頭痛や吐き気、動悸や微熱は熱中症かもしれない?その原因と対処方法

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頭痛や吐き気、動悸や微熱は熱中症かもしれない?その原因と対処方法

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暑い日が続く夏になると疲労や体力の低下から
体調をくずしてしまう方も多くいらっしゃいますが、

その症状の中に頭痛や吐き気、
動悸や微熱はないでしょうか?

それはもしかしたら
熱中症にかかっているかもしれません。

そこで今回は、熱中症かもしれない症状と
その原因と対処についてお伝えしてまいります。

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頭痛や吐き気、動悸や微熱は熱中症かもしれない?

熱中症はその症状の重さによって
1~3に分類されていて以下のようになっています。

●I度(軽症)熱失神

眼の前が暗くなる、気分が悪い、手足のしびれ
四肢・腹筋の痙攣、こむら返り、筋肉痛、硬直
血圧低下、皮膚蒼白

●II度(中等症)熱疲労

強い疲労感、頭痛、吐き気、倦怠感
脱力感、大量発汗、頻脈、めまい、下痢

●III度(重症)熱射病

深部体温上昇、脳機能障害による意識混濁、
譫妄状態、意識喪失、肝臓機能障害・腎臓機能障害
血液凝固障害
出典:wikipedia 熱中症

 
この分類では頭痛や吐き気、頻脈(動悸)は
中等症に属していますので、

熱中症を疑われる軽症よりも段階であり
実は結構危険が迫っている状態です。

また、微熱もここの分類には含まれていませんが
他の症状が出る前段階として出ることも多いので、
軽く考えずに十分な対処が必要になります。

では、そもそも熱中症が起こる原因とはなんでしょうか?

熱中症で頭痛や吐き気、動悸や微熱が起こる原因とその対処方法

なぜ、熱中症になってしまうのか?
ここではその身体の仕組みについてお伝えします。

人間の身体というのは
その健康状態を政治用に維持するために
体温を一定に保とうとする性質があります。

したがって、強い日差しにさらされたり
極端な気温の上昇によって体温が上がりそうになると、

身体は皮膚に近い血管に血液を
多く流すことで発汗をうながし

その汗の蒸発によって熱を放散させたり、
血液を外界近くの皮膚に運ぶことによって
熱を発散しやすくしています。

通常はこの仕組によって
体温が一定に保たれているのですが、

長時間このような状態が続いたり、
強い暑さにされされ続けると

かく汗の量も大量になり、
それによって身体の細胞や血液に含まれる水分や

塩分などのミネラルも奪われて
欠乏する状態になってしまいます。

こうなると、熱が放出できなくなると同時に
生命活動を維持するための成分も不足していまうため
身体に異常が発生します。

この状態が熱中症というわけです。

では、このような状態の時には
どう対処すればよいのでしょうか?

熱中症による頭痛や吐き気というのは
お伝えしているように、

血液を皮膚の近くに流しているために
胃腸などの消化器や脳におくる血液が
不足しているために起こっています。

また、脳への血流をを一定に保つために
おこなう血管の収縮やその刺激が
症状発生の一因になっているため、

速やかな水分補給と体温を下げる必要があります。

ただしこの時、一度に水分を飲ませてはいけません。

なぜなら水分を身体が不足している状態は
その吸収がしにくくなっているためです。

ですから、急ぎつつもその補給に際しては
一口ずつ何度も行なうことで補うようにしてください。

また、この時に補給する水分もただの水は避けてください。

汗を大量にかいて身体から水分と同時に
ミネラル成分も不足している状態で
水分だけを大量に摂取すると、

体内のナトリウムが極端に薄まり
低ナトリウム血症を引き起こす危険
高くなってしまうからです。

ですので、熱中症の対処には
最低でもスポーツドリン

準備しておくのであれば
イオン飲料、または経口補水液が理想的です。

これらを適度に補給しつつ、
首や脇、太ももの付け根など太い血管が通っている
場所を集中的に冷やすのが効果的です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

野外などで活動していたり
仕事や家事に集中していると
なかなか定期的に水分を補給できなかったり、

体温の上昇に気づかなかったりすることも
あるかもしれませんが、

今回お伝えしたような症状が出た場合には、
早く対処しておかないと重症化して
命を落とす危険性もあるので、

軽く考えて我慢してないでくださいね。

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