登山テントの洗い方やたたみ方、手入れの方法とカビへの対処の仕方

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登山テントの洗い方やたたみ方、手入れの方法とカビへの対処の仕方

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山中での宿泊において、
テントの使用は欠かせないものですが、

夏登山や冬登山にかかわらず
高い標高にある山は寒暖の差や
天候も荒れやすいため、

風雨にさらされて濡れたり
汚れたりすることも多くあります。

中には濡れた状態でそのまま保管したため、
後日使用しようとした際にカビが繁殖していたり

嫌な臭いがついたしまった
なんてことも起こったりします。

そこで今回は、登山テントの洗い方や
たたみ方などの手入れ方法とともに
カビへの対処についてお伝えしてまいります。

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登山テントの洗い方

テント洗い方の洗い方としては、
野外で水道水をかけながら洗う方法と
お風呂場の浴槽に浸けて洗う方法があるのですが、

野外の場合は結構なスペースも必要になり、
集合住宅にお住まいの方が
ベランダでされるには不向きなため、

ここではそれよりも手軽な
浴槽で洗う方法をお伝えします。

まず浴槽の水ですが、
前日に使用した残り湯で構いません。

量としてはあまり沢山入っていると
かえって洗いにくいため、

いっぱいまで入っている場合は、
半分程度まで減らしましょう。

入浴剤に関しては、物によって乾かした場合に
跡が残ってしまう可能性もありますので

テントを洗う予定があるのであれば
その日は控えるようにしましょう。

もし天気の関係で、急に入浴剤入りの
残り湯で洗わなくては行けない場合には、
すすぎを念入りにするよう心がけましょう。

残り湯を適量に減らしたら、
そこにテントを静かに浸します。

汚れをチェックしながら
目についた汚れを落としていきます。

特にポール受けなどの隅の部分には
汚れが溜まりやすいので
念入りに洗っていきます。

途中、裏表を逆にすることも忘れずに。

これだけである程度の軽い汚れは落ちるのですが
それでも落ちない汚れがある場合には、

レインコートや傘などの
雨具用洗剤を使用されると良いでしょう。

ポイントとしては、撥水・防水加工が落ちないように
あまり力を入れてゴシゴシと洗わないことです。

汚れが落ちたら、いったん浴槽から出しましょう。

洗うのに使用した浴槽の残り湯を抜き、
テントが浸かる程度の真水を浴槽に張り

そこにテントを浸けて
洗剤を落としたり、よくすすいでおきましょう。

十分にすすいだら、
いったん浴槽のフタなどに上げて
水分を十分に切っておくと
この後の乾かす時間が短縮できます。

乾かす時の天気ですが、
晴天の方が早く乾くので
良さそうに思えても実はよくありません。

直射日光に当たり続けると生地が劣化して
撥水や防水加工がなくなってしまう
ので

可能であるならば、
曇りの日に干すようにしてください。

もし、そうでない日に干される場合は
15分から30分程度干して表面水分をとばし、

後は自立できる状態に組み立てて
室内で乾かすようにしましょう。

一人~二人用のテントであれば、
6畳から8畳の広さがあれば大丈夫ですので

そのままの状態で丸1日~3日置いて
十分に乾燥させれば完了です。

登山テントのたたみ方

登山テントのたたみ方には
従来行われていたまっすぐに広げた後、

半分に折ってから
外から折りたたむ方法が一般的になっていますが、

この方法は空気を抜き辛くて
キレイにたたみにくく、

またテントを収める
スタッフバックの内側を汚してしまうため

ここでは下記の図のようなたたみ方をお勧めします。

引用元:http://www.arai-tent.co.jp/support/support01.html#03

この方法はテント内にゴミやホコリを残しにくく、
テントの空気も抜きやすくて小さくたためるため
従来のたたみ方に慣れていない人でもとっても簡単です。

登山テントの手入れで大切なカビへの対処

登山テントの手入れで最も大切なことが
実はしっかりと乾かすことです。

なぜなら、使用してそのままにしておくと
こびりついた泥や雨や

結露による水分によって
嫌な汚れが発生したり、

食べ物のカスなどで
カビが繁殖してしまうからです。

ここまでお伝えしたように、
浴槽で十分に洗った後乾かすのも良いのですが、

使用する度にそのような
手入れをするのも大変ですし、

また、撥水・防水加工の劣化も
早くなってしまいますので

毎回使用後にしっかりと
乾燥させてそうならないようにしましょう。

乾かし方は洗った時と同じく、
なるべく晴天を避け

日陰か室内で乾かすようにしてください。

もし、汚れを見つけた場合には
乾燥後に軽く叩いて落とすか、

それでも落ちない場合は
タオルや布巾をぬるま湯に浸けて
固く絞って拭いてみてください。

万が一カビが発生していた場合は
漂白剤などを使用したくなりますが、

やはりテントの生地を痛めてしまうため、
以下のような専用のカビ取り剤を
使用するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

テントの手入れの鉄則はお伝えしたように
使用後にしっかりと乾燥させることですが、

何度も使用していると、
それだけでは落ちない汚れがあったり
臭いが気になったりしますよね。

そんな場合は今回の記事をご参考にして
洗ってみてくださいね。

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