梅のヘタ取りや塩漬け、砂糖漬けなどの加工を簡単に家庭でする方法

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梅のヘタ取りや塩漬け、砂糖漬けなどの加工を簡単に家庭でする方法

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青い梅がスーパーなどの店頭に並んでいますが、
最近は自分で梅干やジャムを作る
「梅仕事」が注目されています。

「難しそう」と敬遠されている人も
多いかもしれませんが、
今回はご家庭でもできる

簡単な梅干の作り方や
梅の砂糖漬けの作り方について
お伝えしてまいります。

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梅のヘタ取りや塩漬けなどの加工を簡単に家庭でするには?

今回お伝えする、家庭で簡単に
梅干しを作る方法はジッパー付き保存袋で
漬けるのが特徴で専用のかめなどの
容器や重しなどは一切不要です。

梅1キロの場合は、

袋は縦30センチ、
横25センチ程度のもの
が使いやすく

新品のきれいなもの使用しましょう。

さらに、赤紫蘇を使わない
「白干し」という漬け方が簡単です。

なぜなら、紫蘇を使わなくても
ほんのり赤くなりますし、
手軽にできるのでお勧めです。

使用する梅は、
全体的に黄色く熟した物を使い

青い梅で購入しても
、ザルにあけて
通気の良い状態で2~3日置くと黄色くなります。

また、甘い香りが出てくるのも
熟し具合を計る目安です。

塩分濃度は保存がよく利くように、

18%にします。

具体的には梅1キロに対し、
塩180グラム
です。

昔は、塩分濃度20%とされましたが
現代では辛すぎるかもしれませんので
18%程度が適当といえるでしょう。

洗う時は流水で優しく行い、
水を切ったら布巾などで
水分を綺麗に拭き取ってください。

ヘタを取る時は爪楊枝や
竹串などを利用してください。
下記のサイトなども参考になりますよ。
梅のヘタの取り方

皮を傷付けると、漬ける過程で
破れやすくなるので気をつけましょう。

特に南高梅などは皮が薄いため、
一段と注意が必要です。

ジッパー付きの保存袋に梅を入れ、
米酢かホワイトリカー100CCを注ぎ

ジッパーを閉めて
袋を動かしながら梅にまぶします。

米酢などは防腐効果があり、
梅の表面に塩が付きやすくなります。

保存袋に18%の塩を加え、
再びジッパーを閉めます。

塩を全体に行き渡らせて
袋の上から優しくもんでなじませます。

ジッパーを開けて、中の空気を抜いたら
初日の作業は終わりです。

この後、管理しやすいよう
袋に日付けや梅と塩の量などを
書いてておきましょう。

熟成させるためには冷蔵庫に入れず、
テーブルなどの上で水分が
こぼれないようにして立てておきます。

保存袋の場合では重しなどは要りませんが、
毎日のお世話が必要になります。

2~3日たつと梅から出る水分の
「梅酢」が増えてきますが、

保存袋では全ての実が
梅酢に漬かりにくくなっています。

このため毎日、袋を上下させたり

ひっくり返したりして
塩や梅酢を全体的に行き渡らせる作業が欠かせません。

コツとしては、
目につきやすい場所に置き

毎日気がついたら触るようにし、
同時に空気も抜いておきましょう。

そのような作業を、
20日ほど行ったら干し頃を迎えます。

干す際には好天が続く日を選び、
竹やプラスチック製のザルに
間隔を開けて並べます。

乾く過程でザルに
皮がくっつかないよう

クッキングシートを敷き、
その上に並べます。

干す目安としては三日三晩ですが、
夜間には室内に入れても構いません。

3日目の朝に天地を返し、
夕方まで干すと完成です。

外出する場合は、
屋根のある洗濯物干し場や

風通しの良い室内の
窓際において置くと安心です。

万が一雨に濡れたりすると、
カビが生える恐れがある
ので
十分に注意しましょう。

完成した梅干は
冷暗所で保存できますが、
心配な場合は冷蔵庫で大丈夫です。

残っている梅酢は瓶などに移せば
いつでも利用できます。

魚や肉の下ごしらえに使うと
臭み消しや下味になり、
カットした野菜を漬けると
即席の浅漬けにもなりますよ。

梅の砂糖漬けを簡単に作るには?

ここでは梅干しと同じく
家庭でできる簡単な梅の
砂糖漬けの作り方をお伝えします。

分量は梅と氷砂糖を各1キロずつです。

梅は洗ってから水分を拭き取り、
ヘタを取った梅をポリ袋に入れ、
冷凍庫で1日半から2日冷凍させます。

なぜ、この方法を取るのかというと
冷凍したほうがより
エキスが出やすいからです。

口の広い煮沸した清潔で乾いた瓶に、
凍った梅と氷砂糖を
3回くらいに分けて交互に入れ、

1日に1回は瓶を降るなどして
中身が混ざるようにします。

7~10日ほどして
氷砂糖が溶けたら飲み頃です。

シロップを水で薄めれば
ジュースにもなりますし

ヨーグルトにかけたり、
ゼリーの材料にしたりと
様々な用途にお使いいただけます。

風味を変えたい場合は、
氷砂糖の半量を黒砂糖や
ハチミツにするのもお勧めです。

ただ、発酵しやすくなりますので
入れ過ぎには注意してくださいね。

「実」は取り出して冷蔵庫などに保存し
お茶請けの他に、

加熱すると皮も柔らかくなるので
料理やお菓子などに加えるのも良いですよ。

まとめ

毎日の変化を観察し、
手をかけるのが梅仕事の楽しみです。

まずは、気軽に挑戦して梅との距離を縮め

保存袋で成功したら翌年には、かめなどで
本格的に着けてみてはいかがでしょうか?

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