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喪中にのしはお歳暮につけていいの?寒中見舞いやお年賀はどうする?

2016/10/14

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自身やご身内に不幸が起こった場合、
困るのが喪中の作法ですよね。
年中行事の中でも贈り物には欠かせない
『のし(熨斗)』について
喪中期間はどうすれば良いのかを纏めてみました。

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喪中にのしはお歳暮につけてもいいの?

まず最初に、喪中とはなんであるか
おさらいしておきましょう。

喪中とは近親者に不幸が訪れたとき、
一定期間中は慶事の参加や
執行を自重しなければなりません。

忌中ともいいますが、忌中は穢れを意味し神道では
五十日間(一般的には四十九日が忌中期間とされています)
は仕事をひかえ殺生を行わず神社にも
参拝してはいけないとされています。

喪中では死者を偲ぶ期間、喪中期間といい
その期間は忌中の四十九日に対して1年が目安になっています。

仏教の宗派によってはどちらの言葉も使用しないのでご注意ください。

過去の歴史の中では養老律令(ようりょうりつりょう)や
服忌令(ぶっきりょう)など法律として厳格に定められていましたが
現在ではそれも廃止され、個々人の経験や
それぞれの慣習によって判断することになっています。

では、喪に服さなければいけない親族の範囲や
期間はどこまででしょう?

故人との付き合い方や関係性により
それこそ明確な決まりはありませんが
やはり、父母、義父母はもちろん
自分の妻や夫、兄弟・姉妹や子供、
祖父母ぐらいが一般的な範囲になります。

これに加え、同居の有無や地域によって
叔父叔母や伯父伯母、曾祖父母まで
その範囲が広がるケースも考えられます。

期間の目安としては
父母・義父母で12~13カ月、

夫で13カ月、妻で90日

夫婦でこんなに喪中期間が違うのは
昔からの律令からの流れからとはいえ
かなり男尊女卑になっていますね。

子供で3カ月~12ヶ月

兄弟・姉妹で20日~6ヶ月

祖父母で1ヶ月~6ヶ月

叔父叔母・伯父伯母で20日~3ヶ月

曾祖父母で20日~3ヶ月

以上がおおよそですが、基準になります。

では実際、自分が喪中になった
あるいは相手が喪中になった場合に
どうするのかご説明しましよう。

お歳暮は基本的に、普段の感謝やお礼を込めて贈るものなので
贈っても受け取っても作法に反しません。

なぜならお歳暮は、なにかをお祝いするために
贈ったり受け取るものではないからです。

ただし、地方や地域の違いによって
微妙に異なっていることも考えられますので、
不安な時は事前にご確認されても良いかもしれません。

また、先方の四十九日が明けていないうちは
忙しいこともあり、かえってご迷惑になることも
予想されますので遅らせることも選択肢です。

なお、四十九日以内だと香典や香典返しの意味合いが
強くなるので注意が必要です。

ここで重要なのが のし(熨斗)紙です。

のし紙とは水引きとのしを印刷した紙のことで
普段は慶事や祝いごとの時に貼るのですが
紅白の水引や のしは慶事の意味合いがあるため、
喪中の場合は使いません。

ですから、自分が喪中で先方に贈る場合には
紅白の水引や のしは無しにして白短冊や無地の のし紙を使用しましょう。

どちらの場合でも のしや水引がない短冊状の のし紙(白短冊)や
無地の のし紙(奉書紙)の表書きに「お中元」「お歳暮」とお書きください。

喪中ののしや寒中見舞いは作法に反する?

寒中見舞いとは寒さが厳しい季節に先方の体調を気遣ったり
こちらの近況を知らせるために送ったりする他に、
事情があって年賀状を送れなかった方へ送るという挨拶状という意味もあります。

したがって、先方やこちらが喪中期間である場合は
この寒中見舞いを送ることは作法に反することではありません。

ただし、文面には慶や祝、吉や福などおめでたい事を連想させる語句は
絶対に入れないようにしましょう。

以上のように、年賀状の代わりに寒中見舞いを送る方も多いのですが
普段からお付き合いが深く、毎年欠かさずやりとりをなさっている方に対しては
正式な挨拶状として喪中欠礼を出しましょう。

喪中欠礼は年賀状欠礼ともよばれる喪中はがきで、
1年以内に親族に不幸があった時に喪中期間のため
慶事を避けて年賀状を出さない旨を伝える挨拶状です。
通常は先方が年賀状の準備を始める前の
11月中旬から12月上旬までに届くように出しましょう。

また、喪中は私事の出来事なので、
公の関係である会社の同僚や取引先の方などには
平年と同じく年賀状を送っても問題ないとされています。

喪中ののしとお年賀はどうすればいい?

お年賀とは新しい年神様をお迎えしてお祀りすることてあり、
年始の挨拶として神棚や仏壇にお供え物をする習わしが
手土産を持参する習慣として定着したものです。

ちなみに子供らがもらうお年玉は
この神棚などに供える「御歳魂」からきています。

自分や先方が喪中である場合には
あらかじめお断りを入れておき、
松の内の7日から15日以後である
「寒中」に訪問することが作法とされています。

この時の大切な点が水引がない のし紙や
無地ののし紙に表書きで「寒中見舞い」と書くことです。

あるいは、事前に説明して先方の了承をいただけば
年始の挨拶を欠礼させていただいても問題はありません。

まとめ

お歳暮やお年賀など
こちらはもちろん先方にご不幸があった場合、
毎年当たり前のように行っていた行事でも
正しい作法にのっとって行わないことで
大きなトラブルを招いてしまうことにつながりかねません。

そうならないためにも、しっかりとした知識を学んで
人間関係を円満にしていきたいものですね。

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