高齢者の旅行の付き添いで困ることや注意点、介助が付くものは?

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高齢者の旅行の付き添いで困ることや注意点、介助が付くものは?

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旅行は高齢者にとっても
趣味や生きがいになりますが、

体力の衰えや持病で不安を
感じることも多いでしょう。

そこで今回は同伴する家族や
知人らが困ることや注意点、

介助が付く旅行ツアーについて
お伝えしてまいります。

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高齢者の旅行の付き添いで困ることや注意点は?

まず、ガイドブックなどに
掲載されている所要時間は、
一般の人向けですので、

杖や車いすを用いて
移動する場合には、

さらに時間がかかることを
意識しておきましょう。

車いすで電車や飛行機に乗る場合は、
鉄道会社や航空会社に事前に伝えておきましよう。

飛行機への搭乗時や駅の階段の昇降時に
リフトが必要なこともあり、
早めに相談しましょう。

高齢者の旅行でなにより心配なのはトイレで、
車いすを使っている場合は、

旅先に手すりなどを備えた「多目的トイレ」が
あるかどうかを確認しましょう。

多目的トイレがない場合は、
通常のトイレの出入り口を
車いすが通過できるか、

和式か洋式か、
荷物を置くスペースがあるか確かめます。

現地の役所や社会福祉協議会、
観光協会などに問い合わせましょう。

持病を抱えている場合には、
事前に主治医に旅行について相談し、

必要に応じて緊急時用の紹介状を
作成してもらいましょう。

服用している薬やアレルギーなどを記した
「お薬手帳」なども忘れずに携帯してください。

海外旅行の場合は、主治医に英文の紹介状を
作成してもらえば安心です。

日本と違って衛生状態が悪い地域や
感染症の流行もあり得ます。

抵抗力が弱い高齢者は
感染症にかかりやすく、

疲れがたまりやすい旅行中は
なおさら注意が必要ですので、

可能な限り現地の状況を
確認しておきましょう。

高齢者の旅行で介助が付くものは?

旅行会社主催による、
高齢者に配慮したツアーも増えています。

「クラブツーリズム」
一部ツアーは、介護職員初任者
(旧ホームヘルパー2級)以上の研究を修了した
「トラベルサポーター」が同行してくれます。

旅行者の立場であると同時に
旅行中に高齢者の介助も担っています。

こうしたツアーは少人数で行われることも多く、
例えばバスツアーであれば、
大型バスでも参加員は15~20人ほどです。

当然、旅行代金は通常ツアーの
3~5割増しにはなりますが、
安全と質が重視されています。

ホテルか旅館を選ぶには、
それぞれの特徴を踏まえましょう。

ホテルはバリアフリーが
比較的充実しています
が、

朝食などはバイキング形式が多く、
車いすを利用する場合は
同行者の協力が必要です。

旅館の場合は、大浴場を利用する際、
同伴者が着衣のまま介助できるかなどを
確認してください。

チェックイン後のことも想定し、
車いすで部屋にはいることができても
中でUターンできないこともあるので、

歩行器を使う人は、車輪がカーペットに引っかかり、
つまづくこともあるので注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ゆとりのあるスケジュールを立て、
きちんと準備をすれば、
高齢者でも十分に旅行を楽しめます。

中には車いすの女性が、初めて海外旅行に
でかけたというケースも珍しくないので

周りの人の迷惑になるからと
遠慮したり我慢したりせず、
十分に準備をした上ででかけてみてくださいね。

関連記事:高齢者の低栄養の原因や理由、防ぐにはどうすればいい?



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