インフルエンザと子供 予防接種は受ける? 間隔と副作用もご紹介

健康

インフルエンザと子供 予防接種は受ける? 間隔と副作用もご紹介

2016/10/14

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インフルエンザが流行するこの季節には
親御さんの心配事がまた増えますよね。

もしも子供が感染したらどうしよう? と

そんな心配事を防ぐ手段の一つが
インフルエンザの予防接種です。 

ですが、予防接種に対しても、
色々な悩みや不安があるのが
正直なところではないでしょうか?

今回はその、子供のインフルエンザ予防接種
についてお伝えします。

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インフルエンザと子供 予防接種は受ける?受けない?

インフルエンザの予防接種を子供が受けると
どれぐらい効果があるのでしょうか?

子供の予防接種は母親から受け継いだ抗体が
低下しきる生後6ヶ月から
受けることができるのですが、

1歳未満の子供については調査対象の数が少なく、
有効性を示すデータについてはありません。

しかし、1歳以上から6歳未満児について
発熱を発症の有無として計測した場合、
20~30%の予防接種の有効性

確認することができています。

この数値について様々な印象を持たれることと思います。
とくに、

「予防接種を受けたとしても100%近く防げるわけではないんだ」

と、思われた方は非常にがっかりされることでしょう。

ですが、インフルエンザの予防はこれだけでは完結するわけではありませんし
普段から手洗いうがいなどにも気をつけられていることでしょう。

その上で、20~30%感染する確率を減らせるのであれば
十分に予防接種を受ける価値はあるといえないでしょうか?

さらに、予防接種を受けなかった場合
インフルエンザが重症化したときのリスクに対しても
備えておく必要もあります。

重症化したときの症状で最も恐ろしい

インフルエンザ脳症も予防接種によって防げるわけではありませんが、

予防接種によってインフルエンザにかかる確率を減らすことができれば
それだけ、インフルエンザ脳症を発症するリスクを下げる
ことができるわけです。

以上のことから、1歳以上の子供には

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インフルエンザの予防接種を受けさせることが望ましい!

と結論付けられます。

インフルエンザと子供 予防接種の間隔はどれぐらい?

インフルエンザの予防接種の回数ですが、
生後6ヶ月以上から13歳未満までは原則2回です。

その場合の接種の間隔も2~4週の間、
ただし4週が最も理想的とされています。
これは抗体を増やすしやすく
また、副作用を起こしにくくするためです。

13歳以上の子供については、以前にも予防接種を受けていれば
追加免疫の効果で十分な効果があるとされていますが、
確実に抗体を作りたければ同じく2回受けるのがよいでしょう。

その間隔ですが、

インフルエンザが流行する時期の12月を目安にするなら
その前に2回目の接種を終えておきたいところです。

ですので、1回目は10月の中旬から下旬までに受け、
2回目は11月の中旬か遅くとも下旬には済ませておきましょう。

インフルエンザと子供 予防接種の副作用は大丈夫?

インフルエンザの予防接種を受けさせたときに気になるのが
その副作用ですが、一般的には副反応とよばれる軽微な症状で
接種部分周辺のかゆみや痛み、腫れの他に
全身の倦怠感や頭痛や発熱と下痢が
全接種者の10%の確率で起こります。

それでも、安静にしていれば
通常は2~3日で治るものなので
深刻に悩むほどの危険性はありません。

それでも、ご心配される方は
かかりつけのお医者さんと
アレルギーの有無などよくご相談された上で
ご判断なさってください。

まとめ

お子様のインフルエンザへの感染を防ぐには
ここまででお伝えしたように
予防接種を受けるのが一番ですが、
それはお子様だけが受ければ
よいというものではありません。

お子様の感染を防ごうと思うのならば、
身近にいるであろう親であるあなたも
予防接種を受ける必要があります。

なので、お子様の健康を優先するあまり
ご自身の健康を軽視することのないよう
十分にご注意ください。

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