あがり症は生まれつきや遺伝が原因、 治すトレーニングやストレッチは?

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あがり症は生まれつきや遺伝が原因、 治すトレーニングやストレッチは?

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あいさつなどに人前で話す際に
緊張し過ぎて、

しどももどろになっしまった経験は
ないでしょうか?

そこで今回は、
なぜあがってしまうのか
その生まれつきや遺伝的原因や、

治すトレーニングや
ストレッチについて
お伝えしてまいります。

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あがり症は生まれつきや遺伝が原因!?

あがるとは
「緊張によって頭に血がのぼり、
平静ではいられない状態」を指します。

一般的な日本人は不安や
プレッシャーに弱く、
あがり症も多いとされます。

生理学の研究によると、
あがり症には遺伝的な要素が
関係しているとされています。

脳内神経伝達物質のセロトニンは、
人の感情に影響を与えていて、

セロトニンの量を調整する
たんぱく質の遺伝子には

S型とL型の2種類があり、
組み合わせでSS型、SL型、
LL型に分類されています。

S型が多いほど内向的で
不安を感じやすく、

L型が多いと社交的で
活動的になります。

特に日本人は、
世界の中でもS型を持つ割合が高く、

不安に弱くて
あがりやすい傾向にあります。

人は不安を感じると、

アドレナリンと
ノルアドレリンが分泌され、
交感神経の働きが強まります。

心拍数や血圧が上がり、冷や汗が出たり、
口の中が乾いたりします。

これが「あがった」状態ですが、
適度な緊張は、集中力を増して、
プラスに働くこともあります。

しかし、過度に緊張してしまうあがり症は、
交感神経がより敏感なため、

声や手が震えるなどの症状より強よく出て、
パニックになることもあります。

過度な緊張状態が、
脳の記憶に関わる期間に伝わると、

過去に同様のことで失敗した記憶が
どんどん思い出されて、

なにも考えられなくなり、
いわゆる「頭が真っ白」な状態に
なってしまいます。

あがり症を治すトレーニングやストレッチは?

では、あがり症は一生治らないのでしょうか?

性格は遺伝子だけでは決まらず、
後天的な要素も大きいため、

環境の変化などで内気な人が
社交的なケースになるケースも多くあります。

それでは、あがり症の人が人前で話す時には
何を心がければよいのでしょうか?

あがり症の特徴のひとつが声の震えで、
その原因は呼吸の浅さにあります。

腹式呼吸意識し、
姿勢にも気をつけましょう。

胸を張って背筋を伸ばすと、
より深く呼吸でき、

声の震えがなくなると、
気持ちにゆとりが生まれます。

緊張で硬直した体をほぐすための
ストレッチも有効です。

メンタル面のトレーニングも欠かせません。

うまくやろうと意識しすぎたり、
あがらないようにと

意気込んたりするのは
かえって逆効果です。

人から見られることを意識せず、
むしろ、自分が見る側だと考えれば、
あまり緊張しなくなります。

話す前に参加者を見回し、
わかりやすく伝えるには

どうすればいいのかを考えるようにすると、
緊張が解けていきます。

大切なのは自信を持つことで、
何度も反復練習をすることが重要です。

スピーチの原稿を作ったら
何回も読み上げるなど、

地味で時間のかかる作業の積み重ねが、
自信と安心感を与えてくれます。

●腹式呼吸の訓練
1.へその少し下の「丹田」に手を当てて、 
  その部分を引っ込めながら、
  口から息を吐き切る

2.引き込めた腹を膨らませながら、
  鼻から息を吸う

3.息を吐くときに「アー」と
  できるだけ長く声を出す

●腕伸ばしのストレッチ
・右腕を左側に伸ばし、
 肘よりも少し手首寄りの部分を左腕ではさみ、

 右腕を引っ張り数秒間静止します。
 これを左右の腕を替えて、同様に行います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

お伝えしたように、
あがり症は遺伝的にも
日本人に多い傾向にありますが、

トレーニングや訓練次第では
治したり、抑えることも可能ですので、

成功体験を重ね、
記憶の上書きをしてくださいね。

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