電動アシスト自転車の送迎で気を付けるところや注意点は?
電動アシスト自転車を、
保育園や幼稚園への子供の送迎に
利用している方は多くいると思いますが、
電動モーターによって
ペダルをこぐ力を補助してくれるため、
子供を乗せても楽に運転できる一方、
車体の重さなど特有の注意点もあります。
そこで今回は、電動アシスト自転車の
送迎で気をつけることや
電動アシスト自転車に
子供と乗る際の注意点について
お伝えしてまいります。
電動アシスト自転車の送迎で気をつけることは?
電動アシスト自転車が関係する
交通事故は増える傾向にあり、
警察庁によると、2008年の1125件から
2017年には1988件に増加しています。
子供ら同業者の死傷者も36人から、
4倍教の153人に増えています。
注意したいのが、車体の重さで、
チャイルドシートが付いた
一般的なものは約30キロもあり、
通常の自転車よりも
10キロほど重くなっています。
子供2人を前後に乗せると、
親も含めて100キロ以上になることもあり、
このため運転中にバランスを崩し、
立て直せずに転倒してしまうケースもあります。
自転車の安全利用促進委員会が2014年、
電動アシスト自転車を利用する
20~40歳代の主婦に行った調査によると、
74.3%の人が
「子供を乗せている時に危険だと
感じたことがある」と回答し、
「自分ひとりでのっている時に
危険だと感じた事がある」
(35.6%)の2倍以上に上りました。
安全に乗るためのポイントとしては、
思い車体を支えられるよう、
両足がしっかり地面に着く
自転車を選ぶことです。
おすすめはタイヤの大きさが
20インチのものです。
重心が低いためあんていしやすく、
子供を乗せたり、
降ろしたりするのも楽です。
身長に合った自転車を選ぶためにも、
実物を見て購入するようにしましょう。
法律の基準に適合していいることを示す
「型式認定」や安全性を認定する
「幼児2人同乗基準適合車」などの
シールが貼られているかを
確認しておけば安心です。
引用元:http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/information/d014099.html
引用元:http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/information/d014099.html
電動アシスト自転車の注意点は?
運転時には、ある程度スピードが
出ていると安定して走行できますが
低速や押し歩きの際は、
車体の重みでハンドルをとられがちになり、
歩行者や障害者の多い歩道を
ゆっくり走るのは実は危険です。
ですので多少遠回りになっても、
走行しやすい道を選んでください。
自転車の死亡事故では、
死因の7割が頭部損傷なので、
子供のヘルメットと
シートベルトの着用も徹底しましょう。
親子でお揃いのをかぶったり、
「かっこいいね」とすすめたりして
子供が楽しくなるよう工夫しましょう。
自転車の交通事故では歩行者をはねて
加害者になることもあるので、
安全運転の徹底はもちろんですが、
倍書に対応した自転車保険への
加入も検討しましょう。
●電動アシスト自転車に子供と乗る際の注意点は?
・両足が地面にしっかり着くものを選ぶ
・子供を乗り降り刺せる際は必ず、
ハンドルロックをかける
・ヘルメットをかぶらせてから
チャイルドシートに乗せ、
シートベルトも必ず締める
・自転車のバランスを安定させるため、
子供を2人乗せる際は「後ろ、前」、
降ろす時は「前、後ろ」の順にする
・子供を乗せたまま自転車から離れない
・楽に走行できるため、タイヤの空気が
抜けていることに気づきにくいので
月に一度は空気を入れる
まとめ
いかがだったでしょうか?
電動アシスト自転車に乗り慣れていないと、
子供を乗せている重さに負けて
バランスを崩して転倒したり、
そのせいで大けがをする危険性もありますので、
今回お伝えしたことを参考に、
十分に気をつけて利用してくださいね。
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