高齢者におすすめの運動のフラダンスとタップダンス とその効果は?

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高齢者におすすめの運動、フラダンスとタップダンス その効果は?

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年を重ねるに連れて筋力や
体力の衰えを感じてはいても、
なかなか難しいですよね。

そこで今回はそんな方に
おすすめの二つの運動、

フラダンスとタップダンスについて
お伝えさせていただきます。

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高齢者におすすめの運動、フラダンスの効果

中高年女性の習い事としても
根強い人気がある

ハワイの伝統舞踊のフラダンスですが、
ストレスや運動不足の解消が期待できるほか、

足腰も鍛えられるので
シニア世代の転倒防止にも期待できます。

福岡大学が2時間のレッスンを受けた
40~50歳代の健康な女性を対象に、

フラダンスが与える心理的や
生理的な効果について調査したところによると、

「緊張」「抑うつ」「怒り」
「活気」「疲労」「混乱」の

六つの尺度から気分や
感情を測定する検査で、

前向きな気分を表す「活気」が
レッスン後に大きく高まりまる
と同時に

後ろ向きな感情を表す
他の五つの項目についても減少していました。

これは、音楽に合わせて
踊ることで精神が安定し、

心の安らぎにつながっているのでは
ないかと分析されています。

フラダンスの「フラ」は、
ハワイの言葉で「踊る」を意味し、

ハワイの人たちは古くから、
踊りの中のハンドモーション(手の動き)によって、

恋心や怒りなどの感情や
風景を表すとともに、
神々に祈りをささげてきました。

フラダンスは一見、優雅に見えて
絶えず体を動かしており、

動きの特徴としては
ハンドモーションのほかに、

膝を曲げて重心を低くし、
前後左右にステップを踏む動きがあります。

裸足でステップを踏むことで
地面をとらえる感覚を味わえるだけでなく、

普段使わない筋肉を使いますので、
知らない内に足腰が鍛えられるというわけです。

体の重心の安定度も高くなって、
転倒しにくい体作りにつながりますし、

少しかがむ姿勢を維持しながら
全身を動かして、

体がゆっくりと鍛えられるので
シニアの運動として最適です。

また、フラダンス教室に通わなくても
フラダンスの楽しさを体験できます。

握り拳2個分ほど足を開き、
足の裏を意識しながら膝を曲げて立ちます。

背筋を伸ばし、ゆっくりと
左右に腰を動かしたり、

前後左右にステップを踏んだりなど、
穏やかな曲調の音楽にあわせながら
するのもおすすめです。

フラダンスはゆったりした音楽と動きなので、
焦らずに自由に踊ることで
飽きずに楽しむことができますよ。

●フラダンスを楽しむには
・民間の教室やカルチャースクールなどで習えるほか、
 自治体が公民館などで教室を開催していることもある
・服装は上下ともに動きやすいものを。
 ハワイの衣裳などを身につけるのも楽しい
・水分補給を欠かさない。
 汗をかいていないからといって油断しない。
・体調が悪い時は、音楽を聴きながら
 静かに呼吸を整えるだけでもリラックスできる

高齢者におすすめの運動、タップダンスの効果

タップダンスは高齢者にとって、
転倒の恐れがあるため
なかなか始めることに躊躇してしまいますが、

そんな場合におすすめしたいのが
椅子に座ったままでステップを踏んで、

上半身の運動も同時に行える
腰掛けタップダンスです。

通常のタップダンスのようにテンポは速くなく、
高齢者でも十分についていくことができます。

ただし、上半身は
腕を大きく動かす振り付けが多く、

下半身のステップとの連動は意外と難しいので、
やりがいを感じながら楽しむこともできます。

とりわけこのダンスの優れている点は、
座ったままでいろいろな部位の
筋肉を使うのが特徴で、
下半身が鍛えられます。

爪先を床につける動きは、
ふくらはぎの筋肉などが鍛えられます。

かかとを床につける動きは、
普段は意識として使うことがあまりない
すねの筋肉などを使います。

もう一つの特徴は、
上半身も使った全身運動になっている点です。

バランス感覚が鍛えられ、
転倒予防などの効果が期待できます。

足と上半身で異なる動きをするので
脳機能の活性化にも好影響が期待でき
中高生の運動として理想的です。

●基本の3種類のステップ
基本となるステップには
1.スタンプ
2.ボール
3.ヒール

の三つがあります。

これらの動きを組み合わせて、
自宅で楽しむことが可能です。

1.は太ももを上げる要領で足を持ち上げ、
  爪先のかかとを同事に下ろします。

2.も太ももを上げる要領で、
  爪先だけを床に下ろします。

1.2.とも持ち上げる高さは床から20~30センチ程度が目安です。

3.は爪先を床につけたままかかとを浮かし、戻す動作です。

ステップはいずれも片方の足で行います。
床に強く打ち付けるのではなく、
「下ろす」「戻す」のイメージで行いましょう。

座る姿勢は背筋を伸ばし、
背もたれによりかからない。

ステップを踏んでいる間も
姿勢を維持するように心掛けてください。

ただし、腰痛などがある場合は
無理をしないでくださいね。

腰掛けタップダンスの楽しさを味わいながら、
心身の健康にも役立ちますので、
基本のステップを習得するだけでも楽しめますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

フラダンスもタップダンス
お伝えしたように負担をかけずに

楽しみながらゆっくりと身体を
鍛えることができますので、

今回この記事を読んでご興味を持たられたら
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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