子供が紫外線アレルギーになったら検査は?顔や目の対策や日焼け止めは?

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子供が紫外線アレルギーになったら検査は?顔や目の対策や日焼け止めは?

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よく晴れた空の下ではしゃいだり、
走り回る子供と過ごすのは親として
大変でもあり、また楽しい時間ですよね。

ですがその後、子供の顔が赤くなっていたり
腕に発疹が出ていたことはありませんか?

それはもしかしたら、
お子さんが紫外線アレルギーを
発症している可能性があります。

そこで今回は子供の紫外線アレルギーの
検査についてと顔や目への対策、
日焼け止めの効果についてお伝えしてまいります。

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子供の紫外線アレルギー検査とは?

子供を外で遊ばせていたら
いつの間にか水疱がてきていたり、

しきりに顔や腕をかくということを
何度か繰り返してはいませんか?

一度の場合は日焼けのしすぎや、
虫刺させなどの可能性もありますが

それが二度三度と繰り返そされているのなら
それは紫外線アレルギーの恐れがあるので
ちゃんと検査しておく必要があります。

では、具体的にどうすればよいのかというと

小さな診療所や小児科では、
このような検査がてきないか
付けてもらえない可能性が高いので

アレルギー科や皮膚科があるような
大きな総合病院を受診するか、
専門病院に事前に問い合わせておく必要があります。

受診を受け付けてもらえた場合は、
あらかじめ症状が出た時の写真を撮影しておいて、

診断時にすぐ見せられる状態にしておくと
正確な診断をくだせる材料になりますので
用意しておきましょう。

また、この時に症状が出た時間や
状況もあわせて記録しておくとさらに良いです。

検査の流れとしてはまず、
「光線過敏症」検査を行ないます。

光線過敏症とは日光を
浴びた場合に起きるアレルギー症状で、

紫外線アレルギーも
この光線過敏症の一つとされています。

検査内容は背中などの皮膚に
紫外線であるUVA光線とUVB光線を直接照射し、
それに対する反応を見て診断する検査方法です。

ここでの異常が確認出来たら、
次は血液検査やパッチテストを行ないます。

血液検査はご存知の通り、

注射によって血液を採取し
その血液の成分を分析することで診断をします。

パッチテストは、
アレルギーの原因になっていると思われる
薬剤をパッチシールを2箇所貼って
密封することで反応を見る検査法です。

これらを組み合わせたり、
段階的に行うことで
診断の精度を上げていきます。

検査に必要な時間としては、
血液検査が1週間程度、

光線過敏症検査は24時間から48時間、

パッチテストは24時間から48時間後に
片方をはがし、そこに紫外線を照射してから
さらに48時間後の様子をみて判断します。

費用としては医療機関によって多少異なりますが

検査費用が1570円で、

それに各項目に対して1100円が加算された合算になります。

平均的には4000円から
5000円程度に収まるようですが、

検査項目を増やした場合には
1万円を越えることも珍しくはないので

費用が心配な場合には
事前に確認をされておくと良いでしょう。

子供の紫外線アレルギー、顔や目への対策は?

治療については医師の指示に従っていただくとして、
ここでは親にできる顔や目への対策についてお伝えします。

まずは紫外線が含まれている
日光に当たらないことが先決です。

頭にはできるだけつばの広い帽子を
深くかぶせるようにし、服装も薄手でも良いので
できるだけ長袖や長い丈のスボンを着せるようにしましょう。

目についてはサングラスを着けさせてあげるのが
一番効果的ですが、色の濃いサングラスを
子供に着けさせるのは見た目的にも良くないし、

なにより可哀想という感想を持たれるかもしれません。

ですが、ここで大きな誤りがあります。

実は、色の濃さと紫外線をカットする量は関係がありません。

サングラスの色の濃さはあくまで
日の光の量を抑えるためであって

それに含まれている紫外線を
カットできるかについては別なんです。

たとえ、透明なメガネであっても
紫外線を十分にカットできる
機能を備えているものは販売されていますので
それを着けさせて紫外線を防いであげてくださいね。

子供の紫外線アレルギーに日焼け止めは効果がある?

子供の紫外線アレルギーに対して
日焼け止めクリームが効果あるのかについてですが、

大人と同様に効果はあります!

ただし、子供は大人と違う
生活パターンや行動をしますので
その特性に合ったものを選ぶ必要があります。

まず、子供はよく汗をかきますので
時間の経過とともにクリームが流れ落ちてしまいます。
ですので、何度も塗り直してあげる必要があります。

また、子供の皮膚は
大人と比べて敏感ですので

あまり刺激の強いものは
紫外線アレルギーの予防にはなっても
肌荒れを起こす危険性もあります。

では、どのようなものを選べ良いのかというと
日焼け止めクリームは大きく分けて
2種類あるのでそれぞれ見ていきましょう。

●紫外線吸収剤タイプ
紫外線吸収剤タイプは紫外線を防ぐ力が強く、
また、無色透明で塗り心地もなめらかなのですが、

反面、有機化合物を使用しているため
肌への負担が大きく、化学変化によって
時間とともにその効果も落ちていきます。

●紫外線反射剤タイプ
紫外線反射剤タイプは
有機化合物ではないため肌への負担も少なく、
化学変化も起こさないので効果が持続します。

ただし、成分の中に酸化チタンや
酸化亜鉛が含まれていますので
金属アレルギーがある場合には使用をお勧めできません。

また、白浮きしたり塗り心地もベタベタするので
お子様が嫌がられる可能性もあります。

これらを考慮すると金属アレルギーでない場合には、
紫外線反射剤タイプの方がお子様には良いでしょう。

ですが、ベタベタする塗り心地を嫌ったり
金属アレルギーの場合には
手間はかかってしまいますが、

紫外線吸収剤タイプをこまめに塗ってあげるほうが
良いかもしれませんので、

最初から一方に決めてしまうのではなく
お子様の状態に合わせて使うようにしましょう。

まとめ

紫外線アレルギーは一度発症すると
完治が難しかったり、
長い治療期間を必要とするので

親としては大変ですが、早くから対策することで
重度化することを抑えることもできますので
後悔しないよう十分に対処してあげてくださいね。

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