葬式の費用はいくらでどれくらいかかる?見積もりの注意点や整理業者は?

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葬式の費用はいくらでどれくらいかかる?見積もりの注意点や整理業者は?

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葬式には様々な費用が発生しますが、
初めての場合、なにが必要で
相場はいくらかが分かりにくいですよね。

そこで今回は見積もりを見る際に必要な知識や、
注意点をお伝えしてまいります。

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葬式の費用はいくらでどれくらいかかる?見積もりの注意点は?

葬式の費用は、
1.通夜、告別式などにかかる費用
2.参列者への飲食接待や返礼品
3.お布施(宗教者への謝礼)

の主に三つにあります。

葬式や墓の情報サービス会社
「鎌倉新書」が2017年、
全国の40歳以上の男女約2000人に調査したところ、

1.と2.の合計の平均は約178万円で、
1.の最も多かった金額帯は、
80万~120万円未満で3割を占めました。

葬式費用は、地域や規模によって違い、
地域による差は、通夜で料理を

振る舞うかどうかなどのしきたりの違いや、
火葬費用の違いが主な理由です。

規模で違うのは、参列者の飲食や
返礼品の総額が変わるうえ、

大規模な式の場合は、
祭壇や会場の料金がかさむ場合もあります。

では、見積もりを取る際には
どんな点に注意したら良いのでしょうか?

火葬や遺体の安置・搬送、
それに伴う人件費は削りにくいのですが、

祭壇や式場、演出などは
考え方次第で節約することが可能です。

例えば、お棺の料金は
3万~20万円ほどの幅があります
が、

布で覆うので値段が低くても、
それほど見劣りはしません。

参列者からの供花があればその分、
祭壇の聖火台を押さえることもできます。

もちろん、故人が好きだった花を飾るなど、
費用をかけて演出を工夫することも可能です。

遺体に防腐や修復、化粧を施す
エンバーミングを検討する場合には、

だいたい15万~30万円ぐらいの
費用がかかります。

通夜、告別式などにかかる費用は
「◯◯プラン」として一括で
金額を出す葬祭会社も多く、

その場合は利用する式場や火葬場によって、
追加料金がかかることもあるので確認を忘れずに!

多くの人が悩むのが、
読経や戒名へのお礼として渡す

お布施の額ですが、
ここは気兼ねなくお寺に直接聞くのが良いです。

それでも気が引けるという場合には、
葬祭会社に地域の相場を聞いてみましょう。

特定のお寺と付き合いがなく、
葬祭会社がお寺を紹介する場合、
金額を明示することもあります。

●葬式にかかる費用 117.1万円
■通夜、告別式などにかかる費用
故人のために必要なもの
・火葬費用
・遺体の安置や搬送

儀式に必要なもの
・祭壇
・位牌
・遺影

規模・こだわりで追加
・式場、内装、外装

■飲食費 29.3万円
通夜の席で出す料理や飲み物

告別式後に出す食事

■返礼品 31.8万円
香典返しなど

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合計 178.2万円+お布施

葬式後に整理業者に頼むには?

お葬式の後に必要になるのが
手紙や写真、名刺などの整理ですが、

人の顔や名前が浮かぶ物をゴミとして
処分するのは忍びないですよね。

そんな気持ちを汲み取って、
「お焚き上げ」や「供養」をしてくれる業者もあります。

「みんなのお焚き上げ」は
トランクルームの管理などを行う
「クラウドテン」が行っているサービスで

インターネットに申し込んで、
封筒(1200円税抜き)か
箱(3辺サイズ合計100センチ、
 重さ10キロ以内、5500円税抜き)

同社と提携する神社に品物を送ると、
正月のどんど焼きのように燃やして処分してくれます。

無事に処分が終わると、
お焚き上げ完了の証明書も送られてくるので安心です。

子供の絵や寄せ書き、
アルバムなども扱ってくれますが、

家電リサイクル法対象品や危険物、
遺骨などは受け付けていないのでご注意ください。

名刺管理サービス会社の
「サンサン」は2015年末から、

名刺を奉納して処分する
「名刺納め祭り」を始めています。

毎年12月に神田明神で実施しており、
当日持ち込みも受け付けています。

他にも日用品に感謝する奉納や供養が行われ、
神社と業界団体が協力する例も多いです。

●箸感謝祭
8月4日の「箸の日」に実施。
国際箸文化協会加盟店の店頭で
回収を受け付けています。
東京の赤坂日枝神社でお焚き上げ。

●印章祈願祭
9月の再私有日曜日に実施。
印象業の組合加盟店で回収したものを
京都の下鴨神社に奉納。

●人形感謝祭
10月頃に実施。
1回5000円(税込み)で日本人形協会に申し込む。
東京の東京大神宮で供養。

インターネットで申し込む例が多いため、
念のために、消費者トラブルにも注意しましょう。

料金の支払方法や業者の信頼性のほか、
責任を持って寺社へ持ち込んでくれるのか、
電話などで確かめられる業者を選んでくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

亡くなるとすぐに遺体の搬送や安置場所が必要となり、
葬祭会社をじっくり考えて選ぶ時間はないですよね。

生前にどこに頼むのか決めておくと、
いざという時に後悔することが少なくなります。

見積もりを出してもらう際には、
どんな場合に追加費用がかかるのか、
よく確認して頼んでくださいね。

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