子供の言葉遣いを直したい場合にはどう指導したりしつければいい?

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子供の言葉遣いを直したい場合にはどう指導したりしつければいい?

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子供は時に「バカ」や「死んじゃえ」など、
乱暴な言葉や汚い言葉を使うことがありますよね?

でも、これをしつけようとして
頭ごなしに叱ったり注意したりするよりも、

子供に「なぜそんな言葉を使ったの?」と
たずねたり、話すことに耳を傾けることが
効果的だったりします。

そこで今回は子供の言葉遣いを直したり
指導する方法やしつけのポイントについて
お伝えしてまいります。

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子供の言葉遣いを直したい!

文部科学省の調査によると、

学校内外で暴力行為に及ぶ子供は
年々増えていて、

小学校低学年では特に目立ち
2015年度は1年生で185人と、
5年前の約3.8倍にも上っています。

なぜこのような傾向が生まれるのかというと、

低学年の子供は言葉で自分の気持ちを
伝えるトレーニングが不足しているためで、

感情が高まって思い余った結果、
叩く・蹴るなどの暴力を選んでしまうのです。

他にも子供というのは環境の変化に敏感で、
他の保育所から移ってきた時や

仲の良い友達が引っ越してしまった時など
強い不安を感じた時にも乱暴な言葉や
汚い言葉を使うことが多くなります。

子供の言葉遣いを指導する方法

3歳から4歳ぐらいの場合、
意味も分からずに

このような荒れた言葉を
面白がって使う場合が多く、

大人が驚いたりあわてて
『だめよ!』などと言うと、

逆に喜んで繰り返すことがあります。

ですので、そのような汚い言葉を言っても
落ち着いて聞き流すなど

大人が無反な態度で接することで、
つまらないと感じて次第に使うことがなくなります。

このような対応以外にも実は子供は
親の真似をしているケースが多いため、

親としても子供の前での言葉使いを
強く意識しておく必要があります。

また、子供の言葉遣いが荒れ出した時には

「ごはんをきれいに食べられたね」
「◯◯が上手だね」など、
積極的に声をかけてあげましょう。

子供は、肯定的な言葉をかけることで
前向きになれ自信を持つことができます。

では、具体的には
どのように指導すればよいのでしょう?

例えば子供が

「死んじゃえ」

というような言葉を使った場合

「本当に死んでいいの?」と聞いて、

子供が

「おもちゃを取られたから、

取られたくなかった」などと答えたら

「その気持ちを伝えるために、
ほかの言い方を一緒に考えようね」

と応じてあげましょう。

子供の言葉遣いとしつけのポイントとは?

「バカ」など汚い言葉を使うのは
語彙がまだまだ少なく、

感情を上手く表現する手段が乏しいためで

人を傷付けるような言葉を使った時は
どんなトラブルが起きて、
なぜそんな言い方をしたのか

子供の話をよく聞いて、
気持ちを受け止めてあげることが大事です。

●乱暴な言葉や汚い言葉をしつけるポイント

.言われた相手の気持ちを考えるように伝える

.どうしてその言葉を使ったのか話を聞き、
他の言い方がないか、一緒に考える

.大人の反応を見て面白がっている場合は、
過剰に反応しなようにする

.大人自信も同じような言葉を使っていないか、
気をつける

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供の語彙を増やして、自分の思いを
相手にちゃんと伝えられるようになれば、

乱暴な言葉使いや汚い言葉は
徐々に使わなくなりますので
根気よく話し合ってあげてくださいね!

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