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湯たんぽで低温やけどする原因や仕組みは?予防する方法には?

寒さが増してくると、
暖房器具を使う機会も増えますが

湯たんぽやカイロによる事故や
低温やけどには十分注意したいですよね。

そこて今回は、低温やけどが
起こる原因や仕組み、
その予防方法について
お伝えしてまいります。

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湯たんぽで低温やけする原因や仕組みは?

消費者庁では毎年この時期に
湯たんぽによる事故が増えるとして
注意を呼びかけており、

2009年9月から2017年10月までに
湯たんぽの事故が計363件報告されています。

脚をやけどしたといった
使用中の事故だけではなく、

電子レンジで加熱し、
取り出そうとしたら破裂したなど
加熱中の事故も多発しています。

では、このような低温やけどは
どうして起きるのでしょうか?

低温やけどは、就寝中などに
湯たんぽや電気あんかなどの

40度~50度程度の低い温度の熱が
体の同じ部位に長時間にわたって
皮膚に加わることで起きます。

44度で3~4時間、
46度で30分~1時間程度

やけどするとされています。

これは皮膚の感覚神経が
「痛い」「熱い」と感じなくても、
一定以上の熱で皮膚組織が破壊されるため、

ある程度心地よいと感じる温度でも
気を付けなくてはいけません。

他にも低温やけどが起きる仕組みについては
密着した器具が皮膚を圧迫し、
血流が悪くなっていることも影響しています。

通常、皮膚に伝わった熱は
血流を介して全身に拡散されますが、

血管が圧迫されていてることで
血流が悪くなり熱がこもりやすくなります。

このため、表皮の奥の真皮までダメージを受けて、
見た目よりも重症化しやすくなってしまいます。

しかも、一般的なやけどでは、
すぐに患部を水などで冷やすことで
悪化を食い止めることができますが、

低温やけどは気づいた時点で皮膚の深部まで
ダメージを受けているため、
その効果はあまり期待できません。

ですので、気づいた場合はただちに病院に行き、
医師の治療を受けることが大切です。

●低温やけどの仕組みの一因

     熱源(湯たんぽ)
     ↓  ↓  ↓
表皮━━━━━━━━━━━━━━━━
血管※血管が圧迫され血流が悪化し
   熱がこもりやすくなる 
真皮━━━━━━━━━━━━━━━━

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湯たんぽの低温やけどを予防するには?

低温やけどを予防するためには
どうすれはよいのでしょうか?

確実な方法としては、

湯たんぽなどの長時間の使用を
避けるのが一番です。

湯たんぽなどは、
直接体を温めるのではなく、

布団を暖めるために使うようにし、
就寝時点には布団から出しましょう。

電気あんかも電源を切るなどしてださい。
もし、布団の中で使い続けたい場合には、
タオルなど厚手の布で包むようにしましょう。

暖房機能のある便座に
長時間座っていることで

低温やけどに至るケースも
2015年に4件確認されており、

いずれも80歳以上の高齢者が
用を足している最中に眠ってしまうなどして
長時間便座に座ることで起こっています。

そのため、便座の温度を低く設定するか
使用中はスイッチをオフにするように
注意してあげてください。

意外なところでは、スマートフォンも
低温やけどの原因になっていて、
国民生活センターによると、

充電しながら寝たらスマホが
腕の下にあってやけどをした、
といった事例も報告されています。

東京都生活安全課が、
スマホを毛布を包んで
アプリケーションを起動状態にする
実験を行ったところ、

50分~2時間程度で50度前後まで
発熱したということなので、

就寝時にスマホを使う際にも
十分に注意してください。

●低温やけどを防ぐための注意点
湯たんぽ
・布団を温めるのに使い、
 寝る時は外に出す。
・タオルなどで包んでも
 十分でない場合がある

暖房機能付き便座
・温度調整を「低い」にする
・使用直前まで温め、
 使用中はスイッチを切る

スマートフォン
・就寝時に布団の上で充電しない
 起動中のアプリはオフにする

まとめ

いかがだったでしょうか?

ストーブなどの直接火を付ける
暖房器具と違って、

湯たんぽやカイロなどは
ついつい安心してしまいがちですが、

注意しておかないと通常のやけど以上に
悪化して長引く恐れもありますので
十分に気を配ってくださいね。

関連記事:ワンルームの暖房対策は?適正温度や設定、暖房器具でおすすめのものは?



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