熱中症かもしれない?吐き気や肩こりが治らないで続く場合の対処方法

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熱中症かもしれない?吐き気や肩こりが治らないで続く場合の対処方法

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暑さが厳しいこの時期、あまりに長く
強い日差しや気温にさらされたために
吐き気や肩こりを感じたことはないでしょうか?

それはもうすでに熱中症になっているかもしれません。

そこで今回は熱中症によって
吐き気や肩こりが原因と治らない場合の対処方法、

症状が続く時にはどうすればよいのかについて
お伝えしてまいります。

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熱中症かもしれない吐き気や肩こりなどの症状

吐き気や肩こりなどの症状がなぜ
熱中症の疑いがあるのかお伝えするためには、
そもそも熱中症とは何かを知る必要があります。

●熱中症はなぜ起こる?

人間の人体は普段の生命活動で
様々な熱を発生させています。

これは、心臓や脳などを
絶え間なく活動させているためで

食事をすればその食べたものを消化するために
胃腸を動かしますので当然熱が発生します。

また、たとえじっとしていたとしても
体温を維持するために血液が身体を巡回しているので
常に熱を生み続けているともいえます。

もちろん体温を一定以上に保つことは
生命維持において欠かせませんが、

体温が上がり過ぎるとそれを下げるために
自律神経に働きかけて末梢神経をひろげて

より多くの血液を皮膚に流したり、
汗をかかせて身体を冷やそうとするのです。

●熱中症で吐き気や肩こりが起こる仕組み

上記のように身体を冷やすために
皮膚に流す血液量が増えすぎると
どうなるのかというと、

消化器や内臓などの血液量が
不足することになります。

これが吐き気につながるのです。

また、汗をかくことで
体内の水分量が減ってくると重要な臓器である
心臓や脳を守るために血管を収縮させます。

この時の刺激も吐き気をもよおす原因になります。

では、肩こりはどこからくるのでしょう?
実は身体を冷やすためにかく

大量の汗がその原因になっています。

汗にはご存知のように塩分や
ナトリウムが含まれているのですが、

カリウムも同時に含まれていて、
これが汗をかきすぎることにによって欠乏すると
筋肉痛や痙攣などの麻痺症状を起してしまいます。

これはカリウムに、細胞内の体液の浸透圧を
一定に保ち筋肉機能を調節する役割があるからです。

このような熱中症が原因の、
吐き気や肩こりが起こった場合には
どのように対処すればよいのでしょうか?

熱中症で吐き気が治らない場合の対処法

これまでお伝えしているように、

吐き気や肩こりは身体を冷やすための
熱中症の身体への反応が原因ですので

まずは早急に身体を冷やす必要があります。

いち早く身体を体温を下げるには
首の頸動脈や太ももや脇の付け根など

太い血管が通っている箇所を重点的に冷やすのが効果的です。

それと同時に水分や塩分、
カリウムを補給するためイオン飲料や経口補水液、
なければスポーツドリンクや
麦茶に塩(1リットルに対して1~2グラム)を入れたものでも構いません。

この時、気を付けなければいけないのが
喉が渇いていたり、早く症状を改善させようとして
急いでこれらの飲み物を飲んでしまうことです。

お伝えしたように、吐き気をもよおす原因には
内臓や消化器の血液不足がありますので、

一度に大量に摂取することで
症状事態を悪化させてしまいます。

ですから、どんなに急いでても
一口ずつ飲み込むようにしてくださいね。

もし、この場合に
少しずつの水分の補給さえ受け付けなかったり、

十分に水分を補給しているにも関わらず、
汗をかかなくなっていたり目や肌が
異常に乾燥しているのであれば

すぐに救急車を呼ぶか、
急いで医療機関の診察を受けてください。

熱中症で吐き気が続く時はどうする?

上記でお伝えしていることを試したり、
汗をかかなくなるなどの重篤な症状が
出ていないにも関わらず吐き気が続く場合には、

嘔吐によって胃や食道が
胃液によって荒れている可能性もあるので、

刺激の強いものや極端に熱かったり
冷たすぎる飲食物を避けて

あっさりとした脂っこくないものを摂るようにしましょう。

心配であれば消化器内科で
診断を受けてみても良いかもしれません。

また、通常の熱中症の場合でも
身体が元の状態に戻るのに2日~3日、

人によっては1週間以上かかってしまうこともあるので、
多少症状が改善されたからと言っても無理をせずに
しばらくは安静に過ごすことを心がけてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

吐き気や肩こりなどは普段の生活でも
割りと頻繁に起こる身体の異常なので
見過ごしてしまう恐れもありますが、

いつものことだからと軽くみていると
命を落とす危険性もあるので、

症状を感じた時には、
速やかにこの記事でお伝えした方法で
対処なさってくださいね。

関連記事:熱中症予防でも塩分取りすぎはだめ?最適な塩水の濃度と高血圧の場合は?

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