子供の歯の生え変わり時期と順番、歯磨きのポイントは?

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子供の歯の生え変わり時期と順番、歯磨きのポイントは?

子供の歯は、小学校入学前後から
永久歯に生え替わり始めます。

そこで今回は、
生え始めた永久歯が

虫歯にならないよう、
子供の歯の生え替わる時期と順番、

虫歯にならないための
歯磨きのポイントについて
お伝えしてまいります。

  

子供の歯の生え変わり時期と順番は?

20本の乳歯が親知らずを除く
永久歯28本に生え替わるのは、
おおむね6歳から12歳にかけてですが、

乳歯だけ生えているように見えても、
あごの中では「歯胚」と呼ばれる
永久歯の『芽』が育っています。

そのため、小学校に入学する前後に
歯科受診して口元のエックス線検査を受けて、
永久歯の発育状況を確認することか大切です。

受診により、永久歯の歯が
生まれつき少ない「先天性欠如」や、

あごの中で十分に育たずに生えてくる
「形成不全」が分かる場合があり、

どちらも原因は不明ですが、
子供の10%前後にこのようなことがあります。

通常よりも歯の多い
『過剰歯』のケースもあり、

早期に発見し、対応することで
自然な歯並びやの育成や
歯の治療にもつなげられます。

●永久歯の生える時期と順番
上の歯のから前歯から
奥歯に向かって歯の名称は順番に

中切歯、側切歯、犬歯、第一小臼歯、
第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯
と呼び、
時期はそれぞれ

上アゴ
中切歯:7~8歳
側切歯:8~9歳
犬歯:10~11歳
第一小臼歯:9~11歳
第二小臼歯:10歳~15歳
第一大臼歯:6歳~7歳
第二大臼歯:12歳~14歳

下アゴ
中切歯:6~7歳
側切歯:7~8歳
犬歯:9~10歳
第一小臼歯:9~11歳
第二小臼歯:10~12歳
第一大臼歯:6~7歳
第二大臼歯:11~13歳

この様になっています。

子供の歯の歯磨きのポイントは?

生えたばかりの永久歯は未成熟で抵抗力弱く、
虫歯になりやすいので注意が必要が必要です。

成熟した永久歯になるまで
3年程度かかるとされ、

小学校3年ころまでは、
大人が仕上げ磨きをすることが大切です。

具体的な方法としては、
膝の上にに子供の頭を乗せ、
あお向けに寝かせます。

歯ブラシを鉛筆のように持ち、
『シャッシャッ』と音がなる程度の、
軽い力で磨くと良いでしょう。

最も虫歯になりやすいのは、
乳歯の奥に新たに生える第一大臼歯で、

生え始めは手前の乳歯よりも高さが低いため、
歯ブラシが届きにくくなっています。

そのため、横から歯ブラシを入れて、
小刻みに動かすのがコツです。

奥橋生えたことに気づかないことも多く、
下の前歯が抜けたら、
奥歯も生え始めるサインと考えましょう。

初期の虫歯であれば、
削らずに治すことができ、
早期発見のためにも、

3ヶ月に1度は歯科に通う習慣をつけましょう。

歯ブラシ選びも大切です。
生え替わり期は歯並びが凸凹しており、
磨き残してしまいやすので、

奥歯まで届く長さで、ヘッドの
小さい子供用ブラシを選ぶと安心です。

「6~12歳」「生え替わり期用」などと
表示されている商品を目的に応じて購入しましょう。

歯磨きの主な目的は、虫歯の原因となる最近の塊
「プラーク(歯垢)」を取り除くことです。

毛先が開いたり毛のコシが無くなったりした歯ブラシは、
歯磨きの効果が落ちているので、
使用から1ヶ月が交換の目安にしましょう。

歯磨き粉は歯質を強くする
フッ素配合の品が虫歯予防に有効です。

また、歯磨きあとに口を水ですすぎ過ぎると、
フッ素の効果が薄れてしまうので、

すすぎは10~15ミリリットルの水で、
1回程度に済ませると良いですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この時期に歯医者さんを受診すると、
永久歯が育っているかどうかを
確認ができますので、

記事でもお伝えしたように
定期的な歯科受診を心がけてくださいね。

関連記事:子供の歯ブラシがのどに刺さる怪我や転ぶのを防ぐ歯磨きのやり方は?



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