冷え性はなぜ起こる?冷え性を改善させる食物と工夫は?

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冷え性はなぜ起こる?冷え性を改善させる食物と工夫は?

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これからの季節、体の「冷え」
悩む人にとって憂鬱な季節です。

そこで今回はその冷え性について
なぜ起こるのか?

また、改善させる食物や
工夫についてお伝えしてまいります。

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冷え性はなぜ起こる?

寒い屋外などにいると、
手足の先が冷たくなり
全身が震えてきますが、

これは体の中心を守るため、
人体に備わっている機能です。

体温が奪われてくると、
手足の毛細血管が収縮して
熱の発散を抑える一方、
筋肉を震わせることで熱を作ります。

これは、心臓など重要な臓器の温度を
下げないための自衛策です。

そんな屋外から暖かい屋内に入ると、
毛細血管が広がってポカポカしてきます。

ですが、冷え性の人は
手足が冷たいままです。

これはなぜかというと、
自律神経が正しく働いていないためです。

体の機能が正常であれば、
寒い場所では交感神経の働きで
血管が収縮し、暖かくなると
副交感神経が働いて血管を拡張させます。

人体はこの切替で
体温を保っているのですが、

冷えやストレスや
生活習慣の乱れなどで、
この切り替が上手くいかない時に起こります。

体の熱を生み出すのは
主に筋肉なのですが、
女性に冷え性が多いのは、
男性より筋肉量が少ないためです。

この理由には無理なダイエットで
冷えが悪化していることも考えられます。

近年広がる低体温化も
冷えを助長しています。

日本人の平均体温は
この半世紀で1度近く下がっており、
要因としては、

1.エアコンの多用で体温調節機能が低下
2.交通機関の発達などによる運動不足
3.コンビニエンスストアが各地に広がり、
  冷たい飲食物を口にする機械が増えた

  
などが上げられます。

このような冷えは体に、
様々な悪影響をもたらす危険性があり

血行が悪くなって、酸素や栄養が
 十分に行き渡たらなくなる。
老廃物も排出しにくくなって、
 だるさなど体の不調をまねく。
体温が下がって免疫が低下して
 代謝が悪くなり、病気になりやすくなる

といった研究結果もあります。

●冷え性が起こる仕組み
・寒い場所
 交感神経が働き、血管が収縮するため
 手足が冷たくなる
  ↓           ↓
正常な場合       冷え性の場合 
暖かい場所にはいると  暖かい場所でも
副交感神経が働きで   副交換神経が
血管が拡張       上手く働かない
  ↓           ↓
手足がポカポカ     手足が冷えたまま

冷え性を改善させる食物と工夫は?

では、このような冷え性を
改善するにはどうすればよいのでしょうか?

やり方としては2点あり、
外から体を暖める方法と
体内で熱を作りやすくする方法
です。

外から体を暖める方法としては
膝の上に湯たんぽを置いたり、
カイロを太ももに貼る
などが簡単ですが効果的です。

体内から熱を作る方法としては、
元となる筋肉を作るために
たんぱく質を毎日摂るという方法がお勧めです。

例えば、朝食では卵料理やヨーグルト、
チーズを添え、和食なら納豆や生卵、
焼き魚などを一緒にとることです。

みそ汁でも大豆のたんぱく質がとれますよ。

糖質や脂肪を効率よくエネルギーに変える
ビタミンB郡も積極的にとりましょう。

特に豚肉や乳製品、大豆に多く含まれており、
ニンニクやネギはビタミンB郡の働きを
助けるので合わせて摂取するのが良いですね。

また、唐辛子やカレー粉なども
適度に使えば体温を上げてくれます。

生野菜のサラダは水分が多いため
体を冷やしてしまうので注意しましょう。

それよりも、冬野菜である
大根やカボチャ、サツマイモなどを蒸したり
温かくして食べましょう。

生姜をすり下ろして調味料や
ドレッングに混ぜるのも良いですよ!

●冷えを改善する工夫
・湯たんぽやカイロを太ももに載せて血行を促進
・洗濯物を1枚干すごとにスクワットを1回ずつ
・電車では座らず、吊革につかまってつま先立ち
・時速6キロ程度の速歩で歩く

まとめ

いかがだったでしょうか?

冷え性は特に女性に目立つ症状ですが
お伝えしたように、

現代の生活習慣が引き起こした
減少といえますので、

今回記事を参考に改善に取り組んでくださいね。

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