妊婦が台風の気圧の影響で体調が悪くなる?頭痛の原因と対策は?

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妊婦が台風の気圧の影響で体調が悪くなる?頭痛の原因と対策は?

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台風が近づくいてくると
激しい雨や強風のせいなのか、

なぜだかいつも体調が
良くないという方はいないでしょうか?

特にそれが、妊娠中や妊婦になってからは
顕著に感じられたというご経験をされた方も
いらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、妊婦が台風の影響で
体調が悪くなる理由と

その時の症状である頭痛の対策について
お伝えしてまいります。

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妊婦が台風の気圧の影響で体調が悪くなる?

妊婦のみならず、台風の接近によって
体調が悪くなる方がいらっしゃいますが

それにはまず、台風がどういうものであるか
知っておく必要があります。

台風とは熱帯の海上で発生した低気圧の中でも
最大風速が34ノット(時速約62キロ)を指します。

つまりは強い風力のともなった低気圧というわけですね。

このため、台風の接近から通り過ぎて
しばらくは大気が低気圧の影響を受け、
気圧が低い状態になっています。

では、気圧が低くなってしまうと
どうなるのかというと、

人間の身体はストレスを感じて
色々なところに影響を与えてしまうのです。

特にその影響をうけるのが自律神経で、
自律神経はその名の通り自分の意識とは関係なく
身体全体の機能をコントロールしている神経です。

この自律神経には交感神経と副交感神経があり、

交感神経は主に身体が活動している時に働いて
副交感神経は身体を休ませる働きがあります。

台風が接近して気圧が低くなると、
血管を広げるため副交感神経が強く働きます。

妊娠中というのは普段よりも
体内の水分量も増加していて

ホルモンのバランスも気圧による
変化にも敏感になっていますので

そうなると普段でさえお腹の赤ちゃんのために
栄養や水分を巡らせている妊婦さんは、

さらに血管が膨張するため
血液の流れが良すぎてしまい、
かえってその循環が悪くなってしまいます。

そのため身体がむくんだり、
つわりが悪化するなどの症状が起こってしまうのです。

また、それと同時に血液中の
酸素濃度も薄くなるためお腹が張ったり、

副交感神経が勘違いして優位になり
急な陣痛を引き起こすなどの
危険性もありますので注意が必要です。

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妊婦さんが台風で頭痛になる原因と対策は?

妊婦さんに限らず、台風が接近すると
頭痛になるという方は多くいらっしゃいます。

これはお伝えしているように
台風の影響によって気圧が低下し、

副交感神経が活発に働いて
血管が膨張することが関係しています。

この血管の膨張時に頭の神経が刺激されて
激しい痛みにつながる
のが
頭痛を仕組みといわれています。

また、副交感神経の影響は
血管だけにとどまらず
身体のむくみとして現れますので、

それにより膨張した組織が神経にふれることも
頭痛を引き起こすしやすくしている原因
です。

加えて、副交感神経が優位になると
ヒスタミンという刺激に対して敏感になる物質が
分泌されるのでさらに悪化する恐れ
があります。

では、このような自律神経の乱れに対して
どのような対策が有効なのかというと、

自律神経の乱れは低気圧による
酸素の摂取量の低下にありますので
まずは酸素の摂取量を増やすことです。

一番有効なのは有酸素運動によって
体内に新鮮な空気をたくさん取り込む
ことですが、

妊娠している場合にはそのような激しい運動を
行うことはできませんので、

軽くストレッチを行うか、
腹式呼吸を定期的に行うと
低下した酸素量を補いやすくなります。

他には、乱れた自律神経を元に戻すため
36度~38度の温めのお風呂に
15分以上浸かるのも良いですね。

体力的に不安でしたら、
入浴ではなく足にするだけでも効果が望めます。

そして、それにより身体が
十分に温まって汗をかいたら
そのまま十分な睡眠を取りましょう。

これにより自律神経もしだいに平常に
回復していくことがてきます。

まとめ

妊娠中はなにかと体調の変化が
気になるものですが、

台風による気圧の低下はお腹の張りや
陣痛にも影響を与えることがあるので

あまり気にしすぎるのもよくありませんが、
異常感じた時には我慢せずに
病院で診断をうけてくださいね。

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