父親の育児の関わり方や注意すること、育児時間の割合は?

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父親の育児の関わり方や注意すること、育児時間の割合は?

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育児に積極的に関わろうと思っていても、
いざ実際にやるとなると
時間が合わなかったり、

何から協力すればよいのか
わからなかったりしますよね?

そこで今回は、父親の育児の関わり方や
注意することについてお伝えしてまいります。

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父親の育児の関わり方や注意することは?

父親の育児の関わり方でお勧めなのが
子供の食事の世話です。

子供は食事を食べさせてもらうことで、
その人への安心感を深めます。

離乳食が始まってからはもちろん、
授乳期もミルクを飲ませることで、
子供が次第に父親を信頼するようになります。

そうすることによって
父親がその他の育児を行う際にも、
スムーズに進められるというわけです。

食事の際、子供は食べ物を手でつかんだり、
投げたりすることもありますので、

そうした場合に備えて
汚れてもいい服を着用し、

食べこぼしてもすぐに
片付けられるように、
マットなどを準備しておくと良いでしょう。

ただ、子供は遊びながら
食事の楽しさを学んでいきますので、

汚したからといって怒らず、
正しい食べ方を優しく教えてあげてくださいね。

もう一つお勧めなのが入浴の世話です。

浴室はリビングルームなどと違って
テレビなどが置かれていないため、

子供としっかりコミュニケーションを
取ることができるからです。

父親は母親に比べると、
どうしてもスキンシップが
少なくなりがちです。

裸の付き合いによって子供との
親密度が増すだけでなく、

母親がひとりで リラックスして
入浴する時間を与えることもできます。

子供と遊んで汗をかいたら、
帰宅後そのまま入浴するのも
自然な流れになるのでよいですよ。

ですが、子供は転倒したり
溺れたりする恐れがある
ので、

たとえ短時間でも
目を離さないようにすることが重要です。

他には、間接的に育児に関わること可能です。

たとえば、離乳食の準備もその一つで、
帰宅時間が遅い父親でも早起きして
準備をしておくことができます。

また、保育園などに子供を預けている場合、
子供が体調不良になったとき、

園からの連絡先を父親に
設定しておくのもよいですね。

自分が迎えに行けない場合でも、
誰が迎えに行くのかを

司令塔として差配することも、
間接的な育児といえます。

●父親が育児に関わる際の注意点
■食事の注意点

・汚れてもいい服装やエプロン
 敷物などを準備
・食事は人肌程度の温度に
・子供が汚しても叱らず
 優しく注意する

■入浴の注意点
・子供から目を離さない
・子供用の着替えやタオルなどは
 事前に準備しておく
・湯温は39度前後に

父親の育児時間の割合は?

2017年に総務省が発表した
「社会生活基本」によると、

6歳未満の子供をもつ夫の育児時間は、
2016年は1日あたりわずか49分で、

1996年の18分よりは31分増加したものの、
妻の3時間45分と比べ約2割に過ぎません。

育児・家事関連全体をみても
夫は1日に1時間23分と、
妻の7時間34分の2割弱で

夫婦間には相変わらず
大きな隔たりがあるのが現状です。

日本の夫の育児や家事にかける時間は、
国際的にみても短いです。

内閣府の少子化社会対策白書(2018年度版)によると、
夫の1日の育児・家事関連時間は、

米国は3時間10分、
ドイツは3時間、
イギリスは2時間46分

となっています。

日本の夫の育児時間は近年、
増加傾向にあるとはいえ、

他の主要国の水準には
まだまだ達していません。

日本は育児・家事ともに
妻が負担を強いられており、

共働きが進む中で、
大きな課題になっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

父親としての育児の関わり方としては、
母親が負担に感じていることを
積極的に助けてあげることが大切です。

育児は「手伝う」のではなく、
父親としてやるべきことであると認識して

しっかりと奥さんと話し合って
役割を分担してくださいね。

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