雪焼けと日焼けの違いは?ウィンタースポーツで雪焼けの紫外線を防ぐには?

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雪焼けと日焼けの違いは?ウィンタースポーツで雪焼けの紫外線を防ぐには?

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冬の雪国は降雪や積雪で悩まれたりしますが、
ウインタースポーツにおいては
なくてはならないものですよね。

ただ、どちらの場合でも気になるのが
その雪の照り返しによる雪焼けです。

そこで今回、夏の日焼けと冬の雪焼けの違いと
ウインタースポーツでその紫外線を
防ぐ方法についてお伝えしてまいります。

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雪焼けと日焼けの紫外線の違いとは?

夏の日焼けと冬の雪焼けは、
その仕組みにおいて
基本的には違いがありません。

では、何が違うのかというと、
夏と冬ではそれぞれ紫外線の量が違います。

そして紫外線には御存知の通り、

紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)の2種類があり、

その量もUVAとUVBでは季節ごとに異なっているのです。

紫外線B波(UVB)は特に季節によって差が激しく、
5月から徐々に増え始め
6月から8月に最も多くなります。

反面、春や秋になると半分になり、
冬には1/5にも減少するため
冬の間はそこまで気にする必要はありません。

しかし、紫外線A波(UVA)
5月頃にピークを迎え、
8月頃までその量は続きます。

そして、最も減少する12月でも
ピーク時の半分程度の量が
降り注いでいますので注意が必要です。

また、紫外線B波が肌の浅い表皮の部分で
シミや皮膚がんの原因になるのに対し、

紫外線A波は深い場所まで到達し、
コラーゲンにダメージを与えるため

シワや張りの低下の原因になるなど
気づかない間に肌に悪影響を及ぼしますので

冬の日焼けや雪焼けは
こちらの紫外線に対処する必要があります。

しかも、雪は紫外線の反射率も高く、

コンクリートや芝生が数%
砂浜が10~20%
水面が20~80%なのに比べて

雪面、特に荒れていない場合には
80~90%にもなる
ため

冬の雪国では夏以上に紫外線対策が
必要になってきます。

ウィンタースポーツで雪焼けの紫外線を防ぐには?

お伝えしてきたように、冬の雪国では
夏以上に紫外線対策が求められますが、

ウィンタースポーツでは
さらに注意が必要です。

なぜなら、
ウィンタースポーツを行うゲレンデは
地上よりも高い場所にあり、

紫外線も届きやすく、
空気も澄んでいるため
非常に浴びやすい環境にあります。

その上、地上と比べると
当然ですが平らな地面も多く、

紫外線の反射率も高いため
上から浴びる量と合わせると、
全体では2倍近くにも達してしまいます。

ですから、冬のゲレンデで行う
ウィンタースポーツは

夏以上に紫外線を防ぐ対策を
しておかなければいけません。

紫外線対策といえば日焼け止めですが、
そこにSPFやPAと表示されていますよね?

これってどういう意味で何が大事かというと、

SPFはサンプロテクションファクター
(Sun Protection Factor)の略で

紫外線B波(UVB)を防御する効果を示しています。

そして、表示されている数字は
日焼けができるまでの時間を、
何倍遅らせることができるかを表した指標です。

個人差はありますが通常では、
紫外線を受けてから

日焼けの症状が出始めるまで
約20分程度かかるとされています
ので、

仮にSPF10と表記された商品があるとするならば

20分✕10=200分(3時間20分)の間、
日焼けをするのを防ぐことができるというわけです。

つまり、紫外線を防御する強さに対する指標ではなく

どれぐらいの時間、
防御することができるのかという指標なので
お間違えないようにしてください。

ですので、紫外線を適切に防ぐのであれば
自分の活動時間にあったものを選ばれるようにしてください。

なぜなら、闇雲に数値の高い商品を
利用してしまうと成分の濃度も高くなって

肌にかかる負担も重くなるので
余計なダメージを負ってしまいます。

もう一方のPAはプロテクション ガード オブ 紫外線A
(Protection grade of UVA)の略で

紫外線A波(UVA)を防御する効果を示しています。

PAの場合は「+」の数が多いほど強い効果を表していて
以下の4つの段階で設定されています。

PA++++ 極めて高い効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+ 効果がある

日常生活ではPA++で十分ですが
雪山でウィンタースポーツを行うのあれば
最低でもPA++以上、

紫外線の影響を気にされるのであれば
PA++++を塗られると良いでしょう。

ですが、やはり数値が大きくなるにつれて
肌への負担も重くなるので、

特に肌が弱い方はあまり+の多いものは
控えた方がよいでしょう。

そんな方にお勧めなのが
飲むタイプの日焼け止めです。

サプリタイプの日焼け止めであれば
肌への影響を気にする必要はないですし、

夏や冬の紫外線の差を気にすることなく、
1年中を通した紫外線対策ができるので

ウィンタースポーツに興味のない方が
利用されるのも良いですよ。

まとめ

いかがだったでしょか?

雪焼けと日焼けの違いが、 
ご理解いただけたでしょうか?

紫外線と言えば夏の日差しを
思い浮かべられるかもしれませんが、

雪国やウィンタースポーツでは
夏以上に気をつけないと,

紫外線を原因とする病気や
肌の衰えに繋がりますので

自分にあった紫外線対策を
選んでくださいね。
                                          関連記事:ウィンタースポーツの日焼け対策や防止はどうする?日焼け止めに最も有効な手段とは?サプリ



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