運動会の写真で逆光の場合はどうする?ストロボやフラッシュは?

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運動会の写真で逆光の場合はどうする?ストロボやフラッシュは?

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運動会が開催される日というのは、
春秋どちらの場合も晴天で

太陽の日差しが強い時期に
開かれるのが一般的ですが、

そんな日に写真を撮影すると
たびたびやってしまうのが、

逆光によって被写体が
暗くなってしまうことです。

そこで今回は運動会での
撮影時の逆光の対処の仕方と

ストロボやフラッシュの利点と
利用の仕方ついてお伝えしてまいります。

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運動会写真の逆光にどう対処する?

冒頭でもお伝えしましたが、
運動会が開かれる日というのは

当然ながら晴天の、
それも雲一つないピーカンの日が多いため
一見写真撮影には最適な天気と思われますが、

実はその分、逆光になってしまうリスクも
増えてしまいます。

では、そのような場合は具体的に
どのように対処すればよいのでしょう?

●顔認識機能を利用する
一番簡単な解決方法としては、
カメラの顔認識機能を利用することです。

最近のデジカメでは標準で
備わっていることも多いので、

逆行対策とは関係なく利用されている方も
多いのではないでしょうか?

この顔認識機能を使うことで、
逆光下であっても被写体の顔を
明るく撮影することが可能になります。

ただし、顔認識機能を搭載していても
顔認識AE(AE=自動露出)が搭載されていないと
顔を明るく写すことはできません。

また、全体競技などでは
顔認識機能の容量をオーバーして
認識されない可能性もあるので、
他の対策が必要になります。

●露出補正を使用する
露出補正とは自動で設定されている
カメラの露出を任意で調整できる機能のことです。

一般的には1/2または、
1/3ずつ変更することができ、

明るくしたい場合には
プラスにダイヤルを回すと明るく補正でき、

逆に暗くしたい場合には
マイナスにダイヤルを回します。

特に運動会では着用している体操服が白いため
自動露出にしているとシャツの色に反応して、

逆光でなくても被写体の顔が
黒くなってしまうことがあるので
このような場合にも調整すると便利ですよ。

ですが、やはり大会中の
晴れた日差しというのはかなり強いため

露出補正では対処しきれないこともあります。

ではそんな時に利用したいのが
ストロボやフラッシュです。

運動会の写真でストロボやフラッシュはどう使う?

実はストロボやフラッシュを使用するのは
逆光を物理的に解消するのに有効な方法です。

たとえ昼間であっても
カメラの設定で強制発光を選択すれば

いつでも自由にストロボや
フラッシュが焚けるので、

どうしても暗さが気になる場合には
使用してみると良いでしょう。

ですが、やはりストロボにも欠点があって
それは日中のの野外では、

ガイドナンバーにもよれますが
フラッシュの光で照らせる距離は
せいぜい2メートル程度ということです。

もちろん、屋内や夜では
5メートル~10メートルまで照らせるのですが、

日中の晴天下では当然、
日に照らされているため
そこまでの距離は届きません。

※フラッシュの光の強さを表す標準単位で、
 センサー感度のISOが100のときに、 
 1mの撮影距離で適正露出になる絞り値のこと

また、最近ではカメラ撮影は許可されていても
ストロボやフラッシュの使用を
禁止している学校も多い
ので、
あきらめなくてはいけません。

ではどうするかというと、
少し話が難しくなるのですが

シャッタースピードを遅くして
レンズの絞り(F値)を大きくすることです。

これはどういうことかというと、
シャッタースピードというのは
カメラの露光の時間に関係していますから

遅くなればそれだけ光を捉えられる時間が増え、
撮影した写真も明るくなります。

また、レンズの絞りが大きければそれだけ
光を取り込む量が増えるので
同じく写した写真が明るくなります。

ただ、その分被写体の素早い動きには
対応しにくくなるため、
ブレが発生する可能性も高くなります。

なので、最終的な解決方法としては
自分が必ず太陽を背にした状態で
撮影に挑むということです。

こうすれば逆光が発生しようがないので
必ず防止することができます。

しかし、この方法では被写体が
太陽を正面にしてしまうため
まぶしい表情になりがちです。

ですので、もし自然な表情を撮りたいのであれば
なるべく被写体を横から撮影するのがよいでしよう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

いくつか逆光についての
対策をお伝えしましたが、

どれも一長一短あってなかなか完全に
対処することはできません。

ですが、これらの対処方法を知っていれば
状況に応じて対応することもできますので、

運動会の撮影で困ったときには
是非お試しになってくださいね!

関連記事:運動会の写真を撮るための設定は?ピントや絞り、露出やシャッタースピードはどうする?

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