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心房細動の発生率や発症リスクを予測したり計算できる、その確率は?

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病院などの定期検診で、
心房細動を発症する確率を
告げられたことはないでしょうか?

心房細動は不整脈の一種で
脳梗塞などの原因にもなる危険な病気です。

そこで今回は、
発生率や発症リスクについてと、

予測するための発症リスクの
計算表をご紹介いたします。

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心房細動の発生率や発症リスクは?

心房細動は、心房が不規則に
ぶるぶるふるえ、

血液を全身に送る
ポンプ機能が低下する病気です。

流れがよどんで血栓(血の塊)が
できやすくなり、

これが脳の血管に詰まると
脳梗塞を起こします。

命は助かったとしても、
片麻痺などの重い後遺症に
悩まされることがあり、

心不全や認知症の原因にもなります。

では、この心房細動が発声する確率や
リスクはどれぐらいあるのでしょうか?

患者の数は高齢者を中心に
増え続けており、

国内では2010年の約80万人から、
30年には100万人を超えると予測されます。

早期に見つければ、
薬で脳梗塞などの発症を
予防することもできますが、

動機、息切れ、胸の痛みなどの
自覚症状が出ない人も多いので、

何がリスクになるのかを知り、
より早い段階から予防に取り組むことが重要です。

ですが、国内には
これまで年齢とともに

この病気の患者が増えるという以外に、
発症のリスクを調べた研究は
ほぼありませんでした。

そのため、国立循環器病研究センターで
地元住民の生活習慣や病気の記録などを
30年近く蓄積したデータベースを活用して、

心房細動のリスクとなる原因を探って、
発症確率を予測する
国内初めての大規模研究を行ったところ、

健診データや生活習慣などとの
関連を詳しく調べた結果、

血圧やBMI(体格指数)、
飲酒量、喫煙などが
発祥のリスクであることが分かりました。

男女で大きな差が出たのが年齢で、
男性が50歳以降、徐々にリスクが高まるのに対して、

女性は60歳を過ぎて急上昇し、
70歳代でリスクが男性と同等になります。

また、心臓の雑音(心雑音)などがある場合、
30歳代など若い世代ほど
発症のリスクが高いことも明らかになりました。

心房細動は予測したりリスク計算ができる、その確率は?

このような項目を
リスクの大きさに応じて点数化し、

10年後の発症確率を
予測できるようにしたのが以下の計算表です。

【心房細動の発生確率計算表】
発生確率を点数で予測くします。
●年齢    男性 女性
30~49歳 0点 -5点
50~59歳 3点  0点
60~69歳  7点 5点
70~79歳 9点  9点

●検診結果
伸縮期血圧 140mmHg以上    2点
BMI(体格指数)※1 25以上   2点
Non HDLコレステロール※2    -1点
130~189mg/dℓ
※1 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※2 総コレストロール値からHDLコレストロール値を引いた値

●生活習慣
飲酒1日2合以上  2点
喫煙中       1点

●持病など
心房細動以外の不整脈あり     4点
虚血性心疾患(狭心症など)    2点
心雑音か弁膜症あり 30~49歳 8点 
          50~59歳 6点
          60~69歳  2点
          70~79歳 0点 

●10年後の発生確率
0点未満.......0.5%未満
0点...........0.8%
1~2点.......1%
3点...........2%
4点...........3%
5~7点.......4%
8~9点.......7%
10~11点...9%
12点.........12%
13点.........16%
14~15点...20%
16点以上.....27%

・具体例
60歳の男性(7点)、
収縮期血圧142(2点)、BMI26(2点)、
Non HDLコレステロール145(-1点)、
酒を1日に2~3合飲む(2点)、
たばこは1日5本吸う(1点)、
持病などは特にない(0点)
合計13点→10年後の発生確率16%

この計算表を使えば健診データと
照らし合せて簡単にリスクの計算ができるので、

気になる数値が出たら
循環器病の専門医に相談してください。

また、高血圧や肥満、
酒量などを改善すると、
発症確率が何%に下がるのかが分かるので、

特に点数が高かった人は
予防できるよう心がけてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

減量などによっては心房作動の発症確率は4%程度まで下げることも可能なので、
今回の記事を参考に生活習慣の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?

関連記事:心不全とはどんな病気でどのような定義?


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