インフルエンザワクチンを妊婦がうつ時期~副作用と保存剤についても

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インフルエンザワクチンを妊婦がうつ時期~副作用と保存剤についても

2016/10/14

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妊娠時の健康状態は今後の影響も考えて
万全にしておきたいものですよね。
そんな時、最も気をつけるのが
インフルエンザの発症ではないでしようか?
そのインフルエンザを事前に欠かせないのが
ワクチンの予防接種ですが、
時期や副作用について色々と心配になって不安ですよね。
この記事ではそんな心配や不安についてお答えいたします。

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インフルエンザワクチンを妊婦が受ける時期について

一番最初に結論を言ってしまいますが、
妊婦がインフルエンザワクチンを受ける時期として
最も適していると思われるのはいつかというと
それは、

妊娠が発覚したらすぐに受ける

です。

特に、妊娠28週目以降に発症すると
重症化する危険性が高くなりますので
そうならないためにも、
9月の時点で妊娠12週目の場合は
流行期の12月に備えるためにも
早めの予防接種を心がけましょう。

妊娠中の予防接種回数は1回ですが、
ワクチンに対して抗体ができるまで2週間程度かかるので
それも計算に入れた上でいつ接種するのかご判断してください。

ここまでお読みの方で、妊娠時に受ける
インフルエンザワクチンの危険性ついて
ご心配されていると思いますが
それは、一部のワクチンを除いて胎児に対する影響は
全くないといえる
ので不安に思われることはありません。
ただし、やはり医者の中には考え方が違う方もいらっしゃいますので
気になるようでしたらご相談されてください。

受けるワクチンについてですが、
妊娠中に予防接種を受けるワクチンは
不活性化ワクチンといって
ウイルスや細菌が死んだ状態にし
免疫をつけるのに必要な成分だけを抽出して
作られたワクチンです。

これは毒性も低く、副作用も少ないので
妊娠中の予防接種には最適
というわけです。
ただしその分、免疫を維持する期間が長くないため
場合によっては再度受ける必要もあります。

では、
一部のワクチンとは何でしょう?
それは

生ワクチン

といって、
毒性を弱めた生きたウイルスのワクチンです。
これは、免疫保持期間を長く保てるのですが
妊婦にとって禁忌として接種してはいけないことになっています。

ですから、妊娠中やそれが疑われる時期にワクチンを接種する場合は
十分注意
してその旨を医師と相談した上で接種に望んでください。

では、なぜそうまでして

インフルエンザの予防接種を受けなければならないのでしょう?

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妊娠中にインフルエンザが発症した場合、
治療薬である一部の薬の安全性が十分に担保されておらず、
また、胎児に与える影響も考慮しなければならないので
脳炎や肺炎などの重症化はもちろん、
その感染自体を確実に防いでおく必要があるからです。

とはいえ、
予防接種を受けさえすればそれでいいというわけではなく
うがいや手洗い、十分な湿度や室温の確保など
普段の備えが重要であることには変わりはありません。

また、ワクチンを接種する前にも
体調やアレルギーの有無など準備を整えて
医師と話し合った上でその時期を決めてください。

インフルエンザワクチンを妊婦が受けた時の副作用

インフルエンザワクチンを接種した時の副作用ですが
前述したように、きちんと体調を整えた
健康な状態であるならばほぼリスクありません。

副反応とよばれる軽度のものは
全体の10%程度の確率で起こりますが、

その症状も接種部分の周辺のかゆみや
痛みや腫れの他に、身体全体の倦怠感や
発熱や頭痛に下痢など安静にしていれば、

通常は2~3日で治まるものなので

インフルエンザが発症して重症化した場合のリスクを考えると
予防接種をためらうほどの不安要因ではない
と思われます。

インフルエンザワクチンを妊婦が受けたときに気になる保存剤の話

もう一つ、
インフルエンザワクチンの予防接種で気になるものに
ワクチンに含まれる保存剤のことがあると思います。

このワクチンに含まれている保存剤は、有機水銀のチメサロールであり
以前から今までも自閉症や発達障害の発症の原因として疑われています。

しかし、このチメサロールに対して
日本小児神経学会では以下のような判断を提示しています

1.自閉症が水銀中毒であるということを積極的に肯定する根拠は乏しい。
2.自閉症とチロメサール含有ワクチンとの間に明確な関連性は見出されていない。

したがって、自閉症などの副作用に関しては
特にチメサロールが原因ではないことがほぼ明らかです。

ですが、やはり不安だと思われる方には
このチメロサールが含まれていない
チメロサールフリーというワクチンを
医師と相談した上で接種されるのが懸命でしょう。

かかる費用は1000円ほど割高なるのですが、
お子様やご自身の不安を取り除くためなら
決して高い費用ではないはずです。

まとめ

インフルエンザは毎年のように流行するものですが
ご自身が妊娠期間中には
いつもより過敏に気にしてしまいますよね?
ですが、前もってその準備や知識を深めておけば
いざという時に神経質にならず
安らぎを持って出産に挑むことができるはずです。

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