スギヒラタケを食べるとなぜ食中毒で死亡する?症状や別名、呼び名は?

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スギヒラタケを食べるとなぜ食中毒で死亡する?症状や別名、呼び名は?

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キノコ狩りの季節を迎えていますが、
かつては食用とされていた
「スギヒラタケ」は、近年の研究では
危険と考えられています。

食用かどうか見分けがつかないキノコは
食べないことが重要です。

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スギヒラタケを食べるとなぜ食中毒死亡する?症状は?

農林水産省は2017年の9月、

「スギヒラタケは食べないで!」

注意を呼びかけました。

スギヒラタケは均シメジ科のキノコで、
栽培はされていませんが、

かつては東北や北陸、
中部地方を中心に広く食べられています。

しかし、2004年以降スギヒラタケが
原因とみられる急性脳症の報告が相次ぎ、

同年は役60人が発症し、
うち19人が死亡しています。

報告があった当初は、
腎臓の機能が低下している人が食べた場合に

意識障害や痙攣など急性脳症になる
と考えられていました。

その後、腎臓に以上がない場合でも
発症する事例が報告され、

農林水産省や厚生労働省で
研究を進めましたが、

現在でも安全に食べられる
キノコかどうかはわかっていません。

また、有毒成分も特定されていないので、
残念ながら加熱すればたべられるかどうかも
はっきりしていません。

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スギヒラタケの別名や呼び名は?

スギヒラタケは晩夏から秋にかけて、
スギやマツなどの針葉樹の倒木や
切り株などに発生します。

白色で2~6センチほどのかさが、
重なりあって群生するのが特徴です。

地域によって「スギカノカ」
「スギワカイ」「スギゴケ」
など、

異なる名前で過ぎれることもあり
注意する必要があります。

古い文献やウェブサイトでは
『食べられるキノコ』として
紹介されていることもあるので
気をつけなくてはいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

2016年はキノコが原因で
110人の方たちが食中毒を発症していますので、

食べられるかどうか疑わしいキノコは、

「採らない」「食べない」

「売らない」「人にあげない」

ことが重要ですね!

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