合には

市販のサイダーや炭酸飲料に
上記と同量の塩レモンを加えればOKです。
お好みでどちらか選んでくださいね。

まとめ

熱中症予防にはご存知のようにポカリスエットや
アクエリアスのようなスポーツドリンクを飲むのが
効果的とされていますが、

それらを毎日頻繁に摂取するのも大変なので
お伝えしたような梅干しや塩レモンを使用した飲み物で
代用されるとよいですね。
関連記事:熱中症対策の飲み物を自作したり自家製作する方法と最適な温度は?

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