高齢者の転倒を予防する靴選びと歩き方は?

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高齢者の転倒を予防する靴選びと歩き方は?

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どんなに活動的な高齢者でも、
年を重ねると筋力が落ち、
足腰が衰えるのは避けられません。

そこで大切になるのが靴選びでです。

今回はつまづいて転倒しないための
高齢者の靴の選び方について
お伝えしてまいります。

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高齢者の転倒を予防する靴選びは?

高齢者になると、路面の小さな出っ張りや
段差に躓いて転倒したりして、

初めて衰えを自覚する人が多いと思いますが、
これは足が上手く上げられないことも原因の一つです。

なので転倒の予防のために
まず考えたいポイントが靴の重さです。

靴はある程度の重さがあると、
歩行の際に役に立ちます。

足を後方から前方に振り子のように
動かすときの助けになるためです。

ただし、重すぎると
リズミカルに歩くことができませんし、

疲れやすくなるので
慎重に選ばなくてはなりません。

それには、まず靴を試し履きして
数分歩いてみます。

それで重いと感じるようであるならば、
より軽い靴に替えてみましょう。

二つ目のポイントは靴の形です。

地面の出っ張りや段差に
引っかかりにくい靴を選びましょう。

具体的には、

1.靴の爪先部分が少しソル形状になっている
  (靴を置いた時に爪先に部分が地面から離れている)

2.爪先部分の靴底の先端部分が前方に突き出していない

3.靴底のヒール前側が角張っていない

以上のことが大切です。

ポイントの三つ目は、
靴のかかと部分にクッション素材が
入っていることです。

高齢者になると、衝撃を緩和するかかとの
脂肪組織が減っていくので気をつけましょう。

しゃがんで靴紐を結ぶのに
苦労するにようになったら、

ファスナー付きの靴を
選択するのも良いです。

紐の穴の横にファスナーがあり、
見た目はデザイン性の高い普通の紐と変わらず、

見た目とはきやすさの両立を目指した
シニア向けの靴ですね。

このように高齢者向けの靴もあるので、
選ぶ時に困った場合には売り場の担当者に
よく相談するとよいでしょう。

知識と経験を豊富に持つ
シューフィッターが頼りになります。

まずは、相談だけでもいいので、
売り場のシューフィッターに足の状態や、

どんなときに履く靴かを伝えると良いでしょう

●シニア向けの靴選びのポイント
・丸みがある靴底の全部が突き出ていない。
・爪先部分が反って地面から少し離れている
・ソールに角がなく引っかかりにくい形

高齢者の転倒を予防する歩き方は?

転倒防止には脚力を落とさないことも重要で

まずは、しっかり歩くことが、
そのまま歩行のトレーニングになります。

最初は、自分が楽に歩ける距離と速度で始めます。

距離、速度は1週間単位で少しずつ上げていきます。

翌日に疲れが残っていたり、
痛みがあったりしたら頑張り過ぎなのでひかえ、
目標の距離や速度を調整しましょう。

関連記事:高齢者の転倒を予防する歩き方と杖の使い方やストレッチ方法は?

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、靴の選び方をお伝えしてきましたが、
靴を試し履きする時には靴下に気を配ることも大切です。

靴下の厚さで靴のフィット感は大きく変わりますので、
実際に履く予定の靴下を着けて選ぶようにしてくださいね。




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