室内運動会や体育館での写真撮影の失敗を防ぐには?レンズは何を選ぶ?

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室内運動会や体育館での写真撮影の失敗を防ぐには?レンズは何を選ぶ?

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春や秋といえば運動会の季節ですが、
最近では少子化や学校の統廃合から
校庭や運動場が確保できず、

体育館や屋内の施設を借りて
開催しているところも増えています。

そんな場合に気をつけておきたいのが
写真撮影の方法の違いです。

そこで今回は、室内運動場や体育館で
失敗しない方法や注意点、

最適なレンズの選び方について
お伝えしいまいります。

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室内運動会や体育館での写真撮影の失敗を防ぐには?

室内運動会と野外で行われる運動会の競技ついて、
内容にはほとんど違いはないのですが

やはり、屋外と比べると全体のスペースも狭く
観覧席が限られていることが多いので、

写真撮影を行うには野外の時以上に
場所の確保が重要になります。

そのため、お子さんが参加される競技は
会場のどの位置で行われるのか?

また、どこが最も近いのかを
事前に把握しておくことが重要です。

もし、事前に把握するのが難しい場合は
催しに参加したり補助する係や担当に
立候補しておくという方法もあります。

ただ、その場合は自由に撮影することが難しく
撮影できる時間も限られているため、

旦那さんや奥さんのどちらかが参加して、
その情報をもとに参加していないほうが
撮影するという手段もあります。

ただ、あまり露骨にそのようなことをすると
周りの保護者の方に嫌がられる場合もあるので

そのような場合には自分の子供だけではなく、
親しい方のお子さんの写真も
撮ってあげるようにしてくださいね。

そして、ここからが写真撮影において
さらに重要なことになります。

室内や体育館というのは当然ですが
自然光の太陽光ではなく、

人口の照明下での撮影になるため
カメラの設定を野外のそれと同じにしてしまうと
色がかぶって全体的に黄色が強くでてしまいます。

そのため、ホワイトバランス(WB)という
設定を「晴天」や「曇天」など野外のものから

「室内」や「オート(AUTO)」に
変更しておく必要があります。

ホワイトバランスとは簡単に説明すると、
撮影した時の光源による色合いの違いを
自動で補正してくれる機能なのですが、

これを撮影場所に応じて
正しく設定しておかないと

出来上がった写真の色合いが、
不自然な仕上がりになってしまいますので
十分にお気をつけください。

また、施設内というのは
思っているよりも暗く、

写真撮影においてかなりの影響が出てしまいます。
そのため、カメラや設定を室内撮影に
適したものにする必要もでてきます。

機材において有利なのが
やはり一眼レフカメラです。

なぜなら、撮影において重要な光の感度である
「ISO感度」を高く調整できるからです。

「ISO感度」とはデジタルカメラが
光をとらえる能力を表す値で、

この数値を上げることで感度が増え、
通常なら光を取り込むために
長くなるシャッタースピードを
速くすることができるので

暗い室内での撮影にありがちな
手ブレや被写体のブレを抑えることができるのです。

では、室内で綺麗に撮影するためには
必ず一眼レフじゃないとダメなのかというと

必ずしもそうではありません。

ISO感度を上げすぎると
ノイズの量も増えて
画質も荒くなってしまうため

通常時は400、

室内撮影時には1600まであれば
十分に綺麗に撮影できます
ので

お持ちのカメラのISO感度の
最大値を確認してみてくださいね。

室内運動会に最適なレンズで写真撮影するには?

次に、室内運動会の撮影に適したレンズは
どれを選べばよいのでしょうか?

ここまでお伝えしたとおり、
室内撮影において明るさは最も重要要素なので
できるだけ明るく撮れるレンズを選ぶことです。

では明るく撮れるレンズとは
どのようなものかというと、

F値が小さいレンズのことです。

F値とはカメラの絞りのことで

絞りには
F1.4、F1.8、F2、F2.5、F2.8, F3.5,F4、F4.5、F5.6、F8
などがあり

一般的には2.8以下のものが
明るいレンズとされています。

F値2.8以下の明るいレンズであれば
先程も「ISO感度」でふれた

シャッタースピードを
速くすることができるため、

ブレが少なく綺麗に撮ることが可能になります。

次に単焦点レンズかズームレンズかですが、
どうしてもF値2.8以下のズームレンズは
高額になるため、

お子さんの行事のための
撮影用としてはややお勧めできません。

また、ズームレンズを使用すると
カメラ自体も重くなり

手ブレする可能性も高くなりますので
三脚も必須になります。

ですが学校によっては三脚禁止のところがあったり、
そうでなくとも事前の準備が増えてしまって

思うように自由な撮影が
できなくなる恐れもありますので

気軽に撮影をされるのであれば
F値が2.0以下の単焦点レンズで
焦点距離が30mmから50mm
のものにしましょう。

撮影する際には結構近づく必要がありますが、
その分身軽に動き回ることができて
手ブレも起こらないのでおすすめです。

最後に
シャッタースピードを1/250秒
にすれば万全です!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

室内と野外では同じなようでいて
かなり撮影条件が異なっていますので、

記事でもお伝えしたように、
事前の下調べと準備が欠かせません。

せっかくのお子さんの成長を
記録しておく機会ですから、

撮影後に後悔しないよう
しっかりと対処して臨んでくださいね!

関連記事:運動会の写真撮影の方法やテクニックと失敗しないためのコツ

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