診療明細書の内容の意味は?

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診療明細書の内容の意味は?

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病院で診療の内容は
いつもと同じなのに、

今日は支払いが多いと
思われたことがないでしょうか?

そこで今回は、診療明細の内容や
意味についてお伝えしてまいります。

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診療明細書の内容の意味は?

初診料・再診料の「基本料金」と、
個々の診療内容を積み上げた「出来高」について、
項目ごとの点数(1点10円)が記されています。

患者が窓口で支払う金額は合計点数の1~3割で、
明細書は原則、領収書と一緒に窓口で渡されます。

初診料・再診料は曜日や時間帯などで異なり、
この違いも明細書でわかります。

通常の初診料、再診料は
846円、216円(3割負担で計算しています。以下同じ)
ですが、

診療時間内でも平日午後6時~午前8時に行くと
「夜間・早朝等加算」として
150円多く取られます。

再診で診療時間外だと
日曜祝日は570円、

深夜未明は1260円と
加算額がさらに高くなります。

6歳未満の乳幼児や妊婦だと
さらに上乗せがあります。

出来高は、検査や治療など
診療当日に受けた内容がほとんどですが、

「医学管理」は例外で、
何の治療のことか分かりませんよね?

これは専門の療養計画書に基づいて服薬や運動、
栄養などについて医師が継続して行う
指導・説明への対価のことです。

この医学管理は50種類以上もあり、
金額も高めになっています。

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代表的なのが「生活習慣病管理料」です。

院外で薬をもらう場合、
糖尿病2400円、高血圧2100円、
脂質異常症1950円が多くは
月初めの診察時に1回かかります。

同じ生活習慣病でも
「特定疾患療養管理料」というタイプもあります。

指導内容が緩やかな分、
支払額は診療所で
1回675円と少なめですが、
月に2回取られることがあります。

これには不整脈やぜんそくなどの
慢性疾患も含まれます。

●診療明細書の診療内容

医療費=基本料金(初診料・再診料)+出来高(処置・検査・薬・医学管理※など)
 
※医学管理とは書面や口頭による指導・説明ののことで、
 例えば、生活習慣病管理料は薬や運動、
 栄養などの指導を書面で丁寧に説明すると
 月1回算定できる    

まとめ

いかがだったでしょうか?

明細書は診療内容を
意識するきっかけにもなりますし、

前向きに治療に取り組むための
材料にもなりますので、

受け取ったまま放置したりせず、
ちゃんと理解するようにしてくださいね。

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