インフルエンザの二次感染とは?その予防方法と期間についてご紹介

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インフルエンザの二次感染とは?その予防方法と期間についてご紹介

2016/10/14

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インフルエンが流行する季節には
それが感染するのを十分気をつけていても
運悪く感染してしまうことがあります。

そんなとき、最も気にしなければならないのは
治療・療養に次いで重症化をともなう二次感染です。
今回はその二次感染についてお伝えします。

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インフルエンザの二次感染とはなにか?

インフルエンザを発症すると様々な症状を引き起こしますが
その中でも代表的な症状に急な高熱や、
微熱が2~3日続いた後に高熱が出る
二峰性発熱があります。

これらな発熱に対して
なにも対処しなかったり放置していると
身体の疲労に伴って免疫力が低下し、
細菌や病原菌に感染してしまった状態のことをいいます。

この状態は非常に危険で、
インフルエンザの症状と併発しているので
後遺症や命を失う恐れもあります。
代表的な二次感染をご紹介します。

髄膜炎...急性可能性髄膜炎とも呼ばれ、
     脳と脊髄を覆う組織層のくも膜下腔に原因菌となる
     菌が侵入し炎症を起こします。
     熱や激しい頭痛、悪寒や項部硬直などの髄膜刺激症状がみられ、
     覚や幻覚をともなう意識障害や脳神経症状も現れます。
     24時間程度で病変が最高潮になるため早期の診断と治療が必要です。

喉頭蓋炎...声門のすぐ上にある喉頭蓋と呼ばれる、
      ものを飲み込む際に気管の入り口を塞ぐ部分が炎症を起こします。
      飲み込みにくさや息のしにくさといった症状が進行すると、
       息を吸うときに大きな喘鳴が聞かれるようになり、
      呼吸困難をきたす緊急時に気管内挿管という
      気道を確保する処置が必要となります。

副鼻腔炎...鼻の副鼻腔が細菌感染を起こし、炎症を起こした状態です。
      原因菌は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、ブドウ球菌などがあります。
      膿性の悪臭を伴う鼻汁が出てきます。頬や眼の内側、額などに
      頭痛の症状があらわれます。

中耳炎...鼓膜の内側の中耳に炎症が起きた状態です。
    副鼻腔炎や咽頭炎などに続いて上咽頭から耳管を通して炎症が達します。
     耳だれや発熱がみられ耳の痛みや耳閉感などもともないます。

気管支炎...ウイルスを原因として気管や気管支の下気道に炎症が起こった状態です。
     水様鼻汁、くしゃみや咽頭痛、発熱などの上気道炎症状の後、
      咳や痰など下気道にも症状が症状が現れます。

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結膜炎...ウイルス、細菌、アレルギーなど
     多様な病原を原因として眼球の結膜が炎症を起こした状態です。
    異物感や掻痒感といった症状がみられ、重症化しケースでは熱感や眼痛を伴います。

肺炎...肺臓の肺胞と呼ばれる場所に細菌やウイルスが入り込み炎症を起こしたものです。
    二次感染症のなかでも発症率が高いく発熱、咳や痰など呼吸器全般に症状が現れ、
   重症化したケースでは呼吸困難やチアノーゼのほか意識障害がみられ、
   最も死亡率が高いのがこの症状です。

インフルエンザの二次感染を予防する方法

二次感染は症状ではなく、
インフルエンザが重症化した時の状態を指すので
二次感染を予防しようと思うなら
必然的に

インフルエンザウイルスに
感染するのを予防しなくてはなりません。

そのために最も有効的な方法の一つが
インフルエンザの予防接種を受けることです。

しばしば流行しているインフルエンザの型の違いなどから
感染率を20~30%程度しか防ぐことができないと
その有効性を疑われたりもしていますよね?

ですが、予防接種を受けていなければ逆に
それだけ感染率が上昇することになります。
そう考えるとワクチンの予防接種は
十分に効果的な対策だといえます。

それに加えて、

感染し発症した場合には
その重症化を防ぐことです。

感染が疑われるときには
速やかな治療薬の服用や病院での診察、
十分な休養や栄養補給など
体力の低下を防ぎ、免疫力を保てるよう

心がけましょう。

インフルエンザの二次感染期間

繰り返しになりますが、
インフルエンザの二次感染期間とはいっても
上記で述べたように
二次感染という症状があるのではなく、
あくまでも二次感染を
引き起こした状態のことを呼んでいるに過ぎず
明確に期間が定められているわけではありません。

あえていうなら、二次感染が起こってから
治るまでの期間といってもよいのかもしれません。

まとめ

インフルエンザについて日頃は感染予防や
治療法に目を向けることはあっても
感染したあとのことまで
準備している方は多くないと思います。

そんな方は、これを機に
感染した後の病状についても
知識を深めていただければ幸いです。

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