健康

インフルエンザと高齢者 予防接種は受ける?その症状と重症化した場合

2016/10/14

空気が冷たくなって
冬の寒さを実感する季節になると
心配になるのがインフルエンザの流行です。

ご自身はもとより、ご高齢のご両親や
ご祖父母様が感染するのはどうしても避けたいところですよね?

そのような場合に有効な予防接種と残念にも発症した時の症状、
重症化したときの危険性についてお伝えしてまいります。

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インフルエンザと高齢者 予防接種は受けるべき?

インフルエンザには今までかかったことがない

あるいは

普段からうがい手洗いなどで
十分対策を行っているから大丈夫

と軽く見ている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、インフルエンザが高齢者に感染・発症した場合
即、命にかかわる合併症を引き起こすことが珍しくありません。
ですので、ご両親やご祖父母様が
65歳以上になられているのでしたら
積極的に予防接種を受けられることをお勧めします。

国が定める予防接種法でも市町村などの自治体には
以下の対象者に予防接種を行わなければいけないことが決められています。

1.65歳以上の方。

2.60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり
 身の回りの生活を極度制限される方。

3.60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり
 日常生活がほとんど不可能な方。

これらの対象者に含まれていなくても、
60歳を越えているのであれば
やはり、事前の予防対策として
ワクチンの接種を心がけておくのが好ましいです。

本来、インフルエンザの予防接種は
法定接種の対象にならない任意接種なのですが
予防接種法のおかげで、各自治体には上記の対象者以外でも
その費用に対して補助や公費負担、
あるいは低額による実施を行っている
ケースが多いです。

なので、接種を希望されるときには
ご自分のお住みになっている自治体の保健センターなどに
一度問い合わせてみると良いかもしれません。

予防接種を受けるときの不安として費用と同じく大きいのが
その副作用だと思います。

しかし、インフルエンザの予防接種に使用されているワクチンは
不活化ワクチンといってウイルスを殺して病原性をなくし、
毒性を低下させて免疫をつくるのに必要な成分だけを取り出したものなので
これを接種することでインフルエンザが発症することはありません。

比較的によくあらわれる副反応という軽い症状でさえ
接種部分のかゆみや赤み、腫れなどと
全身の倦怠感や発熱や頭痛、下痢などが
接種者の10%に起こる程度なので
そこまで不安に思われることはないでしょう。
そして、いずれの症状も安静にしていれば
2~3日で治るので過敏に反応する必要はありません。

そして、まれに重い副反応が出て治療の必要性や
生活が不自由になっても法律に定められた
救済制度(健康被害救済制度)がありますので
恐れず、ぜひ予防接種を受けていただきたいと思います。

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次の章では予防接種を受けていたにも関わらず
万が一、発症した場合の症状についてお伝えします。

インフルエンザと高齢者 その症状は?

予防接種を受けていたり、普段から気をつけていても
その年の流行する型によっては
残念ながら感染してしまうことがあります。

では、インフルエンザが高齢者に発症したらどうなるのでしょうか?

その症状自体に違いはないのですが
ある日突然、38℃を越える高熱が出て
全身の倦怠感や食欲不振などの
全身症状が強くあらわれます。

その後、喉の痛みや咳
鼻水などの呼吸器系に異常があらわれ、
それに伴って腹痛や吐き気などの消化器に
症状が出るので注意が必要です。

しかし、これらの症状も通常では
1週間から10日前後で次第に落ち着いて治っていくのですが

高齢者の場合、慢性的な呼吸器疾患や心臓病、
糖尿病や慢性的な腎臓病を患っている方も多く
合併症を伴う重症化のリスクが非常に高くなります。

では、重症化したらどうなるのか?
次の章で詳しくお伝えします。

インフルエンザと高齢者 重症化するとどうなる?

インフルエンザを発症した高齢者の重症化として
最も多く起こる合併が肺炎や気管支炎です。

高齢者の場合、インフルエンザに発症して弱っていると
身体の免疫力もいちじるしく低下しているため
細菌などの病原菌の侵入をことごとく許してしまいます。
そのため、肺炎を併発するとその死亡率もひときわ上昇するのです。

次に高齢者の重症化で
気をつけなければ行けないのが脱水症状です。

インフルエンザの発症時には
高熱も出ているので当然普段より多く汗をかき
のども渇いているはずなのですが、

高齢者自自身はこれを自覚しにくく
さらに、倦怠感を伴う疲労もあるため
何度もトイレに行くのを嫌いって
水分そのものの摂取を嫌がる傾向にあります。

それによって症状が更に悪化すると
脳の血流が下がり、その脳は血流を確保するため
血管を拡張して周りの神経を刺激するため
激しい頭痛が起こします。

その症状がもっと進行すると
脳の血液がドロドロの状態になり、
血栓が引っかかりやすくなります。
そしてその血栓が血管に詰まると起こるのが
脳梗塞であり、心臓で詰まるのが心筋梗塞です。

ここまでお伝えしてきたことで
高齢者が重症化する危険性をよく理解いただけたと思います。

このような深刻な状態を避けるためにも
事前の予防接種や感染後の早目の受診など
でき得る対策は万全にしておきたいところです。

まとめ

家族に高齢者がいると
普段はそれを意識することが
少ないかもしれませんが
やはり、病気が流行する季節には
それを自覚した上で備えを十分にして
冬を乗り切りたいですね。

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