子供の熱中症を防ぐためにすること、水分補給以外には?

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子供の熱中症を防ぐためにすること、水分補給以外には?

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毎日記録的な猛暑が続いて
熱中症への注意が連日呼びかけられていますが、

夏休みに入ると子供が家で
過ごす時間も増えるので、

身近にいる大人が子供の様子を
十分に見守る必要があります。

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子供の熱中症を防ぐためにすることは?

環境省は「熱中症情報サイト」で、
気温や湿度などから熱中症の危険度を示す
「暑さ指数」を、大人と子供に分けて公表しています。

暑さ指数は「危険」「厳重警戒」など
5段階に分かれています。

暑さ指数が31度
(気温ではおおむね35度)以上になると

「危険」とされ、運動に関する指針では、
「特に子供の場合は中止すべき」だとしています。

子供は身長が低く、地面の熱や
照り返しの影響を受けやすいため、

暑さ指数は大人より
0.1~0.3度ほど高くなっています。

サイトでは2日先の予測もチェックできますので、
お出かけの際の参考にしてください。

子供の熱中症で水分補給以外にすることは?

乳幼児は代謝が盛んな一方、
体温調整の能力が未発達で、

体幹部の体温が大人より大きく上昇しやすく、
熱中症になるリスクが高くなっています。

小学生でも体調の変化を
言葉でうまく伝えられないこともあるので
様子の変化をよく確認しましょう。

注意する点としては顔が赤く、
汗をひどくかいている場合は、
水分を補給しながら、

水で濡らしたタオルで首のまわりを覆い、
うちわなどで風を送って
体を冷やしてあげましょう。

頭が痛い、吐き気がする、
だるい、力が入らないなどの症状があったら、

エアコンのきいた所に移動するのが望ましく
さらに、

1.体温が上がって体を冷やしても下がらない
2.汗が出なくなって手足が冷たい
3.呼びかけでも反応が鈍い
4.尿が6時間以上出ない

といった場合は、急いで医師の診察を受けてくだい。

風邪をひいたあとのレジャーなど、
無理は禁物です。

予定があっても、子供の体調に合わせて
途中で切り上げるなどの勇気を持ちましょう。

水分補給以外にもできる対処としては、
朝食をきちんととることが、
暑い時期には大切です。

味噌汁やスープ、野菜や
果物を意識して食べさせてください。
水分や塩分、ミネラルを補給できます。

真水には吸収に時間がかかるので、
活動の前にコップ1杯(200cc)程度、
活動中は15~20分おきに水分を補いましょう。

塩昆布やこまかくした梅干しなど
をおやつに代わりにしたり、

果物ならビタミン、ミネラルが豊富なキウイや、
塩をかけたスイカを食べるのもお勧めです。

また、プールや海など水の中にいても
熱中症になる恐れはあります。

水中でも運動すれば体温は上がるのに、
水中では汗をかいても体の表面から蒸発せず、

気化熱で体温を下げる働きが機能しません。

そのため、発汗による
脱水を防ぐための水分補給は、
まめに行うようにしてください。

水温が33度以上になると、
体温との差が小さく、

水中で安静にしていても
体内の熱が下がりにくくなるので、

水温が高いと感じた時には泳がせず、
水遊び程度にとどめておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供は熱中症になりやすいので
無理は禁物です。

お伝えしたように、大人と子供では
同じ場所でも受ける熱には違いがありますので
子供の立場にたった暑さ対策を
してあげてくださいね。

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