しもやけができる仕組みやかゆい理由は?予防対策には手袋や食事が大事?

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しもやけができる仕組みやかゆい理由は?予防対策には手袋や食事が大事?

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寒くなると、手足の指先などが
赤く腫れる皮膚の病気が

「しもやけ」ですよね。

このしもやけになると
かゆみや痛みを感じることもありますが、

そもそもどうして、
しやけになるのでしょうか?

そこで今回は、
しもやけができる仕組みや
かゆみを感じる理由、

また、しもやけの予防対策について
お伝えしてまいります。

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しもやけができる仕組みやかゆい理由は?

しもやけの原因を端的に説明すると、
寒さや冷えの刺激による

血行障害が原因です。

体が長時間、寒さにさらされると
心臓から血液を送り出す「動脈」と、

心臓に血液が戻る「静脈」
ともに収縮して細くなります。

温かくなると弾力性のある動脈は
すぐに元との血管の太さに戻りますが、
静脈の戻りはそれに比べるとやや遅いです。

このずれによって
動脈から流れこむ血液が、

すみやかに静脈に出ていかない
ということになります。

手足の指先など体の末端部は
動脈が毛細血管へて
静脈に切り替わる場所でもあり、

毛細血管も寒さで縮んで
血行が悪くなります。

血流が滞ると指先や鼻先、
耳たぶなどがうっ血したり
炎症を起こして赤く腫れ、

末端の細胞まで酸素や栄養が
運ばれにくくなり症状が悪化します。

急に温かくなると、拡張した血管が
神経を刺激するなどするので
痛みやかゆみを伴います。

1日の温度差が大きい冬場から
春先(11月~3月頃)にかけては
気を付けるたいところです。

また、住宅の高気密化や
暖房器具の利用などで
室内外の温度差も大きく影響しています。

それにより激しい温度差で
血管の収縮回数が増え、

血行が悪くなり、
しもやけになりやすくなります。

ですので子供や女性、
高齢者は注意が必要です。

水虫や痛風と勘違いすることも
多くありますが放置すると重症化し、

ひどい場合には皮膚の水ぶくれや
潰瘍、化膿、壊死になる
ケースもありますので

軽く考えてしまわず
適切な予防対策が必要です。

しもやけの予防対策には手袋と食事が大事?

では、しもやけの予防対策には
何をすればよいのてしょうか?

まずは防寒対策が大事です。

戸外では手袋やマフラー、
耳当てを身につけたり、

靴下を重ねばきするのも効果的です。

衣服や靴下を雪や雨で
濡れたままにすると

気化熱で手足など
体の表面温度が下がるため、
しもやけになりやすくなります。

肌の水分は可能な限り
タオルで拭き取って着替え、

家事で水仕事をする際には
ゴム手袋を必ず着用してください。

普段の生活習慣でも気を配るようにし、
急激な温度差は避け、
徐々に体を温めることを心がけましょう。

ストープなどの暖房器具で
体を急に温めたり、

入浴時に急に熱いお風呂に
入ったりせず、

温めのお湯でかけ湯をし、
湯船にもゆったり浸かりましょう。

もうひとつ忘れてならないのが
摂取する食事です。

末梢神経の血流改善効果が
あると言われる
ビタミンEを含む食事、

アーモンド、かぼちゃ、
アボカド、落花生、ほうれん草

体を暖める湯豆腐に
生姜などを添えるのも良いですね。

また、手足など患部の血行を
促進することもポイントで、

手足の指先を広げる
「グーパー運動」もお薦めです。

加えて、患部への
適度なマッサージや、

ビタミンEを配合した
保湿クリームも効果的です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

しもやけの予防にはお伝えしたように
日頃からのケアが欠かせませんので、

お風呂上がりや就寝前に
クリームを塗りながら
手足などを優しくほぐすのもよいですよ!

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