台風が通過した翌日や後に体調が悪くなるのはなぜ?台風発生と体調の関係

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台風が通過した翌日や後に体調が悪くなるのはなぜ?台風発生と体調の関係

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台風は昔は夏が終わると発生していましたが、
最近では真夏に発生する
なんてことも珍しくありませんよね。

そんな台風が通過した翌日や、
過ぎ去った後になんだか体の調子を崩したり、
体調が悪化したなんてことはないでしょうか?

そこで今回は台風が通過した後に
体調が悪化する原因や、
台風と体調の関係についてお伝えしてまいります。

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台風が通過した翌日や過ぎ去った後に体調が悪化するのはなぜ?

そもそも台風とは発達した低気圧によって発生しています。
そのため、台風が通過したり過ぎ去った後というのは
平常時よりも気圧が低くなりやすくなっています。

そして身体がその気圧の変化の影響を
受けてしまうために体調が悪化するものと考えられています。

主な症状としては以下の様なものがあります。

●頭痛
頭痛の中でも偏頭痛は気圧の変化を受けやすく
大気中の気圧が低下することにより、
血管が膨張して頭の神経を圧迫します。
この刺激が激しい痛みとして伝わるが
偏頭痛というわけです。

●めまい・吐き気
低気圧によって気圧が普段より下がったり、
酸素の濃度が薄くなると耳の中にある
三半規管が反応したり刺激を受けることで
めまいや吐き気が起こることがよくあります。

●ぜんそく
台風が近づくとぜんそくの発作が
出やすくなるという方がいますが、

直接的には気圧の低下と
ぜんそくの原因である気道があまりなく

むしろ、寒暖の差の方が
気道に与える影響が大きいので、

雨風による湿度と気温の変化に
気を配る方が良さそうです。

●眠気
体調の悪化というほどのものではありませんが、
これも大気中の酸素が薄くなることが原因となって

身体に取り込む酸素の量が少なくなるために
普段よりも強い眠気をもよおす場合があります。

台風の通過後によくあくびが出るのは
このためだという説もあります。

台風の発生と体調の関係は?

では、なぜ気圧が低下すると
体調が悪くなってしまうのでしょうか?

気圧が低下することで身体に起こるのが
自律神経の不調です。

自律神経とは、自分の意識とは別に
無意識で行っている
身体をコントロールしている機能のことです。

自律神経は交感神経と
副交感神経とがセットで成り立っており、

交感神経は活動時に、
副交感神経はリラックスしている時や
睡眠時に働いています。

台風が発生により気圧が低下すると、
血管を広げて血流を良くしようとして
副交感神経が積極的に働くようになります。

このため、自律神経のバランスが崩れて
お伝えしたきたような様々な不調を引き起こすのです。

ではこのような台風の発生を原因とする、
体調の不調にどう対処すればよいのでしょうか?

始めにお伝えしましたが
台風とは低気圧の発達であり、

気圧の低下が原因ですので
低下している酸素の摂取量を補うことで
いち早くいつもの体調に戻すことができます。

ただ、自宅には気軽に酸素の補給が
できるものはありませんので
これを有酸素運動によって摂り入れます。

台風が接近している最中や、
通り過ぎた直後は屋外での運動はできませんので

室内でもできる軽いストレッチ
腹式呼吸を丁寧に行うだけでも随分と改善されます。

また、そのような体質だと認識できたのであれば
日頃から散歩やジョギングを心がけたり、

階段の昇り降りを積極的に行っておくことで
気圧の影響を受けにくい身体にすることが可能です。

これらの対策が面倒でしかも、
できるだけ早く症状を改善させたい場合には

ぬるめのお風呂に
15分以上浸かる
ようにしてください。

これにより体温がゆっくりと高まり、
リラックス効果も得られます。

そうすることで睡眠もしっかりととれるので
自律神経も休息でき、

平常に戻していくことができます。

まとめ

いつも台風が通った後は、
なぜか身体の調子がおかしく
て原因もよくわからないため、

どう対処したらよいのか
分からなかったという方も多いのではないでしょうか?

そんな方は今回の記事を参考に自分にあった
適切な方法を試してみてくださいね。

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